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Poetry night

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詩と朗読と映像と。
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#甘茶の音楽工房

愛の山越え/詩と朗読 poetry night 第71夜

愛の山越え/詩と朗読 poetry night 第71夜

愛の山越え私は往こう
温かな風に胸はふくらみ
とまどいの谷も
渡らば渡れ

🌒詩と朗読 poetry night 第71夜は「愛の山越え」です。スキマ時間に聴いていただければ幸いです。

*****
「愛の山越え」

愛の山越え私は往こう
温かな風に胸はふくらみ
とまどいの谷も
渡らば渡れ

哀しみの森を抜けて私は往こう 
失くしたものが返らない
後戻りの川に身を映し
繰り返しながら
時は過ぎて

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花も嵐も/詩と朗読 poetry night  第43夜

花も嵐も/詩と朗読 poetry night 第43夜

ここまで頑張って
生きてきたんだもの
ふふふ
これからは もう 軽やかに、さ

*****
「花も嵐も」

努力なんか
したくはない
歯を食いしばってなんか
生きたくはない
振り返らずに
ウチを出よう
こうして君と
手に手をとって

この身に舞い散る
花びらキララ
跡も残さず
私はいくよ
笑いさざめく
裸足の夜に
花も嵐も
投げ捨てて

🌱「詩と朗読 poetry night」
第43夜は「花も

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頬と膝 stand.fm  #37

頬と膝 stand.fm #37

「頬と膝」

嫌われたんじゃないだろうか
私は余計なことを言った
大事なことを伝えられなかった
甘えすぎていた
至らなかった
いつもいつも
私は私は

次の日
あなたの声は
いつもと同じだった
私たちは待ち合わせをして
お茶を飲んで
これからのことを話した
笑って またね、と言った

ひとりになって
頬を膝にのせて座り
明日のことを想う
膝があたたかい

*****
🌿詩と朗読 poetry

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a のうた stand.fm  #35

a のうた stand.fm #35

「aのうた」

天 アマ
天照 アマテラス
天宇受賣 アマノウズメ
葦原中国 アシハラノナカツクニ
青 愛 秋 雨 雨音
朝 朝焼け 逢えない時間
早苗 早乙女 猿田彦 八咫烏  
ハレ ハジマリ わだつみ

降ってくる
はじまりの音 aの音
青い空の彼方から
憧れのように
赦しのように
この地の私たちを
あまねく包みこみ
大いなるはじまりへと導く
言葉をつくった

迷い 焦り 哀しみ憐れみ
貴方

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可惜夜(あたらよ)  stand.fm #32

可惜夜(あたらよ) stand.fm #32

誰にでもある、一生でいちばん幸せな瞬間。その幸せな想いが胸に明かりを灯し、その後の人生をずっと照らしていくような。
*****
「可惜夜(あたらよ)」

その瞬間
ことばということばは
黙りこくった
だだひとつをのぞいては
神がひとに与え給うた
ことばなれども
ただひとつをのぞいては
すべてが意味を失った
明けまく惜しき可惜夜に

あなたの胸から
私の頬に
響き震わす
そのことば

思い出すだに慕

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君に言おう stand.fm #30

君に言おう stand.fm #30

「君に言おう」

何もかも言ってしまいたい
この胸にあること
心のしびれるような
感動や
胸を衝くような
哀しさを
どうしようもない
悔しさや
震えてくるような
この暖かさを
全部ぜんぶ
君に話そう
もう一度
逢えるのなら
今度こそ
今度こそ君に

🌙詩と朗読 poetry night
第30夜は、「君に言おう」
スキマ時間に聴いていただければ嬉しいです(2分半)。

高村光太郎③夜の二人/山麓の二人 stand.fm #29

高村光太郎③夜の二人/山麓の二人 stand.fm #29

私達の最後が
餓死であらうといふ予言は、
しとしとと雪の上に降る
霙まじりの夜の雨の言つた事です。
(高村光太郎「夜の二人」より)

半ば狂へる妻は草を藉(し)いて坐し
わたくしの手に重くもたれて
泣きやまぬ童女のやうに慟哭する
――わたしもうぢき駄目になる
(高村光太郎「山麓の二人」より)

🌙詩と朗読 poetry night
第29夜は高村光太郎の「夜の二人」「山麓の二人」です。
スキマ

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