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後悔しない20代社会人の過ごし方

おはようございます。
47歳になって振り返ってみて思ったことを書いてみようと思います。

社会人における20代は非常に重要です。
特に初めての会社に入ってからの5〜6年がその後の社会人人生を大きく左右すると言われています。
そして体験的に自分自身のことを振り返ってもそのように思えますし、チームや組織をまとめひっぱっていく役割になってから益々そのことへの同意度は増していきました。

なぜ、社会人になってからの5〜6年が大切かというと、社会人としては大学なり、専門学校なり、高校なりを卒業してそれまでの学生と大きくことなるのは享受する側から、労働なり、サービスなり、製品なりを提供したり生み出したりする側へと変わるからです。

その変わったばかりの時は誰しもが、ピカピカの1年生社会人なわけです。
右も左も分からないそんな1年生から6年生ぐらいまでは、小学校の6年が劇的変化が起きたように過ごし方、上司、先輩、同僚、職場環境、自分自身の物の考え方、捉え方次第で雲泥の差をつけていく超絶成長期だからです。

そして6年も経つとそこそこに仕事にもなれるわけですが、それは社会人としての癖というか思考性なども定着していくことを意味します。
いわゆる自分自身の社会人としての型が出来上がるわけです。

そして年齢も30歳に近いところまでくると、その一度作られた型を作り直すのは、現状維持思考が強い人間のサガからすると、相当の覚悟と行動を必要とするのでたいていの場合は変化をすることは選択されません。
しづらいものに気づきを与えるのが上司や先輩などの役割ですが、最終的にはオトナですし、型が出来上がった後は当事者自身が「変わりたい」「成長したい」と本気で思わない限り、外からの働きかけで化けることはありません。

100人いたらよくて1人か2人でしょう。
そして元々、「まずやってみよう」という思考行動の持ち主は同じく1人か2人程度です。
これは大企業だろうか中小企業だろうが同じでした。
もちろん企業規模とそもそもそこに働く人材の質の高低はあります。
それは私の場合は一部上場企業や中小デベロッパー、ベンチャー企業、外資企業などで働いてみて体感的にものすごく実感しています。
いろいろあったけど「やっぱりバンダイナムコって凄い会社なんだな、そこで働いている人たちのレベルは高かったんだな」と心底感じました。

理由はシンプルで、新卒入社では何千人という応募があり数百倍の狭き門を通ってきた人たちを採用していること。
そして、会社の知名度や安定性、資金力、人材力があるので大きな仕事ができるので中途採用でも多くの応募があり、選考をくぐり抜けた即戦力が採用されるからです。

ただ規模の小さい会社にもチャンスはあって、変化や改革やその実行のスピード感は圧倒的に早いので、急激に筋肉質で強い会社に化ける可能性があるということです。
実際、そのような場面に立ち会った経験もありますし、変革の先頭に立ったこともあります。

そんな時に特にまだ型が定まっていない若い人材育成をどれぐらいできるかが大きなポイントです。
そして、中堅や管理職の中にいるキーマン(全体に影響力のある人)が変革の先導者になると一気に流れが変わり始めます。
また、中小企業ほど自浄作用ではなかなか厳しいので中途採用で経験と実行力と突破力と戦略眼と、周りを巻き込む人間力がある人材の活用がキーになります。

若手社員が将来の中核人材にできるかどうかは、その人たちに背中を見せ先頭を立ち、やってみせている中堅社員や管理職やチームのリーダーたちの思考行動の質をいかにあげるかにかかっています。
大手企業は資金力もあるので、そういった層への教育投資をしっかりとしています。
ただ中小企業やベンチャーでもやれることはたくさんあります。
また、そういうステージの会社ほど企業永続性、成長性のためには人材育成が重要になります。

ベンチャーはまずは明日を生き抜くこと、来年を乗り切ること、成果を出していくことを求められますし、そうしないと消えてなくなってしまうので現場仕事をできる人から採用していきますが、ある段階からはそれだけでは会社の成長も将来も担保できなくなっていくので、そのステージでどのような舵を切るかで50人の壁を越えられるか、100人の壁を越えられるか、200人の壁を越えられるか、500人の壁を越えられるかが変わってきます。

そこは社長や経営陣の器にかかっています。
これは体験的に思っていることでもありますが、もっと多くの中小企業を支援している友人の中小企業診断士が言っていました。
最後は社長の器で決まると。

ちなみに私は社長には向いてないので、戦略参謀として支える役割の方が合っていると自覚しています^^
組織人を引退したら中小企業診断士の資格を取って、戦略参謀のお仕事をしようと決めています。

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