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📖『職場のアホと戦わない技術』は一度は読んでも良い本ですよー!

おはようございます。
昨晩から降り始めた本格的な雨でちょっとやる気を削がれている金曜日の朝、みなさまどのようにテンションあげていますでしょうか?w
夜には止むようですが、ガッツリ降っております。

さて、こちらの『スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術』という本は数年前に読んだのですが、一度は読んだ方が良い本だと思いたちまして紹介することにしました。

数年前に実際に職場にアホがおりまして、ストレスを感じていたのとやられている同僚たちが結構いて、どうにかするためにはどうしたら良いかなと思いあぐねていました。
若かりし頃は基本戦闘民族なので、真正面から全力で反撃をして完膚無きまで殲滅という手法一択だったわけですが、それはDead or Aliveになってしまうので、最善手ではないですし、もっとよくないのは排除できたとしても場の空気が汚れるので周囲の直接関係ない人たちにもよくない影響が出てしまうのと、殲滅排除した側も見方によってはよろしくない人認定されるので、ダメだなと。

とは言え、放置すると冗長したり周りの被害者が増えるのでそれはそれで場の空気が壊れていき、生産性を落とし、他責の文化を醸成していったり無関心な人を増やすことに繋がり組織を弱体化させていきます。

実際にそういう人が一人いるだけで組織の生産性は30〜40%も低下するという研究結果もあるとこの本の中でも紹介されています。
経験的にはパーセンテージはともかくとして、その害悪については異論を挟む余地はありません。
また職場は教育機関ではありませんので、厚生や教育を約束する必要もありませんから、退場してもらうことも一つの手段ですが、日本は解雇は難しい国なので、対応に苦慮している方も少なからずいらっしゃると思います。

「アホ」は人を「不安」や「鬱」に陥れるので放置してはいけません。
標的になった人の精神が蝕まれ不安や鬱を引き起こし、『睡眠障害』や『高血圧』の原因になります。
『狭心症』や『心臓発作』の発症リスクを高めるという研究結果もあります。

重症度をチェックする6つの質問


①あなたは職場でゴミ扱いされていると感じているか?
②不愉快な状況はずっと続いているか?
③相手は一時的な『アホ』か、それとも『ホンモノのアホ』か?
④アホは一人だけか、それとも組織全体が病んでいるのか?
⑤あなたにアホを上回る権力はあるか?
⑥アホなやつにどれぐらい苦しめられているか?

アホを避けるための9つのヒント


①距離をとる
②同席するときは離れた場所に座る
③なるべく顔を合わせない
④反応しない
⑤目立たないようにする
⑥盾になってくれる人を探す
⑦同僚とタッグを組む
⑧避難場所を作る
⑨アホの襲来を知らせ合う

考え方を変えて心を軽くするおまじない


①自分は1人じゃないと考える
②自分のせいじゃないと考える
③悪い方に考えすぎない
④アホの中に米粒大の光を見る
⑤アホと同じレベルにならない
⑥アホを許す
⑦ユーモアに変えて笑う
⑧いつかは過ぎる
⑨心理的に距離を置く

反撃する場合に用意するもの


①力
②証拠
③仲間

これだけはやってはいけない7つのタブー


①衝動的にやり返す
②証拠が揃っていないのに戦おうとする
③アホをアホ呼ばわりする
④こっそり復讐する
⑤元凶のアホではなく、その子分をやっつける
⑥おだてて懐柔するつもりが、逆に相手をつけあがらせる
⑦制度を買いかぶらない

原則としては証拠をしっかりと抑え事実ベースで冷静にエスカレーションをすること。
たいていは被害者は1人ではないので、被害者連名で事実ベースでエスカレーションをすること。
基本的には当事者間で直接、真正面からやり合わないこと。

1人の被害者では組織は重要度を正しく捉えないことがあるが、複数の被害者から訴えがあれば当然アラートレベルを高く捉えます。
相手が権力を持っている場合はそれでもどうにもならないので、そういう場合は職場を変えることをオススメします。
どうにもならないのでw
正しいとか正しくないとかではなくてね。
社会とはそういうところなので。

詳しくは本を購入されて読んでみてください。
ヒントがたくさん載っています。


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