プロの仕事の流儀に国籍は関係ない話
おはようございます!
昨日、今日と真夏日から脱却して過ごしやすいですね。
少しは秋に近づいてるのか？
来週後半はちょっと天気が崩れるようです。
さてさて、昨日はUSの企業と時差の関係で朝8時からオンラインMtgをしていました。
先月末にロサンゼルスまで2泊4日の弾丸出張で訪問した企業から、先週最初のアウトプットの提示があり、そのフィードバックMtgをしました。
コロナ渦の海外出張については下記のマガジンにまとめていますので、無料ですしよろしかったら読んで頂けると嬉しいです。
USの企業と仕事をするのは実に10年ぶりです。
この10年は中国企業に所属したり、中国企業との仕事が多くて縁がありませんでした。
中国へは2年間は毎月訪中し、ほぼ10日〜14日程ホテル暮らしをしていました。
中国のエンタメ企業は成長期で、20〜30年前の日本のゲーム業界の熱狂が感じられ、みんな情熱的にゲーム開発をしていて技術的にもクオリティー的にもまだまだですが、勢いとやる気を感じました。
中国での体験記は下記のマガジンにまとめていますので、こちらも宜しかったら読んでください。
今回の久しぶりのUS企業との仕事では、大ベテランで実績も無茶苦茶あるレジェンドクラスのクリエイターと仕事をしているのですが、国も言語も違いますがモノ作りで大切にしていることや考え方、アプローチなどは共通していることが多く、刺激的でExcitingな仕事をしています。
私たちが提示した情報をもとにアウトプットの初稿をドキドキワクワクしながら待っていたのですが、ファイルの1ページ目を見ただけでビビっときました。
想像を超えるクオリティーと練り込みがされた案が多数作られており、そのどれもがしっかりと考えられて作られており、私たちが提示したものをそのままアウトプットしているのではなく、そこにプラスした超えるものを出してきてくれました。
そうなのです。
プロの仕事、特に一流の人達は1stタッチの質と量がそもそも圧倒的なのです。
そしてスピードも早いです。
一流の人達は当然、コストも高いのですがこの1stタッチの確度の高さ、そして10提示したら15とか20を返してくる。
しかもイマジネーションを働かせて、新たな提案も盛り込んでくるのです。
なので、結果的には早く目指すべきものに到達できるのでコストパフォーマンスも高いのです。
よく分かっていない人は、コストそこそこのところへ頼んだり、安いところに頼むのですが、そちらの方がコミュニケーションコストやラリーの時間が増えて結果的に発注コスト以外に、自分たちのコストが多くかかったり、残念な場合だと更に作業まで巻き取ることになったり、発注を別でし直したりということになって、最初から一流の人にコストは高いが頼んだ方が安かったということになることが少なくありません。
私もゲーム業界でプロデューサーを長年していますし、25年も働いているのでそのような失敗を若い時にしたこともありますし、自分自身もクリエイターなので今はそのようなミスジャッジしません。
なので、今回も妥協せず一流のクリエイターへ声をかけて口説いた次第です。
弾丸出張で訪問した効果も絶大で、私の本気度合いも伝わりましたし、どんなクリエイターなのかも通じたのでとても情熱的に取り組んでくれていて、楽しんで仕事しているのもわかります。
Mtgでも真剣なやりとりの中にも笑いが絶えず、とても良いコラボレーションができています。
これぞ売れる面白いプロジェクトの必須条件だと私は思っています。
これまで手掛けて成功してきた時の勝ちパターンに乗ってきているのが分かるので、さらに妥協せずに関係者とガッチリと組んでともに努力して最高の結果を獲得できるようにチームマネジメントをしていきます。
ここから様々なトラブルや問題が発生し、それらを知恵を絞り関係各位と力を合わせて解決していく日々が来るのですが、きっと素晴らしいプロダクトを完成させることができると確信しているので、情報開示をできる日が楽しみです。
来週金曜日は1時間早めて朝7時からオンラインMtgを行います。
今週のフィードバックと議論を踏まえてどのような修正案が上がってくるのか楽しみです！
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