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マーケティング特集

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自分で投稿したマーケティングについての記事をマガジンにまとめて、読みやすくしました^^/
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記事一覧

今日から使える商品企画の方法を紹介!

おはようございます😄 今日は商品企画について書きます。 これは私が学んで実践している方法になります。 元々はP&Gや花王、ユニ・チャームなどのマーケティングカンパニーが作り上げた方法です。 日用品、日雑品の世界が先進的にマーケティングに取り組み体系化したものを私は株式会社ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)時代に学ぶ機会があり、そこから実践し続けているものになります。 もちろん日用品とゲームでは少々異なる点もあるので、カスタマイズしたものになります。 まず商品企画

商品企画をする際にまず考えるべきことをレクチャー😃

おはようございます! 今日は商品企画をする際にまず考えた方が良い大事なことについて書きました。 企業におけるマーケティングの実務において、経営戦略とはシンプルに言うと「顧客戦略」と「製品戦略」と「価格戦略」です。 つまり考え整理すべきことは お客様は誰か? 製品は何か? 価格はいくらか? ということになります。 どんなお客様のどんなニーズに応えるどんなベネフィットを提供する製品をいくらで提供するのかということが合致していなければ、売れる製品にはなりません。 そ

Gガンダムがガンダムを拡張した!ブランドストレッチには破壊的イノベーションが必要。

おはようございます😀 みなさん「機動武闘伝Gガンダム」ご存知ですか? 数あるガンダム作品でも異彩を放つ作品で、今から27年前の1994年かせテレビ朝日系列で毎週金曜日17時から放送されていたアニメです。 時代はちょうど格闘ゲームが流行っていたのもありましたが、世界の覇権を格闘技大会「ガンダムファイト」で争うという設定で、各国代表選手が操るガンダム同士が戦うというものです。 放送開始直後は散々な評判で、ガンダム作品への冒涜という声が大きかったのですが、主人公の師匠である東方不

商品・ブランドネーミングの4大原則

おはようございます! 昨日に続いて商品ネーミング、ブランドネーミングについて書きました。 ではさっそく続きを^^ ネーミングには  ①読みやすい  ➁口に出して言いやすい  ③耳で聞きやすい  ④覚えやすい という4つのネーミング基本原則と呼ばれるものがあります。 ▼第一原則「読みやすいものであること」 私たちは、初めてあるまとまりのある文字に接するとき、瞬間にパッと、例えば4文字が一度に読めるのではなく頭の中で1文字ずつなぞっていって、それを繋げて一つの音の響きにして

商品ネーミング、ブランドネームの秘訣を紹介!

製品ネームやその製品がブランドそのものを代表に育った場合にはブランドネームとなるわけですがネーミングは商品開発において非常に重要な要素の一つです。 商品開発において、競合商品に対してHUT(Home Use Test)やBHUT(Blind Home Use Test)で60:40以上のスコアで勝つ製品を考え出すのがマーケターやプロデューサーの重要な役割です。 しかし、それらの役割の人たちには重要な仕事があと2つあります。 それは「ネーミング」と「パッケージング」です。

なぜビジネスでストーリーが重要視される時代になったのか解説します

マーケティングの話になります。 いかに物やサービスを売るかという話で、特に作ったものを知ってもらう部分の話になります。 商業である以上、誰のための物作りかというと、それは消費者のためです。 消費者が欲している物やサービスを生産代行するのか企業の存在意義です。 そこで働く社員はそれを実現するために日々、仕事をするわけです。 そうするとどのような消費者がいて、消費者はどのような物やサービスを欲しているのかということを見つけ出すことが至上命題になります。 その見つけ出すための考

消費者に商品は2度評価されていることをご存じですか?

みなさんCP理論という言葉を耳にしたことあるでしょうか? CとはConcept PとはPerformance なのですが、簡単に説明をするとConceptは商品やサービスの購入前に消費者に興味を持ってもらったりするためのもので、Performanceは商品やサービス購入後に消費者に体感してもらう中身(価値や効能)のことです。 例え話として🎬映画に置き換えるとわかりやすいので、よくこのように説明しています。 📺テレビCMやポスタービジュアルなどを見て「この映画は面白そう!」

消費者の未充足ニーズを引き出す魔法の質問

みなさん、こんばんは😃 ここのところオリンピックなど時事ネタが続いていましたが、今日はマーケティングについて久しぶりに書いていきます。 今回書く事と関連した過去投稿も貼っておきます! マーケティングリサーチでは、いかに未充足で強い潜在ニーズを探り出すのかということが、ヒット商品を企画する際に大事になってきます。 ではどのようにそれを探り出すのかということですが、実は魔法の質問があります。 「本当はやりたくないけどしていることを教えてください」 です。 特に消費者の生活上

【マーケティング】消費者の購買行動を紐解くCP理論

以前投稿した「消費者に商品は2度評価されていることをご存じですか?」の続きになります。 二度評価するということを前提として消費者の購買行動とどのように繋がっているのかというお話を今回は書いていきます。 CPとはConceptとPerformanceのことでしたね。 そして、消費者は購入前にも商品やサービスを評価していて、購入後にも評価しているということを書きました。 消費者に購入しようと思わせる力がまさにConceptの力になります。 ここだけが取り出されてマーケティング

商品ネーミングの秘密 ~ネーミングで売上は劇的に変わる~

みなさん、今日はマーケティングの中でもネーミングについて書きたいと思います。 実験的にこちらの記事を初の有料記事化してみました。 試行錯誤中となりますので加筆などしたりしていくと思いますが、よろしくお願いします! ・ネーミングについてそこまで重要なのか? ・また良いネーミングとはなんなのか? ・ネーミングのコツとはなんなのか? ということについて原理原則を体系的に学ぶまで、私は理解が乏しかったです。 またどれほど重要なのかということについても分かっていませんでした。 あら

【マーケティング】消費者ニーズは3層構造✖️2種

ニーズという言葉は少なからずビジネスマンをしていると、耳にしたことがあると思いますが、私もしっかりと学ぶまでモヤモヤした理解でした。 それもそのハズで、学校で体系的に学ぶことがない領域で専門分野だからだと思っていますが、実のところどんな商売(商品開発)をするのにも知っておいた方が良い、知っていて損はない知識なのでご紹介したいと思います。 ニーズといっても実は上図のように3階建ての構造になっています。 ▼Haveニーズ🛒(表層ニーズ) 下位のニーズでもっとも達成しやすく、手段

以外と知らない消費者(ターゲットユーザー)は1人とは限らない話

商品開発で意識しているようでしていないターゲットユーザーが1人とは限らない話について書きたいと思います。 前回に続き、これはマーケティングの話になります。 ターゲットユーザーは1人だけと思いがちですが、実はそうとも限りません。 例えば私が所属していたバンダイナムコグループの中にある玩具事業を主観しているバンダイという会社があります。 みなさんも少なからず一度はバンダイの玩具で遊んだことがあると思います。 私も戦隊シリーズの超合金ロボットや仮面ライダーなどの商品にお世話にな

マーケティングを知りたい人はこの記事をまずは読みましょう!

とても素晴らしい記事を徳力さんが紹介されていて、私も読んで感銘を受けたので、ご紹介します! P&Gで活躍されていた大倉さんの投稿になります。 読み応えのある超大作になっています。 読むのに時間が必要ですが、読む価値は2000%あります。 私もマーケティングについて、師と仰ぐ偉大な先人から学ぶ機会があり、実践して今日まできていますが、大倉さんの書かれている内容も久々に共振するとともに感嘆し、感銘を受けました。 ここのところはUSJをV字回復させた森岡毅さんの本以外にそこまで

マーケティングリサーチ≠アンケートであることを知ってもらいたい

私もそうだったのですが、マーケティングリサーチはアンケート的に消費者(ユーザー)から意見を聞くことだと捉えていました。 しかし、それはまったく当てはまりません。 アンケートで商品開発に有益な情報が拾えないとは言いませんが、少なくともその行為はマーケティングリサーチではないです。 そもそも大前提として、真のマーケターは未充足の強いニーズを見つけ出し、商品化(商品開発)することを志向しています。 アンケートのような手段で消費者に 「どんな商品やサービスが欲しいですか?」 と聞く