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Gガンダムがガンダムを拡張した!ブランドストレッチには破壊的イノベーションが必要。

おはようございます😀
みなさん「機動武闘伝Gガンダム」ご存知ですか?
数あるガンダム作品でも異彩を放つ作品で、今から27年前の1994年かせテレビ朝日系列で毎週金曜日17時から放送されていたアニメです。

時代はちょうど格闘ゲームが流行っていたのもありましたが、世界の覇権を格闘技大会「ガンダムファイト」で争うという設定で、各国代表選手が操るガンダム同士が戦うというものです。
放送開始直後は散々な評判で、ガンダム作品への冒涜という声が大きかったのですが、主人公の師匠である東方不敗などのキャラクターが受けたのと、小学生を中心とした低年齢層からは支持され、20代後半にも人気が出たのもあり、ガチャガチャを中心に展開されていたSDガンダム市場を活性化させるといった効果も出しました。

キャラクターデザインには、島本和彦先生も参加されており、新しいガンダム作品の形、実現をした転換点になった作品だったと私は認識しています。
それまでのガンダム路線とはかけ離れたものですし、富野監督が関わらなくてもガンダムが作れるということの証明にもなりました。
そして、課題だった低年齢層の獲得ということに成功したのは大きかった。
その後、ウィングガンダムがあり、SEED、00がありという形で女性も取り込んでいった作品群の誕生へと繋がっていったと考えています。

人気のシリーズ作品で、このような挑戦をすること自体が大きな賭けに近いですから、実行に踏み切ったのは相当な胆力が必要だったのではないかと思います。
ちなみにその後も若年層を獲得しようとする試みはされていますが、成功はしていないのが実情です。
どんどん高齢化していくガンダムファンという問題は、けっこう大きいと思っていますが、実際に可処分所得を持つ大人をマスターグレードシリーズなど、高価格帯製品で成功させているので、少子化の時代にあってはその路線の重要性は低くなっているのかもしれません。
しかし、次のファン層を育成していかないといずれ誰もいなくなってしまう問題は横たわるので、子供の心を掴む作品は必要な気はしています。

子供とまでは言わなくとも10代後半や20代の子供時代にガンダム作品に心奪われたという体験のない世代へのアプローチは必要と思います。
なろう系ガンダムとか?w
それは冗談ですが、なにかまた挑戦的な作品を生み出すことはするのではないかなと思います。

ガンダムシリーズも42年目。
うちの中学生の息子は、ガンダムUCに少し興味をもった時期もありましたが、完全になろう系世代なので興味はもっていないです^^;
個人的には閃光のハサウェイなど、見応えのあるガンダム作品が提供されているのは喜ばしいことですが、心配ではあります。
部下の20代の子たちもガンダムにそこまで関心ないですし。
バンダイナムコグループを離れていますが、個人的にも好きなブランドなので、これからも注目していきますw

閃光のハサウェイもガンダムUC(TV版)もAmazonPrimeで無料で観ることができるので、まだ観ていない方はぜひ!

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