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【マーケティング】消費者ニーズは3層構造✖️2種

ニーズという言葉は少なからずビジネスマンをしていると、耳にしたことがあると思いますが、私もしっかりと学ぶまでモヤモヤした理解でした。
それもそのハズで、学校で体系的に学ぶことがない領域で専門分野だからだと思っていますが、実のところどんな商売(商品開発)をするのにも知っておいた方が良い、知っていて損はない知識なのでご紹介したいと思います。

ニーズの層構造

ニーズといっても実は上図のように3階建ての構造になっています。
▼Haveニーズ🛒(表層ニーズ)
下位のニーズでもっとも達成しやすく、手段的なもので満たすことができるのですが、その分、移ろいやすいニーズでもあります。
具体的には「●●ブランドの服が欲しい」「車が欲しい」といったものがこれにあたります。
別名としては"所有ニーズ"と呼ばれています。

▼Doニーズ🍻(深層ニーズ)
これはHaveニーズよりは少し達成しにくいものになりますが、こちらも手段的なもので満たすことができるため、移ろいやすいニーズです。
具体的には「痩せたい」「旅行に行きたい」といったものがこれにあたります。
別名としては"行為ニーズ"と呼ばれています。

▼Beニーズ😁(幸福追求ニーズ)
もっとも高位のニーズなのですが、そのニーズを満たすことが難しいものになります。
どうしてかと言いますと手段では満たすことが困難なニーズだからです。
具体的には「幸せになりたい」「いつまでも健康でありたい」といったものがこれにあたります。
別名としては"存在ニーズ"と呼ばれています。

このように一言でニーズと要っても大きく3種類に分類されています。
もちろんそれぞれのニーズの中でも段階がありますので、実際は無数のニーズが存在します。

上位のニーズへ行けば行くほど目的性が高くなります。
また、直接的な達成手段、方法も少なくなっていきますが上位のニーズ程、消費者にとっては強いニーズとなっています。
「幸せな人生を送りたい」といったニーズを持っていない人は皆無に等しいと思いますし、なかなかそれが達成されないのでより強くなるとも言えます。

なので成功商品を作る時にはなるべく上位のニーズであることが望ましいと言えますし、そこにはライバル商品・サービスが少ない可能性が高く、また普遍的なニーズになるのでより多くの人々が持つものであるので、市場性が高く、成功した時のリターンが大きくなるからです。

ちなみにBeニーズにもっともFitしている社会的システムは、私は"宗教"だと考えています。
ただし、宗教は商売ではありませんので私のように商品開発や事業開発を生業にしているものとしては、Beニーズの商品化は究極目標の一つであります!
難しいのですが^^;

次回は更に突っ込んで、潜在ニーズ顕在ニーズについて書こうと思いますので、よろしくお願いします🙇🏻‍♂️

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