(27日目) Imagination killed us
「仕事が終わらない…」とぼやいている人がいる。
もちろん本当に終わらない人もいるだろうが、たまに終わった仕事でもいつまでも、(ああすればよかった)(こういうやり方あるのかな?)(トラブル起きたらどうしよう…)という風に想像力を使って自分の中で「終わっていない」ことにしている人がいる。
大概において、真面目、かつ想像力豊かな方に多く見られる傾向だ。
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「終わる」とはどういうことか?
定義は人それぞれだと思うが、最近僕は特にこの「終わる」を心がけてモノゴトに取り組んでいる。
とにかく、自分の中で区切りをつけるのだ。強制的に。そして、そのことについてとにかく「忘れる」。もちろんきっちりメモを残して、だ。
終わった、というだけで人間はリラックスできる。そして、それに関連したことがまた始まったとしても、それはまったく新しい次元のことで、まっさらな状態から取り組むことができる。
人間の想像力は無限大で、それこそ宇宙の広さに匹敵する。ただ、自ら想像したものを自らに求めるようになるので、想像しすぎる、という行為は諸刃の刃となる。
だから、まず、想像すべきことを限定させる。なるべく散漫な想像は行わない。
そして、終わったあとはすっぱり忘れる。想像もしない。脳みそを休ませる。
では、長期的にやらなくてはいけないことに取り組む場合はどうするか?
そんなときは、なるべくその仕事に区切りを入れるよう計画を行う。そして、きちんとその区切りごとに期間と達成すべき質を明確にし、アウトプットにかけるべき力をコントロールする。
あえて「ここまで!」という仕事のしかたを自らに赦す。
想像力に殺されないために、自らを赦す
それは決して怠けるということではない。目的を達成するために、きちんと自らをコントロールする、という行為だ。
ということで、今日はだらだらします。
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