見出し画像

【読書の秋】プロレススーパースター列伝 〜なつかしのB・I砲! G馬場とA猪木

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。

読書の秋ということで、こちらを読んでみました。

『プロレススーパースター列伝』の第7〜8巻。

『列伝』は1980年から1983年まで『週刊少年サンデー』で連載されたプロレス劇画の金字塔です。
原作が梶原一騎で、作画が原田久仁信はらだくにちか

第7〜8巻に収録されているのは「なつかしのB・I砲! G馬場とA猪木」編。
"東洋の巨人" ジャイアント馬場と、"燃える闘魂" アントニオ猪木の物語です。

1960年9月30日、日本プロレスの台東体育館大会でデビューを果たした馬場正平と猪木寛至。
エリートの馬場と雑草の猪木が、ライバル心を燃やしながら一流レスラーに成長するさまを『巨人の星』や『あしたのジョー』『タイガーマスク』『空手バカ一代』などの原作者として知られる梶原一騎が、虚実ないまぜに書き上げています(虚構、誇張が多めだけど)。

小学生時代に揃えたコミック全17巻は親に捨てられてしまったので、2012年に中古で買い直しました。
BI編を読んだのはそのとき以来なので、10年ぶりです。

久々に読んでみたわけですが、やはり最高ですね。
『列伝』ファンにはおなじみの「バッキャロ!!」が出てくるたびに、にやけてしまいます。

BI編と謳いながら、猪木さんのエピソードを中心に構成されているのも、猪木派としては嬉しい限り。

当時、梶原一騎は新日本プロレスと交流が深かったんですね。
『列伝』の表紙に「協力・アントニオ猪木」とクレジットされていて、作中に「アントニオ猪木(談)」で締める猪木さんの短いコメントが頻繫に登場します(実際は、梶原が書いていたらしいけど、)。

ブラジル移住、コーヒー農園、砲丸投げ、力道山にスカウトされて日本プロレス入り、馬場との出会い、デビュー戦、付き人時代、カール・ゴッチに弟子入り、渡米、東京プロレス、板橋事件、日プロ復帰、BI砲、卍固め、倍賞美津子と結婚、ダラ幹どもの陰謀により日プロを除名、新日本プロレス旗揚げ、異種格闘技戦・・・。

(虚実ないまぜではあるけれど)10月1日にご逝去された猪木さんの半生をふり返ることができるので、ぜひ。

電子書籍で読めるようですね。


猪木さんについて書いた過去記事もご覧いただけましたら幸いです。


※以上で終了。「投げ銭」でサポートしていただけましたら大変助かります。

#アントニオ猪木 #ジャイアント馬場 #BI砲 #プロレス #プロレススーパースター列伝 #梶原一騎 #原田久仁信 #今こそ読みたい神マンガ

ここから先は

29字

¥ 100

この記事が参加している募集

今こそ読みたい神マンガ

サポートしていただけましたら大変助かります。 いただいたサポートは、両膝の前十字靭帯再建手術と変形腰椎症の治療に使わせていただきますので。