GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる

いつだって、起業家の感性が常識にとらわれない世界観を生み出してきました。GOB Inc…

GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる

いつだって、起業家の感性が常識にとらわれない世界観を生み出してきました。GOB Incubation Partnersは、起業家の世界観に投資をして、共に事業をつくっています。起業家と共に、社会の枠を飛び越えていきます。 https://gob-ip.net

マガジン

  • 事例|企業・自治体における新規事業開発

    さまざまな企業や全国の自治体に対して、新規事業を生み出す仕組み設計から、プログラム運営、個別プランへの伴走まで広くサポートしています。その事例をまとめました。そのほかの事例はこちら(https://gob-ip.net/newbusiness)もご覧ください。

  • ポスト資本主義の経営モデル|見識業への道

    従来の利潤を中心とした「利潤資本主義」から、人にとって良いことを判断基準とする「倫理資本主義」へと社会がシフトしています。そうした新しい時代に求められる経営モデルを、私たちGOB Incubation Partnersは「見識業」と定義。その実現に向けたプロセスを考察しています。

  • ローカルから「世界観」起業

    「LOCAL START-UP・GATE」は、地域の起業家を対象に、世界観ファーストで事業を立ち上げていく4ヶ月間のプログラム。 2023年9月に第1回プログラムがスタートしました(第1回は秋田、鹿児島、石垣島の3地域で展開中です)。2024年初旬に第2回の開催を予定しています。 詳しくはこちら:https://gob-ip.net/contact-lsg

  • 小説で読む起業

    この小説では、主人公の洋子が起業家として成長するさまを描きます。ストーリーはフィクションですが、起業家としての失敗や苦労、成功法則はすべて、起業や新規事業開発における実際の現場での体験、知見に基づいたものです。圧倒的にリアルで生々しい、洋子の起業家としての歩みを、共に見ていきましょう。

  • 新規事業開発の罠

    私たちGOB Incubation Partnersでは、企業内から新規事業を生み出すための制度設計や組織開発に伴走しています。輩出事業に対して、投資をして経営参画するケースも増えつつあります。私たちが企業や起業家とともに経験してきた失敗や乗り越えてきた課題を「新規事業開発の罠」としてまとめました。

最近の記事

新規事業提案制度は「2年目」が落とし穴、乗り越えるヒント

社内から新規事業を公募する「新規事業提案制度(社内ベンチャー制度)」を取り入れている企業が増えました。 リクルート「Ring」やソフトバンクの「ソフトバンクイノベンチャー」などが有名ですが、都市圏の大企業に限らず、中小企業や地方企業でも公募型の新規事業創出の仕組みを採用しています。 当社GOB Incubation Partnersも、大小さまざまな企業の制度設計やプロジェクト運営から実際の事業検証プロセスまで伴走支援をしています。 さて、そんな新規事業提案制度で問題に

    • 石垣島「やえやまファーム」に学ぶ、地域での事業の作り方

      2023年9月に始まった「LOCAL START-UP・GATE」。世界観ファーストでの事業づくりをコンセプトに、秋田、鹿児島、石垣島で開催。3拠点合計20人ほどの参加者とともに、プログラムが進行中です。 過去の様子はこちらから> さて、「LOCAL START-UP・GATE」の特徴の1つが、3拠点それぞれで開催する「フィールドワーク」です。その地域ですでに事業を立ち上げている起業家と共に地域を回りながら話を聞きます。 今回は、10月末に石垣島で開催したフィールドワー

      • 私たちがハマった「新規事業の罠」10選——占有率より売上拡大、初期の営業代行頼り、いたずらなマーケ強化など

        新規事業を輩出するために、アクセラレーションプログラムや新規事業提案制度(社内ベンチャー制度)などを通じて、社内から事業アイデアを公募するケースは多いと思います。 私たちGOB Incubation Partnersも、そうした企業の制度設計や組織開発に伴走してきました。さらにここ数年は、それらの制度から生まれた事業に対して投資を行い、経営参画しながら事業成長にコミットするケースも増えつつあります。 投資する際にGOBが大切にしているのが「世界観」です。常識にとらわれない

        • 世界観ファーストで事業をつくる「LOCAL START-UP・GATE 」が秋田、鹿児島、石垣島で同時キックオフ

          「世界観ファーストで事業をつくる」を合言葉にスタートした「LOCAL START-UP・GATE」。 世界観ファーストで事業を立ち上げていく4ヶ月間のプログラムで、秋田、鹿児島、石垣島の3地域での同時開催です。 9月23日のキックオフの様子を紹介します。 「LOCAL START-UP・GATE」の詳細はこちら> “おもしろい”事業はどこから生まれるのか——。プログラムは、この問いかけから始まりました。 私たちGOBがこれまで、社会価値と経済価値を両立させた事業の立

        新規事業提案制度は「2年目」が落とし穴、乗り越えるヒント

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 事例|企業・自治体における新規事業開発
          GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる
        • ポスト資本主義の経営モデル|見識業への道
          GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる
        • ローカルから「世界観」起業
          GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる
        • 小説で読む起業
          GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる
        • 新規事業開発の罠
          GOB Incubation Partners(株)|起業家の世界観を社会に広げる

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          秋田のキャンプ場で「会議」を再考——「こんな会議はイヤだ」3 選

          リモート枠中心の働き方が浸透して以降、仕事の中で会議が占める割合はますます増えているようです。 米国の調査ですが、会議に費やす時間が2020年以降、年平均で10%ずつ増加しているというデータもあるようですり。 会議が増えること自体の良し悪しは議論が分かれるところですが、いずれにせよ仕事の大部分を占めている会議の時間をより良いものにすることは、より良い組織を作っていくポイントの1つなのではないでしょうか。 私たちGOB Incubation Partnersでは、2023

          秋田のキャンプ場で「会議」を再考——「こんな会議はイヤだ」3 選

          ECサイト上で洋服の似合う度を可視化、アパレル企業の需要予測にも活用できる「FukuMikke」:Iqilu・會澤茉那

          「通販で買った服が、似合わなかった」という経験、ありませんか? 商品が届いて実際に着てみたら、なんだかパッとしない。似合わない......試着ができないネットでの洋服購入には、こうしたリスクがつきものです。 Iqilu(いきる)株式会社の代表、會澤茉那(あいざわ・まな)さんは、このようなファッション通販におけるユーザーの課題と、アパレル企業側が持つ在庫リスクを解決するアプリを開発しています。その名も「FuKuMikke(ふくみっけ)」。サービス内容や開発のきっかけ、今後の展

          ECサイト上で洋服の似合う度を可視化、アパレル企業の需要予測にも活用できる「FukuMikke」:Iqilu・會澤茉那

          海外人材と日本企業をつなぐ就労アプリ——慶應SFC発、21歳ながら2度目の起業:WoW SPACE・三浦紘勇雅

          日本では今、少子高齢化による労働力不足が深刻になりつつあります。一方、諸外国においては、さまざまな理由から自国での就労が難しく、海外に仕事を求める人が多くいます。 今回は、そうした海外人材と日本企業を結びつける就労マッチングアプリ「WoW Academy」を開発し、事業を展開する株式会社WoW SPACEのCEO、三浦紘勇雅(みうら・ひゅうが)さんに話を聞きました。 大学2年生でWoW SPACEを創業三浦さんたちが開発しているアプリ「WoW Academy」は、日本での

          海外人材と日本企業をつなぐ就労アプリ——慶應SFC発、21歳ながら2度目の起業:WoW SPACE・三浦紘勇雅

          元ライフセービング日本代表が砂浜を守る、海岸侵食を解決するアプリ「Be-conn」:ビーコン・廣田諒

          近年、世界各地で「海岸侵食」が深刻化しています。海岸侵食とは、簡単に言うと、砂浜が消えてしまうこと。「海岸に定着する土砂の量」よりも「海に流出する土砂の量」が上回ることによって起こり、気候変動やダム建設のような土砂の流れに影響を与える開発工事などが要因とされています。国内でも2050年には、2000年時点と比べて砂浜の25%〜50%が消失するとの予測もあります(*1)。 この海岸侵食という社会課題を解決するために、アプリ「Be-conn(ビーコン)」を開発しているのが株式会

          元ライフセービング日本代表が砂浜を守る、海岸侵食を解決するアプリ「Be-conn」:ビーコン・廣田諒

          西表島でEVのトゥクトゥクを走らせる、hop on・松本亮さんへインタビュー

          現在、松本さんが住んでいるのは、沖縄県の南西部、石垣島からさらに西に進んだ西表島(いりおもてじま)です。地理的には、那覇よりも台湾に近い場所にあります。 松本さんは現在、この地でEV(電気自動車)のトゥクトゥクを走らせようと奔走中です。 なぜ西表島なのか、なぜトゥクトゥクなのか——そこに込められた松本さんの感性と世界観をインタビューで探ります。 旅行がきっかけで、トゥクトゥクを石垣島へ持ち込み2023年7月、インタビューのためにZoomをつなぐと、少し日焼けした松本さん

          西表島でEVのトゥクトゥクを走らせる、hop on・松本亮さんへインタビュー

          石垣島の食で「薬がいらない製薬会社」:やえやまファーム・中家勝則

          「薬がいらない製薬会社を目指したい」 沖縄の石垣島を拠点にした「やえやまファーム」は、ロート製薬のそんな想いから生まれた子会社です。 農畜産物の生産から流通までできる限りのロスを減らしたサステナブルな「循環型6次産業」を通じて、沖縄から世界中の人々の健康を食で支えることを目指しています。 2023年4月から代表を務める中家勝則(なかいえ・かつのり)さんに、やえやまファームの取り組みや事業の先に描いている世界観を、メールインタビューで聞きました。 ——まずはやえやまファ

          石垣島の食で「薬がいらない製薬会社」:やえやまファーム・中家勝則

          昆虫が廃棄物問題を解決する糸口に——秋田の双子起業家が挑む:TOMUSHI・石田陽佑、石田健佑

          「大好きなカブトムシの活躍でサステナブルな社会を」 秋田で株式会社TOMUSHIを創業した石田陽佑(ようすけ)さん、石田健佑(けんすけ)さんは、幼少期から大の昆虫好き。そんな二人は現在、カブトムシをはじめとした昆虫を、廃棄物の処理などに活用しています。 お二人に、現在の取り組みの背景や事業の先に描いている世界観を、メールインタビューで聞きました。 TOMUSHIは「昆虫の力でゴミを資源化し、世界の資源不足を解消する」をビジョンに掲げています。 有機廃棄物処理から資源化

          昆虫が廃棄物問題を解決する糸口に——秋田の双子起業家が挑む:TOMUSHI・石田陽佑、石田健佑

          “非合理”な地方だからこそ埋もれた感性を事業で届ける——LOCAL START-UP・GATE初開催に寄せて

          秋田、鹿児島、石垣島の3地域で開催する「LOCAL START-UP・GATE」は、各地の起業家を対象に、世界観ファーストで事業を立ち上げていく4ヶ月間のプログラムです。 LOCAL START-UP・GATE募集要項・お申し込みはこちら> https://gob-ip.net/contact-lsg 9月23日の開催に先立って、LOCAL START-UP・GATEを運営するGOB Incubation Partnersの高岡泰仁(代表取締役社長CEO)に話を聞きました

          “非合理”な地方だからこそ埋もれた感性を事業で届ける——LOCAL START-UP・GATE初開催に寄せて

          保育士を企業に派遣「ペアサポ保育」で職場環境を改善する:ピクニックルーム・後藤清子さん

          子育てには何かと不安や悩みがつきものです。働きながら子育てをしている人にとっては、時間もない中で、身近で相談できる相手は限られています。こうした現状に対して、株式会社ピクニックルームでは、保育士を企業に派遣し、職場の中で相談を受け付ける「ペアサポ保育」事業を展開しています。 同社代表取締役の後藤清子(ごとう・きよこ)さんに、事業立ち上げのきっかけや、現在の保育業界における課題を聞きました。 子育ての身近な相談役「ペアサポ保育士」ピクニックルームでは、保育士を企業に派遣し従

          保育士を企業に派遣「ペアサポ保育」で職場環境を改善する:ピクニックルーム・後藤清子さん

          “日本ならでは”臨床工学技士の医療機器管理、教育ノウハウを海外展開:Redge・稲垣大輔

          日本における医療機器の管理、教育システムは世界的にも最高水準のシステムが整っています。それを専門的に支えているのが臨床工学技士と呼ばれる資格を持つ人たちです。 株式会社Redge代表取締役の稲垣大輔(いながき・だいすけ)さんも、この臨床工学技師の1人です。日本での管理、教育ノウハウを落とし込んだ医療システムを、アジアやアフリカ向けにカスタマイズして展開している稲垣さんに話を聞きました。 臨床工学技士から起業Redgeは、日本における医療機器の管理や教育のノウハウを、アジア

          “日本ならでは”臨床工学技士の医療機器管理、教育ノウハウを海外展開:Redge・稲垣大輔

          やる気不要の自習サービス「ヤルッキャ」開発の裏側:Herazika・森山大地

          「人間が生まれながらに持っている怠惰性をいかに解決するか」 小学生向けのオンライン自習室「ヤルッキャ」を運営する株式会社Herazika(ヘラズィカ)代表取締役の森山大地(もりやま・だいち)さんは、事業の根底にある思いを話してくれました。 2023年2月にサービスを大幅にアップデートした森山さんの事業へのこだわりを聞きました。 習い事が続かない娘の様子が「ヤルッキャ」開発の気づきになったHerazikaが提供している「ヤルッキャ」は、小学生向けのオンライン自習室です。

          やる気不要の自習サービス「ヤルッキャ」開発の裏側:Herazika・森山大地

          クラフトビール製造での廃棄物を紙製品へアップサイクル——ものづくり未経験の2人が半年で量産にこぎつけた開発の裏側:kitafuku・松坂匠記/松坂良美

          クラフトビールの製造過程で出るモルト粕をアップサイクルした「クラフトビールペーパー」を開発する株式会社kitafuku。最近では、海外からも取材を受けるなど、注目を集めています。 同社代表取締役の松坂匠記(まつざか・しょうき)さんと、取締役の松坂良美(まつざか・よしみ)さん夫妻に話を聞きました。 緊急事態宣言で廃棄に着目、クラフトビールペーパー開発のきっかけ「『kitafuku』という社名は、妻の出身地である北海道と、私の出身である福岡の頭文字を組み合わせました。お互いの

          クラフトビール製造での廃棄物を紙製品へアップサイクル——ものづくり未経験の2人が半年で量産にこぎつけた開発の裏側:kitafuku・松坂匠記/松坂良美