ウゴイテワカル研究所:未来の事業を作る実践録
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クラフトビール製造での廃棄物を紙製品へアップサイクル——ものづくり未経験の2人が半年で量産にこぎつけた開発の裏側:kitafuku・松坂匠記/松坂良美
クラフトビールの製造過程で出るモルト粕をアップサイクルした「クラフトビールペーパー」を開発する株式会社kitafuku。最近では、海外からも取材を受けるなど、注目を集めています。
同社代表取締役の松坂匠記(まつざか・しょうき)さんと、取締役の松坂良美(まつざか・よしみ)さん夫妻に話を聞きました。
緊急事態宣言で廃棄に着目、クラフトビールペーパー開発のきっかけ「『kitafuku』という社名は、
審査員のホンネ——新規事業の審査会では、採点表より〇〇がほしい!
新規事業開発の社内プログラムなどで重要な「審査会」。
事業アイデアの良し悪しを審査するだけでなく、会社の目標達成や社員の成長に繋げる効果的な審査会を設計するにはどうすればよいのでしょうか。
今回は、新規事業開発プログラムの審査会のポイントについて、外部の審査員の観点から当社GOB Incubation Partners代表の山口に聞きました。
*本記事は2022年11月16日公開のPodca
足掛け5年、秋田で起業——起業家として“仮想の死”を繰り返した日々を振り返る:ローカルクエスト・高橋新汰
秋田在住の起業家、高橋新汰(たかはし・あらた)さんは、企業向けのインターンシップコーディネート事業などを運営するローカルクエストの代表です。
前回の記事では、企業の中で事業を育てる「客員起業家制度」に参画を決意してからの歩みを見ました。メンタリングや検証、ピボットを経て現在の事業の形を見つけたローカルクエスト。今回は、その後のサービス開発と、「起業家・高橋新汰」の正直な胸の内を聞きました。
学
プロトタイプ、検証、失敗......の繰り返し、ピボットの末にたどり着いた事業の形:LocalQuest・高橋新汰
秋田在住の起業家、高橋新汰(たかはし・あらた)さんは、企業向けのインターンシップコーディネート事業などを運営する「LocalQuest(ローカルクエスト)」の代表です。
前回の記事では、「アイアンマンを作りたい」との思いから入学した大学で、周囲との熱量の差を感じたこと、その違和感が就活時期にさらに大きくなったことが事業立ち上げの原点だったことを振り返ってもらいました。今回は、本格的な事業立ち上げ
「アイアンマンを作りたい」から秋田県立大学へ、起業の原点:LocalQuest・高橋新汰
秋田在住の起業家、高橋新汰(たかはし・あらた)さんは、企業向けのインターンシップコーディネート事業などを運営する「LocalQuest(ローカルクエスト)」の代表です。
そんな高橋さんに、起業の原点を振り返ってもらいました。
秋田県で事業を運営している「LocalQuest」は、学生の力を企業の課題解決に活かす「インターンシップ」のプログラム開発や運営をしています。
例えば「自社商品のさらな
日本とアジアをつなげる学習プラットフォーム——きっかけはフィリピン駐在、300万円かけた英語学習:GLiN・占部智久
コロナ禍によって、否応なしに海外との物理的な接点が希薄になりました。これはすなわち、外の世界に触れて英語を学ぼうとするきっかけの1つが失われたことを意味します。
それと同時に、望みさえすれば、オンライン上でより気軽に世界とつながれるようになったことも事実です。
株式会社GLiNの占部智久(うらべ・ともひさ)さんは、コロナ禍を機に、海外とつながる日本人が減っていることへの危機感から、事業を立ち上
「聞き上手」がビジネスになる? ライブ配信の流行の逆をいくLively :Lively・岡えり
誰かに話を聞いてほしいーー。誰しもふとそう思うことはあるでしょう。
昨今、コミュニケーションのあり方は目まぐるしく変化しています。それはコロナ禍によって、さらに加速しました。ビデオ会議システムやチャットツールがますます欠かせないものになり、“ニューノーマル”なコミュニケーションの形が生まれました。
しかし便利になった一方で、雑談や悩みを相談するといった、たわいもないコミュニケーションは希薄にな
社会課題の解決と経済価値の両立を目指して——食品ロスを生み出す供給構造を変える:AUDER・各務友規
本来食べられる食品を廃棄してしまう「食品ロス」の問題は、社会課題の1つとして、広く認知されるようになりました。
AUDER株式会社も、この問題解決に向けたプロダクトを開発しています。センサーで食料品の在庫量を可視化し、その量に応じて食品を自動供給する仕組みで、食品ロスの原因の1つである供給構造の改善に取り組んでいます。代表取締役・CEOの各務友規(かがみ・ゆうき)さんに、事業立ち上げの背景にあっ