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誰でもできる!パーソナルジムの作り方


『ジム、作りてぇーーー!!!』


そう思ったこと、ないですか?

剣道13年、アメフト4年のTHE体育会系男子。
大学時に筋トレにハマり、新卒でジムのトレーナーに就職した僕が「生きてるうちにいつかやりたい」と考えていたことの1つが、自分のジムを作ることでした。

ですが、もちろんジムの作り方なんてものは一切わかりません。

それもそのはず。
世のジムはゴールドジムや、エニタイムフィットネス、ジョイフィットなどの大きな企業がフィットネスジム市場を独占してしまっており、大半の人がそのジムを利用しています。
ですので、この情報があふれる世界でも個人向けにジムの作り方が公開されている...なんてことはないんです。

その中でも数少ない例として、EVERLIFTのShoFitnessさんや、トレーニングジムレモンのハラダマンさんは個人で大衆向けフィットネスジムを経営しています。

そしてなんとこのお二人は、noteでジムの作り方やできた経緯を公開しています。本当にありがたい話です。(勝手に紹介させていただいています)


ですが、僕が作りたいのはタイトルにもある通り「パーソナルジム」です。
トレーナーがお客様と1時間、1対1で指導する小規模のジムを作りたかったんです。

大衆向けジムを作るには大きなテナントと沢山のマシン、そして広範囲の工事が必要で、一般にそれは何千万とかかると言われています。
※参考ですがエニタイムフィットネスのフランチャイズは5000〜7000万ほどかかります。

それに対し、パーソナルジムは小規模のスペースと器具で出来るハズ。
開業のハードルは低く、意外とやっている人が多そうだし、ひょっとすると「パーソナルジム 作り方」で調べたら出てくるんじゃないか。
早速、ネットで検索してみました。



お!意外とヒットする!!...と思ったのも束の間。

「今、フィットネス業界がアツい!トレーナーになって開業するべき!以上!」
「パーソナルジムを作るには開業届と、資金と、器具が必要です!以上!」


いやいや、違う。
そうじゃない。

「作り方」が、
「費用感」が、
「手順」が知りたいんだ、俺は!!!


もうネットの情報にすべてを頼るのは諦めました。
無いなら僕が一人で切り開いて、それを全部皆さんに公開してやろうじゃないか。

そしてジムを作りたいと思い立った約1か月後。


GOALB外観(夜)

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パーソナルジムを開業することができました。

費用は全部で約200万。
安くに抑えたかったため、内装はホームセンターにあるものを工夫して、ど素人でしたがほぼDIYで施工しました。

ちなみに、DIYとは「Do It Yourself」 の略で、自分で家具やインテリアを作ることです。簡単に言うと、工作のことですね。


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例えば、僕のジムのトレードマークであるこの看板は床のクッションの余りをくり抜いて作っています。完全にお手製です。


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この鏡は鏡の部分だけネットの専門店で購入し、外の木枠はホームセンターで適当な長さの木材を調達。のこぎりで木材を切って、アロンアルファと両面テープで鏡とくっつけて作りました。

業者に発注する必要なんてありません。男は気合いさえあれば充分。
日曜大工をやったことがなくても作れます。
そんな完全お手製なジムなので、低価格で、そして自分のペースでパーソナルジムを作ることができました。

そして、実際にこのジムを作った僕が、ここでハッキリと言います。


「ジムは、誰でも作れます。」


本当に、誰でも、作れます。
このnoteでは、皆さんに僕の経験をもとにパーソナルジムの作り方を「全部」公開していきます。


-2020/07/06-
note販売開始から99日。
おかげさまで100部販売を達成しました!
皆さま、本当にありがとうございます!!


■自己紹介

遅れましたが、ここで自己紹介させてください。

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レッツゴーなぎら(本名:なぎら たけし)
広島県出身、1994年生まれの25歳。

島根大学総合理工学部を卒業後、フィットネスクラブに新卒で入社。 
その後、3回転職を経験。会社員の傍らボディビルのコンテストに挑戦し、フィジーク広島大会で準優勝が一回、ベストボディ佐賀で5位に入賞した経験があります。


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「なんや、結局実力派やんけ!俺とは違うやん!」と思われるかもしれませんが、入賞経験のあるトレーナーなんて、意外とゴロゴロいます。

その人たちがその道だけで成功していけるほど、世の中甘くありません。その肩書きだけで食っていけるなら、もっとボディビル界やフィットネス業界が世間から注目されてもいいはずです。

何が言いたいのかというと、僕は本当に普通の雇われトレーナーだったということ。  

2年前までは普通のトレーニングジムで、お客さんが使ったトレーニング器具をタオルで拭き回って、洗濯して、入会届を受け取るだけの仕事をしていました。
そんな僕でも、パーソナルジムを作ることができました。

それも、たった1か月という短期間、費用総額200万という低予算。
しかもフルDIYで、自分でも言うのもなんですがかなりクオリティの高いジムを作ることができたんです。


■このnoteをオススメしたい人

さて、ここからはこのnoteについて説明していきましょう。
まず、このnoteをオススメしたい人はこちらです。

・パーソナルジムを開業したい人
・現在ジムに勤務している雇われトレーナーの人
・ホームジムを持ちたい人
・店舗型のスモールビジネスをしたい人

きっと、数あるnoteの中からこのnoteに辿りついたあなたは、自分だけのジム開業について少しでも興味のある方なはず。

作りたい気持ちはあったけど調べていく中で諦めてしまった人には、特に見てほしいです。

そのほか、僕がジムを開業の手続きを進めていく中で、「あ、これパーソナルジムに限らず何かお店作れそうだな」と感じたので、起業するまでの手順を「ジム開業」の例を見ながら学びたい人にも役に立つ内容になっていると思います。


■ほかのnoteとの差別化ポイント

このnoteは、ちょうど1か月前にパーソナルジムを作った僕が本当に何もない状態から自分だけのパーソナルジムを作り上げるにはどうすればいいのかを、ひとつひとつ丁寧に順を追って書き上げていきました。

そして、開業について書かれたnoteやブログでありがちな「筆者個人のストーリー要素」はできるだけ省き、どんな人でも再現できる手順書を追求しました。

開業から完成までをこんなに詳しく説明している人はいません。

特に、多くの人が躓きがちな「開業資金を用意する」ところでは、実際に僕が金融機関に提出した創業計画書の原本を見ながら解説していきますので、開業のスタートラインの立ち方としても、かなり参考になるかと思います。(「業者見積」「事業の見通し」の具体的な数字は伏せさせていただいてます。)


■紹介するのはあくまで「ジムの作り方」

誤解を与えてしまうかもしれないので先に言っておくと、このnoteはあくまで「パーソナルジムの作り方」を解説していくものです。

「ジムを作り上げること」と、作ったあと「ジムを経営していくこと」では全く別のスキルが必要です。経営のスキルは僕も今勉強中で、逆に教えてほしいぐらいです。笑

ですが、何とか僕なりに集客して運営はできているので、その部分もいつか追加コンテンツとしてこのnoteに書き加えていこうと考えています。
(※こちらはすでにnoteを購入された方も読めます)


■本noteの構成

では、ここで本noteの構成についてご説明しましょう。

1.ジムづくりの全体の流れを把握する

まずは「ジムを作るなんて自分にとっては夢の話だ」という固定観念を捨て去るべく、何もない状態からジムが完成するまでの流れを頭に叩き込んでいただきます。

具体的には、ジムの開業資金を用意するところから、物件を探し、内装工事を行ってトレーニング器具・備品を入れるまでを簡単にご紹介していきます。


2.流れの1つ1つを詳細に理解する

ひと通りジムづくりの流れが確認できたところで、次は1つずつ流れの詳細を追っていきます。

ここでは、トレーニングスタジオGOAL-Bがどんな道を辿って完成に至ったのかがすべて書かれています。

本当に、「すべて」です

ここに書いてある手順を完璧に追えば、「トレーニングスタジオGOAL-B」のクローンができる勢いで、魂を込めて書き起こしました。
ぜひ、あなたのジムづくりの参考にしてください。


3.行動に起こす

このnoteは、自己満足で書いたものではありません。

「自分のジムを作りたい」と本気で考える人に読んでもらって、その人がどんな状態であろうとすぐに行動に移せる、そんなジムづくりのバイブルとして読まれることを強く望んでいます。

読者さんがこのnoteを読み終えた後に「面白かった」「ためになった」と満足するだけでなく、実際に行動を起こして「これのおかげでジムが作れた」という人が出てくることが、このnoteのGOALであると考えています。


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さらに、このnoteの内容を少しだけご紹介しましょう。

コチラが、ジムができるまでの大きな流れです。

1.お金を用意する※
2.物件を決める
3.オープン日を決める
4.トレーニング器具を探す
5.内装外装工事
6.備品をそろえる

※1は自分でお金が用意できる人は読み飛ばしていただいて結構です。

ジムはこのように大きく6つのステップで完成します。

ですが、ジムづくりはこのように綺麗に順序が分かれているわけではなく、複数の作業が同時進行で行われます。

たとえば、1.お金を用意する では、開業資金を持っていない人は「創業計画書」を書き、金融機関に融資を受る必要があります。

その計画書の内容には「ジム物件の賃料」や「ジムを運営する上で必要なもの」のおおよその費用を書かないといけません。

ですので、物件を探したり、トレーニング器具を探すことなどは、ジムづくりの初期段階から大体の相場を把握しておく必要があるので、時間がある時にネットで調べながら進めていきましょう。

今回は分かりやすくお伝えするためにステップを踏んで説明していくんだ、ということをご理解ください。


■このnoteがあなたのジムづくりの支えになる

当初、ジムづくりに関して何もわからなかった僕は、手始めに物件やトレーニング器具を調べたり、知り合いの起業家に会うなど、色々と行動していました。

そうして僕自身が考える「ジムづくりのイメージ」は出来上がりました。
もしかすると、その瞬間からジムづくりを始められたのかもしれません。

ですが、まだ何か漠然とした、理由のない不安があったんです。

そう。誰かに僕のイメージを確認してもらいたい。
実際にジムを開業した人に僕のイメージを確認してもらいたかったんです。

そこで、ジムを開業した人の中で直接会えそうな人をネットで探していました。

そこで出会ったのが、今年2月からGOAL-Bの新入社員となったピンキーまえのでした。

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ここで彼に、僕のイメージを確認してもらい、

「あ、俺、ジム作れるわ。」

という、自分もジムを作れるぞ!という確信が生まれたんです。


ですが、このnoteを読むあなたは、僕が行ったこの「イメージ作り」や「起業家に確認してもらう」ことを、自分の足を動かしてする必要はありません。

今読んでいるこのnoteこそ、あなたのジムづくりに対する漠然とした不安を、「できる」という確信に変えるような内容になっているからです。

僕が教えられることを、全部詰め込みました。

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目次はコチラです。

◇ジムづくりの流れを確認
1.お金を用意する
2.オープン日を決める
3.物件を探す
4.トレーニング器具を探す
5.内装外装工事
6.備品を揃える
◇ジムづくりの詳細
1.お金を用意する
 -創業計画書を書く
 ー創業計画書を添削してもらう
 -融資を受ける
2.オープン日を決める
3.物件を探す
 -物件探しの鉄則
 -物件の探し方
 -入居までの流れ
4.トレーニング器具を探す
 -器具選びのポイント
 -僕が選んだ器具の紹介
5.内装外装工事
 -内装仲介業者と相談する
 -パースを作る
 -内装外装工事に取り掛かる
  *各内装工事詳細
6.備品を揃える
 -選んだ備品一覧
◇ジムづくりの反省点
◇最後に伝えたいこと
◇Tweetで振り返るトレーニングスタジオGOAL-Bができるまで


■実際に購入された方の声

弊社代表も購入。嬉しい感想をいただきました。


ここまで長々と書きましたが、
このnoteが完成した今、僕が皆さんに伝えたいこと。


いつだって、「行動」こそが「結果」を生み出します。


このnoteが皆さんの行動を起こすきっかけになることを
全国の雇われトレーナーの光になることを
心から願っております。


準備はよろしいでしょうか。
僕はいつでもOKです。

それでは...

レッツゴー!!


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