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英でコロナ規制を解除。コロナとどう戦うのか。

本日はYahooニュースからピックアップ。英のイングランド地方では新型コロナウィルスの感染防止の観点での行動規制や営業規制などを解除していた。このことについて考えていきたい。

英の方針は何か

19日から新型コロナウィルス感染防止の施策を次々に解除し、「フリーダム・デー(自由を取り戻す日)」と位置づけていた。ソーシャルディスタンスの廃止、マスクの着用義務の解除、イベントの人数規制の廃止、ナイトクラブの営業の許可などを一気に行った。

英は相次ぐ規制解除によって感染拡大のリスクも負いながら、経済活動の活発化と国民のストレス発散を目指しているのだろう。

ではなぜ、次々と規制を解除しているのか。それはコロナワクチンの接種が進んでおり、成人の役88%が少なくとも1回目が接種済みになっていることが後押ししているだろう。接種がすべて完了すれば重症化するリスクを低減できるため、感染者数に対する死者数が少なくなると予測しているのだろう。

英は新型コロナウィルスを風邪と同等にしたいのだろう。風邪は致死率は低いが広まるときは広まるし、収束するときは収束する。それに、人々の生活になじんでいる。風邪レベルまで落ち着けば人類は気にしない流れになって、経済活動も軌道に戻る。世界でコロナを克服した国として名をあげたいのだろうか。

ただ、リスクはある。まず、本当にワクチンが聞いて死者数が少なくなるとは限らない。感染者数が減らなければ医療体制のひっ迫は続く。また、変異株のが流行すれば莫大な悪影響を国にもたらすことになるだろう。英はギャンブルを始めたのだ。

今後のコロナとの向き合い方は

おそらくは何十年後かにはコロナは風邪レベルになっているのかもしれない。ただ我々は今を生きているので、今どうすべきかを考える必要があるだろう。

まず選択肢として、①コロナの感染者を0にする、②コロナの重症化リスクを低減させる、③コロナや今後感染症が流行った場合を考慮したライフスタイルや社会活動に切り替える、④とりあえず受け入れて(というかあきらめる)規制を解除してみるがパッと思いつく。

今、日本は①~③を取り組んでいると思う。①については緊急事態宣言の発令、②はワクチン接種の推進、③は3密回避、おうちで過ごす新しい生活スタイルをアナウンスしたり推進し始めている。

だが、日本の感染者数はどうだろうか。策を投じても減るどころか増えてきている。どこかで緊急事態宣言を守らなかったり、出かけている人がいるのだろう。別にその人たちをとがめない。が、政府は方針を変えるか、考え直す必要がある。

①の緊急事態宣言についてはマンネリ化しているという。ではシン・緊急事態宣言にして、外出を1か月間自粛かつ人が集まる施設を休業にして、人が集まれない環境を作り出すことに専念してみてもいいと思う。初回の緊急事態宣言が唯一、感染者を激減できた実績なのだから。

②はワクチン接種を進めるかつ、やりたがらない人も接種してもらえるように取り組みを始めているのでそれを続ければいいと思う。

③は生活スタイルの押し付けみたいになるが、これと緊急事態宣言を組み合わせて、緊急事態宣言の時はこうしましょうという、ずーっと自粛はつらいからメリハリをつけた生活を送りましょうという推進はどうだろうか。

というか、英みたいに規制解除してもいいのかもしれない。前提として国民全員がワクチンを接種していること、重症化リスクが低減したことを示せればだが。

コロナの感染者を0にはできない。できたら世界各国がとっくにやっている。ではどうすればいいのか。もう受け入れるしかないのである。コロナにかかっても重症化しない、もはや風邪だよねというレベルにまで落とし込む。それさえできれば規制も何も必要ないのだ。

それは無理だと声が上がるだろう。ではITの力で仮想世界に行こうとでもいうのか。まあそれもありかもしれない。

とにかく国が今後どのような施策を打つのか見ものである。緊急事態宣言の一発屋なのか。それともわざと解除して勝手にやればスタンスで行くのか。どうやってもたたかれると思うので、この際好き勝手にやってもらいたい。

ごーよー

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