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高鍋剛 Tsuyoshi Takanabe
2024年9月16日 12:12
大田のまちなかを歩く대전의 젊은이들과 함께 고기를 먹다.デジョンの若者達と肉を食べる。 大田。「おや、韓国語を喋るようになりましたね。以前会った時は全くでしたけど。」2018年に福岡の全国まちづくり会議で会って以来6年ぶりのユン先生は、相変わらずの明るい雰囲気で我々を迎えてくれた。大田(デジョン)に来るのは初めてだ。韓国第五の広域市で、人口150万人、行政機関が集中する日本で言
2024年9月8日 11:10
梨花洞壁画村ーリノベの先進地域東大門駅を降りて少し歩くと東大門が見え、道を挟んで公園があった。公園のエッジには城郭がはるか遠くまで連なっており、城郭沿いに登って行けるようになっている。ソウルの城は基本的に山城で、ぐるりと城郭を巡らして防御を固めるというのが基本的な都市の作られ方だった。その点ではヨーロッパの都市形成の歴史と似ている。現在も城郭な相当な距離で保存されており、ちょっとしたハイキン
2024年7月28日 14:26
タルトンネ(月の街)という言葉韓国語にタルトンネという言葉がある。タル=月、トンネ=町(近所)という意味で、戦後に都市に流入した貧困層が主に斜面地にバラックを密集して建てて住み、その家の連なりが「月にも届きそうだ」と表現されたことから、この言葉が生まれた(これとは別に「月が綺麗に見える町」という解釈もある)。現在多くのタルトンネは近代的な住宅に建て替わったところが殆どだが、今でもその歴史の片鱗を
2024年7月25日 09:23
漢江とソウルソウル都心部の南に流れる漢江はソウルのシンボルだ。雄大な川幅と数多くの橋梁、河川沿岸の景観や公園など魅力的な環境と風景を創出している。当然ドラマにも度々登場するわけだが、漢江についてはいくつか象徴的な使われ方があると思う。1つは鉄道で漢江を渡る際の車窓からの川の風景。これは、南側にある庶民の街から、都市の中心部である北側のエリアに移動する、あるいは通勤するという富の格差を暗に象徴
2024年7月14日 18:41
인천에서 연극인과 치킨을 먹다.仁川で演劇人とチキンを食べる。仁川。・・・・・・・・『文甲島に入る』 プロローグソウルという大都市に生まれ、成人になるまで当たり前に思っていたスピードと競争の中、一瞬自分を解放してくれた旅だった。海は私にとって、自然に出会い、心を鎮める良い場所だった。(中略)私は今仁川に住んでいる。50年を超える人生の中、ここが最も長く住む街となったのだ。
2024年7月10日 21:32
チャガルチ市場ーローカルな時間が流れる「先週からぐっと寒くなりましたよ。暖かい格好で来て下さい。」先に日本から釜山入りしていた韓国の知り合いがメッセージを送ってきた。彼は日本に留学中の学生だ。そして私の韓国語の先生でもある。釜山、チャガルチ市場。11月下旬に入った釜山は確かに寒く、いよいよ冬が到来するという感じだった。チャガルチ市場の近くに宿を取ってあったので、空港で合流した彼と共に
2024年7月7日 14:01
2023、2024年と立て続けに韓国を訪れることになった。韓国に来るのは概ね30年ぶりだ。30年前、事務所の所属チームの旅行で、ソウル、慶州、釜山を駆け巡ったのだが、当時まだ事務所の新入りだった私は旅行の幹事となり、色々調べて30ページほどの資料集を作成した。そして、その資料集の表紙にタイトルをつけた。「近くて遠い国、韓国」このフレーズは当時良く色んな所で出されていたお決まりのフレーズ