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X100Vファーストインプレッション

こんばんは。
神戸でフォトグラファー兼学生をしているGoMitarai @otearai0312 です。

先日念願のX100Vをゲットしました。

もともとX-Pro2やX-H1を使用していて、フルサイズ欲しさから10月にSONYのα7Ⅲにマウント移行したのですが、サブ機として思ったより早くFUJIFILMに帰ってきました笑

スペックなどは公式HPやたくさんのブログで述べられていると思うので、今回はX100V購入に至った背景や実際に使用してみての感想・作例などをまとめてみます。
100Vが気になっている方や100Fと迷っている方の参考になれば幸いです!


1.フルサイズに変えてみて思ったこと

デカくて重い。フルサイズに変えて思ったのはこれに尽きます笑。
正直以前使っていたX-H1よりα7Ⅲの方がボディが小さいので大丈夫だと思っていたのですが、やはりレンズを加えると巨大化してしまいます。(もちろんダイナミックレンジやボケ感を得られるようになったので、SONYへの移行自体は後悔していません!)

加えてFUJIの物理的なダイヤル操作系に慣れていたため、αでは反射的に撮れずワンテンポ遅れがちになっていました。
物理ダイヤルの何が良いのかというと、電源オフの状態でも絞り・シャッタースピード・ISO感度を変更できるので、変わり続ける状況に応じて予め設定しておくことでタイミングを逃さずスナップすることができるんですよね。

そういうわけで機材を言い訳にシャッター数が減っていったのですが、それなら機材を買って解決すればいいじゃんという安直な思考により、コンデジに興味が湧いてきました。

理想を言うならLeica Q2が欲しかったのですが破産してしまうので、今回はFUJIのX100シリーズ、SONYのRXシリーズ、RICOHのGRシリーズに候補を絞りました。

その中で、やはり以前感じていた撮る楽しみを思い出したいという思いと所有欲を満たしてくれるデザインという観点からFUJIのX100を選択しました。


2.X100F or X100V

次なる問題は100Fか100Vのどちらにするのか?ということでした。
中古市場だと価格差は7万と13万で倍近く違います笑

結論から言うと2つの観点から100Vに決めました。

まずはレンズ性能です。100Vになって新設計のレンズが採用され、開放からシャープに写るようになりました。逆に100Fはオールドレンズライクなふわっとした写りです。
個人的にはシャープな写真が好みであり、以前オールドレンズを購入した際もあまりしっくりこなかったので100Vの方が理想的でした。

もう1つの理由は、あとあと後悔する理由を潰すということです笑。
仮に100Fにして満足できず引きずってしまうよりかは最新のものを買ってしまい、いい写真が撮れないという言い訳をできないようにしようと思いました。
以前自分で書いたこのnoteでも

「迷ったら高い方を」と書かれていたので、過去の自分に背中を押してもらいました笑。

ちなみにカラーはストリートで目立ちにくいブラックを選択しました。


3.本体と一緒に購入したもの

①丸紐ストラップ

Leica使いがよく使用しているクライミングロープを用いた丸紐ストラップに憧れていたのですが、さすがにそこまでお金をかけられないということでAmazonでコスパの高そうなものをチョイスしました。

長さが100cmなのでだいたいカメラがおへそあたりにくる長さです。すぐに撮りたい時には適しませんが、移動する際は斜め掛けにすることもできます。
太さも直径1.5cmとなっており、これ以上細いと食い込みやすくこれ以上太いと主張が激しくなってしまいそうなのでちょうどよいです。

②フード

x100シリーズには純正のフードが別売りで用意されていますが、

形が好みではなく、レンズの先にアダプターもかませる必要があるため購入は見送っていました。
そんな中で見つけたのが、信頼性の高いNiSiから発売されているUVフィルターです。

UVとありますが役割は一般的な保護フィルターと同じであり、またフジツボフードのような見た目をしているためフードの役割も併せ持っています。
アダプターリングをかませる必要もなくすっきりしており、さらに100V付属のレンズキャップも上から装着できるので(純正フードだと装着できない)、デザイン・機能的に素晴らしい商品だと思いました。

が、

なんと装着後3日目にして割れてしまいました😂
原因は、α7Ⅲにつけていたクイックリリースプレートの角がフィルターに当たったことでした。普通はフィルターの先にフードという形ですが、この商品はあくまでもフードではなくフィルターであるため先端のガードがなくガラスが表面に出ているのです。そのため二台持ちなどでガッチャンガッチャンする方は注意が必要かもしれません。
そうでない方にとってはこれ以上ない商品だと思うのでオススメです。

気を取り直して注文したフードがこちらです。

Leica Qのようなカッコいい見た目にしたいがためにスクエアフードを選びました笑。小型で主張も少ないため、スナップ撮りには嬉しいデザインですね。
こちらはまだ手元に届いていないため、また追ってレビューしたいと思います。


4.作例&使用感

まずは、届いた初日の夕方に買い物がてら近所で撮ってきた写真達をお届けします。
いつも通りゴリゴリに自分のプリセットを当てているので色は参考にならないかもしれませんが、こういう画角やテンポ感で撮れるんだなというところを感じてもらえればと思います。

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記念すべきファーストショットは自宅から。
RAWで撮ると関係ないと言われますが、やはりFUJIの色には格別なものを感じます。特に青や緑の色乗りがいいんですよね。

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毎日前を通るときに気になっていた場所。
小型軽量で常に持ち歩ける100Vだからこそ撮れるようになりました。

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夕方の光は最高ですね。青空もしっかりと発色しています。

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何かと奥行き構図に頼りがち...笑

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こういうちょっとしたタイミングでも躊躇なくシャッターを切れるのが何より楽しいですね。本当に買ってよかった。


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日付が変わって日の出前の街。これから奈良へ向かいます。
以前のFUJI(X-Pro2やX-H1)とは違ってセンサーが進化しているのでやや暗い時間でも安心して撮ることができます。

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やあやあこんにちは。
シャッター音が小さいので鹿さんを驚かせることもありません。ただ、チッという音が安っぽいのが残念...。まるで舌打ちしているような笑。
Leicaのように静音且つ撮っている感覚のあるものにしてほしいですね。

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換算35mmは時折もう少し寄りたいと感じることがあります。デジタルテレコンでクロップすることもできますが、その場合JPEGでしか撮れなくなるため使用はしません。

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100Fと比べて背面のボタンが減ってああだこうだ言われていますが、まったく不便さは感じません。基本的に絞り・SS・ISOしかいじらないので不必要なボタンがないのはむしろありがたいです笑。

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それにしても奈良の町並みは京都と比べてより渋さを感じるので好きです。
いい意味で観光地化しすぎていないというか。

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5.最後に

いかがだったでしょうか。

僕自身まだ1週間も使用していませんが、どこへ行くにも(近所のコンビニでさえも)肌身離さず持っていきたいと思えるカメラに出会えて、間違いなく買ってよかったなあと感じています。

このnoteが、X100が気になっている方や悩んでいる方にとって少しでも有意義なものになっていたら嬉しいです。
SNSのリンクも貼っておくので、質問などございましたらお気軽にDMを送ってください!

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。


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