紡ぎ繋がり
通り過ぎた人の香り。
以前は、どのメーカーの、どの洗濯洗剤か柔軟剤か、なんとなく分かった。
私は、どの洗剤がいいのか迷っていて、いろいろ使っていた。
香りなのか、成分なのか、自分自身が何を優先に決めればいいのか分からず、いろんな物を使っていた。
だから、なんとなく分かっていた。
今は、自分の嗅覚が、強い香りに弱いことも分かって、洗剤や柔軟剤を変えることがほとんどなくなった。
だから、香りの強弱ぐらいしか分からない。
知らない香りは、分からないのだな、なんて感じる。
今日、息子と食事をしながら、ドラマを見た。
今どきは、2人の都合のいい時間に見れる。
最近は、息子と感想を話しながら、ドラマを見ることが多くなった。
今まで私は、あまりドラマを見なかったし、面白いと感じることが少なかった。
でも、息子がドラマ好きで、一緒に見たり、感想を話したり聞くのが、とても楽しくなった。
経験していない気持ちは、想像しにくい。
でも、ドラマを見ることで、擬似体験をしたり、誰かの気持ちを想像したり、心の深さが変わるかもしれないと、ふと感じた。
ドラマを見る楽しみの中の1つに、自分以外の人がどう感じるのか、感想を聞いたり、意見交換がある。
ドラマを見るだけではなく、私は意見交換したいのかもしれない。
意見交換が好きなのかもと、ふと気付いたり。
知らないまま。
変わらないまま。
なんとなく、もったいない。
たくさん経験した後に、選択肢を増やした後に、絞ってもいいのかな、と。
そして、今までは好みじゃなくても、経験を重ねて、好きな部分を見つけられる技術を身に付けた時に、また何かしらの機会を与えられるのかもな、と考えてみたり。
過去の経験、いろんな思考が、どんどん紡がれ、繋がっていくのかもしれません。
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