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博士がゆく 第22話「はじめての学会発表-要旨記入編①」

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それでは本編をどうぞ。
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「お前の研究、次の学会で発表してみないか?」

Native-PAGEも無事に成功し、2度目の研究発表を終えた博士(ひろし)は後日指導教員に呼び止められて、そう言われた。言われるがままに

「はい!もちろんです」

と答えたひろしに指導教員は

「じゃあとりあえず”ようし”だけ書いて、メールで送ってくれ」

そう言ってオフィスに戻っていった。博士は「”ようし”って何だろう?」と少し疑問に思ったものの、とりあえず自分の研究が認められたことに欣喜雀躍で、特にそのことについて深く考えず帰路についた。

その後も博士は1週間ほど普段通りに実験を行っていたが「”ようし”はまだか?」と博士を見かけるたびに話しかけてくる指導教員の行動に、さすがに異変を感じた博士は”ようし”について調べてみることにした。

とりあえず”ようし”の意味を調べなくてはならない。博士にわかっているのは、学会に関連しているということと、”ようし”は書くものであるということ。試しにグーグルに「学会 ようし」と入力してみると簡単に答えがわかった。

漢字で書くと”要旨”だ。字面からして要約のようなものだろう。どちらにせよ今は5月。9月の学会までは学会までは4か月もあるようだ。急いで書かなければいけないようには思えない。しかし指導教員はかなり焦っているようだった…。

指導教員の焦り様になんとなく不安を覚えているとラップトップ画面にアイツがポップアップした。

「やぁ!こんばんは、ひろし君」

「またラップトップに入り込んだのか」

(つづく)

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