Let Me In(20CUBE)を自分なりに納得する ― その②
その①では、このnoteをまとめだした動機と、その大元にあるEN-GAWAさんの考察「よげんの書[白]」にそって情報整理をしました。
続けていきたいと思います、おつき合いありがとうございます。
2.改めて整理する(その①の続き)
■レミインとアルバム叙事詩の照合はこうだっ!!
「その①」でまとめた図にそって、以下に要約。
み、見事に一致しましたっ!!!!!!
レミインはほんとうに予言書だったんですねっ!!
これに気づいてたEN-GAWAさん、ほんまに何者なんでしょう!
そして、これを何年も前から練り上げてきたハイブエンターテイメントの底しれぬ恐ろしさを、今体感しています。
もうすでに、EN-GAWAさんの考察で言われてることを繰り返しているだけなのに、騒いですみません。
まさか、ここまで綺麗に見事に レミインのストーリーと各アルバムのコンセプトストーリーと合致するとは予想していなかったので、
その緻密さにやっと気づいて感動しています。
(すでにお気づきの読者の方、すみません🙏)
格子扉がアルバムの区分けにちゃんと意味を持っていたことに、感動♡
さ、この感動の赴くままに、レミインとアルバムとの合致を図にまとめると、こうなります。
さらに、DARKBLOODがレミインと関連しているよね?!と感じた部分を入れ込むと…
さらに図の情報量を増やすという暴挙であることの自覚はありますが(汗)、レミインに込められた情報量が多いんだもの、仕方ない(開き直り)。
でもでも!
この図にすることで、新たに見えてきたことが、私なりにあるんです。うまく伝えられるかわからないけれど、チャレンジしてみます。
3.自分なりに解く
■変化が起こる意識の層の深度やその数が、成長のフェーズによって異なる
図に表すことで、まず明らかになったのが、
「変化(CUBEからCUBEへの変換点)が起こっている意識の層の深度やその数が、それぞれのフェーズで異なる」ということです。
どういうことか、順番にみていきます。
【I-LAND】に当たる最初のCUBEでは、深層からの声を受けながら、最も表層であるジャングル層での7人が行動を起こし、【BORDER:DAY ONE】に当たる境界線を超えたことで(⑥)、
広角倉庫の層でも ガラスケースが割れるという変化が起き、ビニールを被ったマネキンのような7人が そのビニールを脱ぎ去ります(⑦)。
ここで大事にしたいと思うのは、一度脱いだビニールを再度被っているそんふんが挿し込まれていることです。つまり、「ビニール被りマネキンの層では まだ変化が起ききらなかった」と解釈できます。
最も深層にある宇宙の層は、このフェーズにおいて変化は起きていません。
次の【BORDER:CARNIVAL】【DIMMENTION︰DILEMMA】【DIMMENTION︰ANSWER】の3アルバムのCUBEです。
今まで最表層にいた7人が、強い眼差しで 一つ深層側に居る(⑧)…というのが、“成長”の有り様を示しているようで、なんとも感慨深いです。
さて、このCUBEでは、望遠レンズ倉庫の層における7人の 変化を起こすに至るプロセスを、3つのアルバム叙事詩に当たる内容にそって丁寧に描かれています。
新たな世界に身を投じ(⑨)、前の世界への未練と新しい世界への希望に行きつ戻りつ揺れ動きながら(⑩)、クリティークな視点で今居る世界の疑うべき点をみつけ(⑪) 、自分で一歩踏み出すことを決意する(⑫)…
このような、新たなCUBEに踏み出すための着実な変化を表層が起こすことで、最も深層の宇宙の層の変化をもたらしています(⑬)。
宇宙服のじぇいが倒れることは、そのフェーズの終わりを示していると捉えられます。
最深層の変化を得た【MANIFEST︰DAY1】のCUBE。
そうか、最深層まで変化した新たな1日目だから、2回目の “デイワン” だったんだな、なんて妙に納得。
最深層の衣装は白い宇宙服のままなのに、先のCUBEから何が変わったのかというと、無限大に広がっているように見えていた宇宙空間に、宇宙船だかの囲いの存在が出現しています(⑮)。
最深層においても壁を越える必要性が生じた…とでも言い換えられるでしょうか。
とはいえ、このマニフェストCUBEの世界から、次の変化点の集合体【DARKBLOOD】を引き起こすほどの、大きな動きは 何なのだろう?!と、疑問が脳裏をよぎり、よーくよーく見てみると…。
最深層(宇宙)のじぇいくが眺めていた 赤いクマのグミが(⑮)、最表層の暗い水族館で扱われている(⑰)ことが、重要なのではないでしょうか。
EN-GAWAさんの受け売りで言えば、
赤いクマのグミは、レッドピル(痛みを伴う厳しく辛い世の中の真実を知ることの象徴)。
とすると、このじぇいくの行動は、
「意識の最深層から表層へと受け渡されたレッドピルを、CUBEの境界に作用させようと行動しているさま」に見えてきました。
レッドピルに伴う痛みは、変化に対する不安、後戻り出来ない恐怖でしょうか。
変化の前に、一つ前のCUBEに戻り揺れ動く現象は、先にも述べましたが、
この世界でも、望遠倉庫層のそぬが20CUBEと書かれた箱の中で、不安そうです(⑯)。
…ん?! そうか!
前のCUBE イコール 20CUBE なんだ!
【カーニバル・ジレンマ・アンサー】のCUBEが 20CUBE !!
あのレミインの謎の紹介文言、
Let Me In発表の(ボーダーデイワン)時点で、次の新しい世界(=【カーニバル・ジレンマ・アンサー】のCUBE)が “ 憧れ ” なこと、辻褄が合う。
(20立方メートルの意味はわからないままだけど)
ついでの嬉しい発見は置いておいて、話を戻します。
レミインと照合したことで明確になったのが、【DARKBLOOD】は、大きな大きな変化点だということです。
まぁ、今更…と思うくらいには、ENGENEなら肌身で感じていることですよね。
ただ、その変化の構造を 頭で論理的に理解できた今、感覚で捉えていた時に比べて、その凄さが恐ろしいレベルなのです。
というのも、すでに図で視覚的に捉えられるように、赤い丸で示す「変化点」が、表層側の3層にわたり起きています。
水槽にヒビが入り(⑰)、暗い水族館に光が挿し込み、その光はその下の下の層であるジャングルにも注ぎ込まれます(⑱)。そぬが青い液体を処分すると、ジャングルで7人は 今までの世界の自分のお墓を見下ろし弔っているようです(⑲)。
そして、赤い丸で表現しきれていないため、気づきにくいですが、広角レンズ倉庫層のガラスケースを飛び出した7人は、白い衣装になり生き生きと踊る変化をきたしています。
広角レンズ倉庫層でのビニール被りぷんについては、DARKBLOODのFULLバージョンコンセプトフィルム で、そんふんがビニールを脱ぎ去っていて、ここでも変化が起こっていることに気づくことができます。
そして、忘れてはならない、このCUBEでの最深宇宙層で変化が起きているのは、先述したとおりです。
そうです。
ここでは、6層すべての層において、変化が起きており、大大大変革の大爆発!!!
これが【DARKBLOOD】なのです。
これを経た先の【ORANGEBLOOD】の世界から差し込む光がバッチバチに火花が散って、眩しいわけだ!ニキも堪らず目をつむって眩しがってるもんね。
そして、
この火花がオレンジ・クシャナバージョンの花火とも掛け合ってる…と思ったらエモさが倍増!
もうハイブエンターテイメントにひれ伏します!って気持ちです。
す、すげー。
私たちENGENEが感じてきた
「【DARKBLOOD】と【ORANGEBLOOD】はなんだかすごい」が証明されました。
この大変革を超えた、今立っている新たなCUBEで 展開される 次のアルバム、
そして、今後も続く ENHYPENとENGENEの「つながり、発見、成長」が、楽しみで仕方ありません。
(もちろん、自分もその名に 恥じぬように成長しなくちゃな)
〈 追伸 〉
便宜上、“ 水族館 ”とネーミングして読んでいますが、展示場(博物館?)の中の 水域ブース とでも言うのが実際のところだとは思います。
CUBEで区切った いろいろな世界 の集まった展示場(博物館?)は、レミインを伝えるのにうってつけの場所というわけですね〜
以上、
わたしが「Let Me In(20CUBE)」を納得するプロセスの駄文におつき合いいただき、ありがとうございました。
4.おわりに
こんな楽しい時間の動力をくださっている
EN-GAWAさん。
そして、その大元を創り出しているハイブエンターテイメントのお仕事と、それを届ける重大な役目を担っているENHYPENの7人に、
尊敬と感謝が尽きません。
いつも ありがとうございます、大好きです。
(20240212 ORANGEBLOOD後空白期 記)
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