もう対岸の火事とは言えないキャリアの現実

ホンモノ同士は話しが早くて良い。
志高きもの同士は余計な駆け引きがなくて良い。
プロ同士は理解し合えて良い。

ホンモノと偽物は
会話が成り立たないですし、
成立させようと思えば
どちらかが嘘を付くことになります。

志高きものとそうでないものは
生き方、考え方、働き方の
ほとんど全てが相反していますので
自然と距離が空くでしょう。

プロと素人は
知識のベースに圧倒的な差がありますから
そもそもわかり合えることがないでしょう。

昨今では、ネットがある程度の差を
埋めてくれるようになってますけど、
本物にはなれず、志が高くもならず、
プロには当然なれません。

ネットを過信してはいけません。
それは砂上の楼閣みたいなものです。

大事なのは
これを相手の問題として考えるのではなく
自分の問題と捉えることではないでしょうか。

相手がどうのこうのではなく、
自分をより高みに連れていくということです。

自分のレベルが上がらないと
周囲のレベルも上がりません。

ホンモノの言動から学び、
志高きものの考動を真似て、
プロフェッショナルから習いましょう。

自分が成長すると
より高い領域に進むことができます。

いつの間にか、
自分の周囲にはホンモノや
志高きものや、プロばかりになるでしょう。

自分に自信がなくて、
自己評価が低く、
どうしたらよいのかわからなくて、
将来は不安ばかりで
努力も続かなくて
生きがいや働きがいや
やりがいのない人生を生きていて、
挙句の果てにはそのストレスを
他者や社会に巻き散らすという
そんな恥ずかしいことをしている暇はありません。

日本全体で
ものすごいスピードで進む少子高齢化を背景に
産業構造の大変革、
長引く経済不況、
上がらない給料、
物価は上がるばかりで
コロナの先も全く見えません。

生活は苦しくなるばかりですが、
政治は腐敗し、
老害が蔓延り、
時代の変化は早まるばかりで
一寸先は闇、
まさに弱肉強食の世界です。

今後、あらゆる産業において、
身の振り方を考えなければならない人が
続出してしまうのは間違いないでしょう。

はっきりいえば
もはや「対岸」の火事など存在しないのです。

目の前も、隣も、前も、後ろも、
どこもかしこも火事だらけなのですね。

それこそ足元にも
すでに火が付き始めている状態です。

ここで何を考え、
どう行動するか？

足元に火が付いたなら
すぐに消すか、移動しましょう。

火を消す手法を学ぶのもいいですね。
バケツに水を汲んでおくのも良し。
ホースを準備するのも良し。
消防署に連絡するのも良し。
一目散に逃げるのも良し。
周囲に火事だと声を掛けるのも良し。

やれることはいくらでもあるはずです。

最悪なのはフリーズすること。
何とかなるだろう。
何もできやしないと諦める。
見て見ぬフリをする。

不思議なもので、
フリーズしている人は多いですし、
世の中は間違ったアナウンスだらけです。

これは火事じゃありません。
火事になっても大丈夫ですよ。
火事もいいものです。
火事はあなたの責任ではありません。
火事もまたいい経験です。

はあ？こんなの詭弁です。

いいですか、火事になったら
消すか、逃げるか、どちらかしかないんですよ。

でも耳障りの良いことを言って
ゴマかそうとする輩がこの世には多いです。

特にキャリアシーンでは驚くほど多いですね。

早期退職も大丈夫です。
嫌なら辞めましょう。
悪いのは会社です。
どこかにあなたにピッタリの職場があります。
何度でも転職しましょう。

断言しますが、こんなん嘘です。
騙されてますよ。
5年先、10年先に苦労します。

その発言をした人は
何の責任も取らずに
とっくにいなくなっています。

それを信じたあなただけが
辛い思いをするのです。

気づいたら周りは火だらけ。
もう消すことも
逃げることもできない。

そんな風にならないように
今から備えを打ちましょう。

ホンモノになれば、
志高きものになれば、
プロフェッショナルになれば、
火事への対応も
キャリアへの対応も
充分にできるようになります。

すべては自分次第。

火事の現場でどうするか？
もう対岸の火事ではなくなってきています。

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