転職を失敗しないための目的意識

手段と目的を見間違えない。
よく転職シーンで使われます。

転職は手段であって目的ではありません。
何らかの実現したい目的の為に転職するのです。

健康診断があるから節制する、
運動をするって違いますよね？

健康を維持するために
節制したり運動をするのが筋です。

まあこの場合はしてもいいけど、
転職が目的になると条件に翻弄されます。

逃げの転職は避けなさいとか
隣の芝生が青く見える転職はダメだとか言われますけど
そこに「目的」がないからなのです。

何ごとにも通じることですが
目標設定をしても
そこに目的がないと
目標まで届かないものです。

なぜやるの？
どうしてしたいの？

人間というものは
強烈な目的意識があったほうが
目標に近づくのですよね。

困ったら基本に返る。
悩んだら原点に戻る。

いつでも立ち戻れる場所を持つ人は
すこぶる強いです。

やり直しができる人は
何度でも這い上がれますから。

原理原則、基本基礎を軽視すると
なぜか痛い目に合うのが
この世の面白いところでもありますね。

真理ってことなのかな？

本来は手段でしかないものを
目的であると勘違いしてしまうと
達成しても満足感や充実感が得られないものです。

目的を見失っていないつもりとか
自分は大丈夫なつもりとか
よく言いますけどね…

「つもり」で生きるのではなく
結果として現れた
現実から目を背けてはいけません。

・多いつもりで ないのが「分別」
・あるつもりで ないのが「財産」
・ないつもりで あるのが「借金」
・深いつもりで 浅いのが「知恵」
・浅いつもりで 深いのが「欲」
・高いつもりで 低いのが「見識」
・低いつもりで 高いのが「腰」
・儲けるつもりで 損するのが「商売」
・飾るつもりで 剥げるのが「嘘」
・隠すつもりで 顕れるのが「悪事」

正直に、謙虚に、足るを知りながら
世のため人のために生きるのが最善かなあ。

手段と目的を見間違えないこと。
とても重要な生存戦略ではないでしょうか？

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