むー

いろんなものから逃げた弱虫の備忘録 0からやり直し中。 やりたいことは意地でもやるタイ…

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いろんなものから逃げた弱虫の備忘録 0からやり直し中。 やりたいことは意地でもやるタイプ。 ネガティブな事や思ったことはここで消化。

最近の記事

親からもらった名前を変えた(最終章)

先日家庭裁判所から手紙が届いていた。 中を見ると、使わなかった返信用切手四十円分と紙が入っていた。 あぁ、やっぱりダメだったんだなと思いガッカリした。 一応紙に目を通してみた。 申立人の名○○を○○と変更することを許可する。 え、まじか。本当なのか?見間違いじゃないよな? いや、マジじゃん。小さくガッツポーズをした。 やっとだ、やっとこの名前から解放される。 もう誰にも名前の話を深掘りされなくて済む。 もう誰にも名前の由来を聞かれないのだ。 嬉しい、心の底から安心した。 や

    • 虚空の中で見たもの

      疑念が確信に変わった瞬間 中学2年生、いじめがきっかけで不登校だった俺は自室でpcゲームやネットサーフィンに明け暮れていた。 父親は忌まわしき予感に駆られつつ、静かに居ることなど許されぬような状態だった。 三日ほど伯父が電話に出なかったからだ。 曾祖母(ここではおばあちゃんと呼ぶ)と伯父は一緒に住んでいたが、おばあちゃんは重度の癌のため入院生活をしていた。 そのため父と伯父は密に連絡をとっていた。 だけど三日間も電話に出ない。 弟である父は何か嫌な予感がしたのだろう。 父親は

      • 社長「お前多分脳の病気だから診察受けた方が良いよ」2

        数日後、仕事終わりに社長の家に呼ばれた。 きっと数日前の怒られたことだろうと思い、嫌だけど行くことに。 社長は俺が傷つかないように言葉を選びながら最近のミスの多さについて指摘してきた。 俺に100%落ち度があったから本気で謝った。 痺れを切らしたのか、いきなり真顔でこんなことを言ってきた。 「お前多分脳の病気だから診察受けた方が良いよ」 正直かなり驚いた けど自分でもそうなんじゃないかと思ってきたので黙って頷いた。 なぜなら自分でもミスが多いのを理解していたから。 平日に休

        • 社長「お前多分脳の病気だから診察受けた方が良いよ」

          2017年の夏、当時18歳 内装工事の会社に入社して1年経ったころ 社長や上司に囲まれて言われた言葉だ。 思い返せば小学3年生の頃に三者面談でも言われたな。 親が担任に怒っていたのも鮮明に覚えている。 友達には恵まれていたが、授業に1ミリも興味がわかなかった。 もちろん宿題もやったふり、通知表は帰り道のコンビニに捨てていた。 だけどゲームや車、自分の好きなことには誰にも負けないくらい知識があった。 小学生にして自分が興味持ったことには徹底的に調べる癖がついていた。 だけど勉

        親からもらった名前を変えた(最終章)

          親からもらった名前を変えた2

          あの投稿から1週間くらいかな?家庭裁判所から電話が来た。 どうやら名前を変えるにあたって聞き取り調査があるらしい。 家庭裁判所に行ってきました。 ざっくりだけどこんな質問をされた。 ・変更後の名前は誰が考えたのか ・周りの人間は変更後の名前を認知しているか ・金融事故を起こしたことはあるか もちろん嘘はつかずに答えた。 結果から言うと、今の状況だと名前の変更は認められないらしい。 理由は通名(変更後の名前)の使用実績が少なかったから。 友達、職場の人間、ポイントカードなど

          親からもらった名前を変えた2

          親から貰った名前を変えた

          とんでもないタイトルだと自分でも思う。 僕は先日家庭裁判所に名前の変更を申請した。 なぜかというと、新しい自分になり全てをやり直したかったから。 世界に一人しかいない名前 キラキラネームだった僕は、中学生になって名前をきっかけにいじめられて不登校になった。 今振り返ってもそこで自分が変わってしまったと思っている。 授業も受けずに家でパソコンゲームをする毎日。 学校に行っても名前でいじられ、替え歌を作られるだけだし 頑張って登校したと思ったら教室に鍵を閉められて入れないし 学

          親から貰った名前を変えた

          0から

          初めまして、むーと申します。 3年前、事業に失敗してから自堕落な日々を送っている23歳。 自分で言うことじゃないが、かなりの親不孝だ。 昔は非行に走り、親に散々迷惑かけてきた。19歳になって起業をしたが2年の経営の末、失敗して実家にも迷惑をかけた。 逃げ癖のある俺は、地元の友達や家族に何も言わず東京に引っ越した。 SNSも電話番号も全て変え、1人で生きていくと決意した。 何か弱音を吐きたい日も誰にも相談できず、一人で抱え込みながら散歩をする。 正直かなり辛い、泣きつく場所す