【漫画】コウちゃんは心配性「目覚まし時計が鳴らない恐怖」【無料漫画|ペンギンキャラクター】
終わった。僕の人生、もうおしまいだぁ!
何があったの?コウちゃん。
明日の朝、絶対時間通り起きれるはずがない!!
そんなことで悩んでたの?大丈夫だよ。目覚まし時計も時間通りセットしたんでしょ?きっと、いつも通り起きれるよ。
違うの!今までのは、きっと奇跡的に起きれてたの。だけど、明日からは突然幸運が尽きて、地獄の連続。僕の無遅刻伝説もこれで終わり。
まぁ、確かに気持ちはわかるよ。僕も夜寝る前に、ちゃんと目覚ましかけたか気になって、何度も体起こしてチェックしなおすもん。
でも実際、何度確認し直しても事実は同じ。ほら、ちゃんと目覚ましセットできてるでしょ?今日はもう安心して眠りなよ。
いや。実は今日だけ、目覚ましが僕を騙すために、嘘をついてるかも知れない。僕は絶対騙されないぞ!明日絶対遅刻してたまるもんですか!
また、妙な心配が始まった。大丈夫だよ。数字は嘘つかないって。
ほら!スマホだと、マナーモードになってないかも、ちゃんとチェックしなきゃいけない。音量がゼロになってないかも確認も需要。
音量ゼロになんて、わざわざしないでしょ?
ウザい上司からの連絡を替え潜るために、現実逃避で思わずゼロにしちゃう時があるでしょ?だから、音量チェックも必要なの。
急にダークな側面が現れたな。怖い怖い。
第一、目覚ましが鳴らなくて、ちょっとぐらい出るのが遅れても大丈夫でしょ?駅までダッシュすれば。
なんて悠長な。あの鬼課長と来たら。1分どころか、1秒でも遅れたら、即射殺だっちゅーの!
どれだけ、過酷な環境で毎日仕事してるの?逆によく今まで無事で仕事して来れたね。
あぁ、もうどうしよう!今夜は徹夜しようかな。明日仕事に遅刻しないように!!
もし明日、コウが本当に遅刻しちゃったら、全部僕のせいにしなよ。僕がインフルエンザで、どうしても病院に付き添わなきゃいけないって。
あ、でもマズいかな。「証拠に、お前の連れの診断書出せ!」って言われたら、嘘だってバレちゃうから。
じわっ・・・!
じゃあ、お言葉に甘えて明日の朝はゆっくり寝させてもらうわ。あ、朝ごはんは焼き鮭とお味噌汁が良いな。
何急に甘えとんねん!てか、朝ご飯までワシ頼むなわれ!
おしまい。