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【漫画】おっさんアロマ3「アロマテラピーを勉強して良かったこと」【エキゾチックショートヘア・ラグドール子猫マンガ|アロマテラピー勉強法】

猫さんが今までアロマテラピーを勉強して来て、良かったことってなんっスか?

香りの掛け算ができるようになったことね。

香りの掛け算?

例えば、料理を作る時「砂糖をこれぐらい入れて、醤油をこれぐらい入れたら、こんな味になるな」って考えるでしょ。味の計算をする。香りを楽しむ場合でも、例えば「オレンジ・スイートとテイートリーを混ぜたら、こんな匂いになるかな?」って想像しながら使うの。

なるほど。そう考えると、エッセンシェルオイルを使う時も、ある種料理みたいですね。

「香りの掛け算」ができるようになると、今度は逆に「香りの割り算」もできるようにもなるのよ。

香りの割り算っスか?

良い香りのするお店に言った時に「これは、オレンジ・スイートとティートリーを混ぜた香りだな」って勘が働く。例えばこの間、私「無印良品」に行って来たんだけど、お店で香りを飛ばす機械が回ってて「オレンジ・スイートとティートリーの香りかな?」って勝手に分析してた。

へー。まるで名探偵ですね。確かに無印良品って独特の匂いがありますもんね。特に気にしてなかったのもあって、俺には全く何の匂いかわかりませんでしたけど。

その点、匂いの勉強は、他の学問にも共通してるかもね。「自分が知ってる情報」だけが耳に入って来る。心理学で言う、カクテルパーティー効果みたいに。

何でも、勉強しておくと情報をキャッチしたり、分析する能力が目覚めるってことですね。

あともう一つ、香りについて勉強していて良かったことは「国語力」がついたことね。

国語力ですか?意外っスね。

仕事柄、匂いを言葉で説明する必要があるから、毎日色々な匂いを分析して、日本語に置き換える訓練を頭の中でしてる。例えば「イランイランは、南国の花の香り」とか。

なるほど。それで国語力ですか。確かに普段生きていて、香りを言葉で説明するなんてことは普通しないですよね。嫌な匂いの時だけ「臭い!」って叫ぶぐらい。匂いを言葉で表現するという点において、アロマテラピーを勉強してる人は、ワイン・ソムリエにに似てるのかも。

匂いを言葉で表現しようっていう試みも楽しめるのが、アロマテラピーをやっていて楽しいところね。

よし!じゃあ今日から俺も、身の回りの色んな物の匂いを言葉で表す練習をしたいと思います。香りマスターになるために。

頑張って。応援してるわ。

まずは。そうだな。俺の靴下の匂いを。

キャー!ここで脱がないで!!

おしまい。