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エンジニア歴25年の僕が大切にしていること3つ

グルコースの安達です。

普段Twitterで駄文を書いて♡が3つ付いただけでニッコリしている僕には、人を感化させたい魂胆の文章を書くのは大変ですが頑張ってみてます。

コードを書いてお金をもらうようになってから約25年ぐらいたつので、ソフトウェアエンジニアとして動きつづけるために大切だな、と思っていることをいくつか書いてみようと思います。


①健康

何いってんだこいつ、みたいなネタから始めてしまいましたが本気でそう思っています。

別にエンジニアに限らないだろ、という意見はそのとおりですが、僕の若い頃は「プログラマー35歳説」なんてのがまことしやかにささやかれておりまして、「それまでになんとか食えるサービスなりを開発しておかないと老後どうしたらいいんじゃ……」などと心配していたものでした。
その当時から35歳以上で実戦で活躍されてる方はたくさんいらっしゃったのに、なんたる視野の狭さでしょう。

良いコードを書くために集中力はとても大切ですが、集中力は自分の体調や精神の状態に深く依存する、というのは異論がないと思います。
自分のパフォーマンスを最大化するために、体や心の健康に気を使う、投資するというのは大切なことだと思います。

これは何も、今すぐ筋トレしろ!と言っているわけではなく(したほうが良いけどね!)、できるところから始めてみれば良いでしょう。
例えば、椅子を変える。歩いて通勤する。みたいな話から、ストレス源になってるモノ・人から遠ざかる、心理的安全性についてチームでディスカッションするなどいろいろなアプローチがあると思います。

glucoseでも、ひとまず飯はちゃんと食ってほしいという思いから、ランチ用に白米を炊いたり、お惣菜サービスを契約したりしています。


②クリティカルシンキング・目的思考

エンジニアの本質は「うまくいかない」ことをなんとか「うまくいかせる」ために何をするか考える・やる、だよなぁと思います。
いわゆる「顧客はドリルではなくて穴がほしい」って話ですね。

そのためには個別のタスクのディテイルに集中するのも大事ですが、
今取り組んでいるタスクが解決するものは本質的に何なのか? 
逆から言うと、
このタスクは本質的な課題を解決するのか?
という事を気にするのを忘れないようにしてほしいです。
いわゆるクリティカル・シンキングとか目的思考みたいな概念かと思います。なぜなぜ分析も似たような話ですね。

例えば自身の経験でも、タスクは処理していってるけど「なんとなくうまくいってないなぁ」みたいなプロジェクトに割って入ったら、メンバーにプロジェクトのゴールが伝わっていなかったり、ゴールに対する分析が曖昧でタスクを細分できていなかったみたいなことがあります。
そもそも語彙自体が曖昧で(同じ語彙をみながそれぞれの意味で使っていて)事象に対しての統一見解がなかった、のような事例もありました。

目的思考をすることで、「やってはいけないタスク」だと判明することもあります。たとえばお客さんが「ここに橋かけたい!」って言ってきたとしても、「橋かけちゃうと船が通らなくなるから、せめて跳ね橋にするか、トンネルがいりますよ」みたいな話をする必要があるかもしれません。

Dr.HOUSEというドラマで、主人公の医者が「患者は嘘をつく(Everybody lies)」という決め台詞を言います。
これは患者の訴えに惑わされずに、状況を正しく分析して根本原因に向き合えというニュアンスで劇中では使われているのですが、エンジニアにも同じ事が言えるタイミングはあるのではないでしょうか。


③コミュニケーション

「自分は人と話すよりコンピューターに向き合っていたほうが好きだからエンジニアの仕事が向いている」と昔は思っていたのですが、人生経ってみてから人とのコミュニケーションはエンジニアの仕事の中でむちゃくちゃ大切だなと気が付かされました。
昔は一人でコード書いてたからね……。

これはコミュ強になろう!みたいな話じゃなく、テクニックを磨こう!みたいな話だと思っています。
というのも、ソフトウェア開発のプロセスにおいては大量の細かい意思決定、課題解決が求められており、それを熟練したチームならまだしも、そういった経験のないクライアントともやる必要があるからです。

なにもこれは、PMBOK熟読だ!みたいな話ではなく、もっとシンプルな「仕草」の話だと思っていて、例えば、すべてのToDoを一箇所に集約する、だとか、だれがボールをもっているのだとかはっきりさせる、だとかそういった細かい心構え的なものの積み重ねなのかな、と思っています。
いわば、工場やキッチンを常に清潔にせよ、道具を整理せよ、みたいな話なんだと思っています。


無事之名馬

ロートルエンジニアの戯言みたいな感じになってしまいましたが、社内で開発を回していても、他社の案件にお邪魔しても、こういったところがしっかりしてないと危うい感じになることは多いというかほぼ確実になっていると思います。

当たり前だからこそ、意識して大事にやっていきたいと思います。


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