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認定NPOへの寄附を通じて、あなたが欲しい社会は必ず創れる。

こんにちは、認定NPO法人GLOCAL CENTER代表の行元沙弥です。

GLOCALの活動を支えてくれている、面白がってくださる皆さんいつもありがとうございます。今回、初めましての方もこの記事を通じて、私たちの活動や認定NPO法人の寄附の仕組みや私たちのチャレンジを知ってもらえたら嬉しいです。

ー約10年前「NPOって何?」と非営利組織のことも知らない、学生時代の私は若者と社会の接点をワクワクするものに変えるためGLOCAL CENTERの設立に携わりました。

ワンクリックから始まる機械的な社会との接点に、私はワクワクできなかった。

GLOCAL CENTERって?

「若者がワクワクする社会を創る」ために2013年に京都で生まれた、認定NPOです。国際的な視座・地域への愛着を掲げグローカル人材の育成を、当事者である学生の声を中核に据え、産業界・大学・行政とが本気で手を取り合ってActionしています。

鍵は「面白い大人」の存在

学生がワクワクするには、まず私たち大人がワクワクしているか?
鍵は、問いからはじまる様々なプロジェクト(PBL*)と面白い大人。その数は約250を超え、私たちNPOを媒介に肩書や年齢を忘れるワクワクした大人が夢中になり「純粋に学びたいこと、知りたいこと」を動機に学生と繋がって自然と教え学び合う風土を構築してくれていることです。学生の対象者は京都をメインに関西全域、日本全国の中学生~大学生、留学生、大学院生多岐に渡り、GLOCALにかかわる学生は面白い大人の存在、その背中を通じ社会に確かな希望を感じています。

世界から見た日本、置き去りにされているのは「若者」

では、日本全体に目を向けたときに若者はどう感じているでしょうか。

2022年11月「変わりそうにない日本が悔しい」とスピーチし「国際子ども平和賞」を受賞した川﨑レナさん(ユーグレナ二代目 CFO 最高未来責任者)

そして下記は、18才意識調査(日本財団)での大人が目を背けてはいけない現状です。

日本は、自分の国の将来について良くなると回答した若者がわずか13.9%

2019データ出典:https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/11/wha_pro_eig_97.pdf
2022データ出典:https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2022/03/new_pr_20220323_03.pdf

GLOCALに集う、学生たちの生の声。


上記のデータや若者の置かれる状況を変えられるのは、私たちのアクション次第です。そして、私たちにはこんなメッセージが、プロジェクト参加学生から届いています。

「GLOCALの皆さんのおかげで、2022年は今まで生きてきた中で、一番いろいろな人とお友達になり、お話しすることができました。2023年からは、今年できたつながりを活用しながら自身の活動をより濃いものにしていこうと思います。」

学生の声

自分の内面から湧き出る好奇心を起点に、学びや繋がりを有機的に広げ、深める。"就活"が始まる前の、純粋な学びの時期に地域の産業を支えている人たちの存在、リアルな社会を支える大人の背中に触れる。そんな日常を皆さんと未来に向けて「若者が希望が持てない社会」の数値をActionで覆していきたいのです。

私たちの活動、学生の活動を具体的に寄附を通じて力になりたい、そんなみなさんの力と知恵をお借りしたくこのblogを書いています。

🐖💰認定NPO法人に対する寄付は、寄付金控除を受けることができます。

認定NPOに寄付することによって、こんな世の中になってくれたらいいな!と思う事業に対して、国が一緒に税金を使ってくれるしくみについて紹介させてください。

*全国50,860のNPO法人のうち「認定NPO」は、1,228件と全体のわずか2%です

年末「ふるさと納税、何をしようかな?」と見ておられた方もいらっしゃったと思います。ふるさと納税のように返礼品はないですが同様に寄附金控除が受けられます。

前提として、それぞれの会社や個人の方がどの程度稼いでいるかということによるので税率は人それぞれですが、認定NPO法人へ寄付をするとあなたの意志あるお金が社会に届き、国があなたの税金を安くしてあげるよ!ということです。

「あれ?税金はちゃんと払わなくちゃいけないんじゃないかな?」
「私が寄付をして税金が減ったら国が困らないかな?」

そういう風に感じた方はおられますか?確かに、税金を払う額が減るということは国に入るお金が減るということにもなります。
ただ、少し見方を変えてみましょう。

例えば、10,000円寄付したら4,000円の税金が減ったとしましょう。
少し見方を変えると、10,000円払ったら4000円返ってくるんだから、6000円しかかからなかったという見方もできませんか?とすると、、
もっと見方を変えると、「私が6000円寄付したら国が4000円一緒に寄付してくれた!」とも捉えることもできます。

あなたも一緒に、税金の使い道について考えてみませんか?GLOCAL CENTER問わず、こんな世の中になったらいいなと思う団体に寄付することによって、世の中がちょっと変わるかもしれません。

賛助会費(寄附として扱う)であっても、個人、法人も寄附控除を受けられます。
※法人と個人で税制優遇が異なります。詳細は、顧問税理士や税務署にお問合せください

🌼GLOCALにいただいたご寄付の使い道

・お金がハードルになっている学びを諦めない・妨げないため
→高い学費を払わなくても質の高い情報や人に触れられる環境づくり
・グローカルで学ぶ中高生、大学生、留学生の皆さんに対して学びの場を無料で提供する(書籍購入・フィールドワーク・活動費等)
・公立高校への活動費補助やアクティブラーニング実施支援
・活動を支えるスタッフのセミナー参加費や自己啓発費 等
今後自立した事業運営、助成金・補助金に頼らない学生の学びへのアクセス環境・体制づくり など

📢GLOCAL CENTERサポーターの声

我々企業人は経済活動の前線にいる、学生たちは経済活動の産み出す現代の風の中にいる。我々は学生から現代を感じたいと思う、そして彼らに経済を感じて欲しいと思う。そんな場を提供することで地域の未来を拓こうとするのが【グローカル人材開発センター】である。先人の努力で多くの実績を積み上げて来たこのNPO法人が創立の趣旨に沿って「地元の大学と京都企業、行政」が支える共同体としてこれからも発展することを支援したいと思う。

株式会社ナベル取締役会長 南部 邦男 

🌐

GLOCALさんが提供しているのは、一般的な人材育成プログラムではなく、学生の皆さんが、学び・実体験を通して、自ら、周りの仲間と共に成長する、人と人のつながりをとても大切にした素晴らしいコミュニティです。
弊社BCGも「多様性からの連帯」という言葉のもと、様々な個性・つながりを大切に、発展してきた会社です。次の100年を見据え、京都から世界へ様々な新しいことを発信することができるよう、次世代のリーダーを担う学生が輝ける場を提供できるよう、お手伝いできればと思います。

ボストン コンサルティング グループ 
プリンシパル 日山 史巳

2022.10/31時点 Please please JOIN US💖🌐

NPOで生きるをスタンダードにするため、国内NPOへの寄附循環を。


昨年、KDDIが10億円を70団体へ寄附したニュースが話題になりました。しかしながら、社会性を第一義に取り組む団体の職員の平均年収の現状は下記の記事の通りです。

日経新聞より

上記記事でコメントをされているコングラントの佐藤さんは私が参加した非営利団体向けの研修での同期メンバーなのですが、多くの日本人が寄付をしているグローバルNGO*の寄付額について教えて下さいました。

下記は、もちろん年間でかつ日本国内のみということです

■日本における年間の寄付額
・ユニセフ 年間寄付237億円
・国境なき医師団 年間寄付130億円
・国連UNHCR協会 年間寄付57億円
・ワールド・ビジョン 年間寄付40億円
・国際連合世界食糧計画WFP協会 年間寄付19億円
合計:483億円 ※ユニセフのみ21年度

この483億円の内、どのくらいが当事者に使われているのか、、

実は、私自身もなにかしたい、でも何からしたらいいのかわからない時にCMで流れてきたユニセフからはじめました。現在は、個人的に関心があり自分の代わりに時間を投じて下さっている方にと思い国内のNPO(ホームレス自立支援、難民の就業支援等のNPO)kivaなどを通じ複数支援しています。このシフトは、コロナの影響も大きかったです。

国内支援に使われるべきと国内インパクトNPOのデータベースづくりを行うそうです。そこにグローカルも大々的に取り上げてもらえるよう、プレゼンスを高めるために私はできることを1つずつ頑張ります。

今後、グローカルで挑戦したいこと

高い学費を払わなくても、どんな環境に置かれていても質の高い情報や人に触れられる環境を必ずつくっていきます。

またご寄付を通じ、自分たちの存在意義を確かめながら進みたいです。国際基準で議論されているトピックも強化し、現在は助成金で運営しているものも今後顔が見えるみなさんからの安定した寄附金で運営していきたいです。

🌐例:気候変動×貧困に関するテーマを扱う国際プログラム
前篇:https://note.com/glocalcenter/n/n9f966e19df08
後編:https://note.com/glocalcenter/n/n432cf8a9e652

グローカルが扱うテーマは、ワンイシューではないからこそ価値があります。答えがないわからない問題。だからみんなで考えます。分かれて取り組んではみえないものもたくさん、だから、組織や年齢の垣根を越えて地域や国境を超えて一緒によい試行錯誤しながら学びませんか?

2023年「海から始める気候変動を考えたい」と中高生が山口県上関へ
1500種類にも及ぶ海藻研究、環境再生型の漁場作りをされておられる新井先生にインタビュー!
2022年度の大学でのPBLのテーマ事例
今、私が学びたいこと

💖最後に、面白い大人のみなさんへ

「社会って大変だけど、楽しいよ面白いよ」って、私たちと一緒に学生に証明しませんか?ご寄付をどうかよろしくお願いします💖
いつもありがとうございます。

私は、ワクワクからはじめたい。とにかく楽しくしたい。

「あなたが学びたいことはなんですか?」

認定NPO法人グローカル人材センター
代表理事 行元 沙弥

若者をおもしろがるプロと場づくりのプロ

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