見出し画像

「社会貢献」だからこそ、自分を大切にすることから。(Day3編)

こんにちは!インターン生のみぞです!

生涯現役クリエイティブセンター×GLOCAL CENTERの研修をお届けします。
📝Day1-2の様子はコチラ

今回の開催場所はQUESTION 4F🏢見晴らしがよく、皆さんワクワクした気持ちで会場にいらしてくださいました。

クッションに座ってリラックスしながら開始です🌷

ここに座るの😳

チェックインから!

今日のテーマが「社内でのチームづくり、実践サステナビリティ・SDGsを学ぶ」ということで、、、チェックインではSDGsについてのイメージを聞きました。

○参加者の声(抜粋)
・SDGsカードゲームやったことある(けどわすれた)
・SDGs難しそう……とっつきにくい
・SDGsなにも知らない、皆さんと勉強していけたら
・SDGsいままで聞いたことはあるけど。。。
・SDGs知らないです
・SDGsはマークしか知らない、中身のこと知らない

アジア、欧州、米国、、認知度自体国により様々ですが、世界のSDGsランキングはこちらです。柏木さんの組織の取り組みや個人の活動からこのテーマを一緒に学び、理解を深めます。


アイスブレイク🐧

「お題の絵を描く!」という簡単に見えて意外と難しいアイスブレイクを実施しました。

まずは「アンパンマン」

easy easy

つぎに、「ペガサス」

ペガサスとユニコーンを混同して描いている参加者の方も多くいらっしゃいました。へへへ

ペガサスは背中に翼の生えた馬🐎👼ユニコーンは頭に角の生えた馬🦄皆さんはどちらがどっちか分かりましたか?

柏木さん、絵がホラーです😹

さてさて本番。

最後のお題は「リーダー」

みなさんなら、「リーダー」と聞いてどんなイラストを描きますか?

描かれた絵は先の二つに比べ、バリエーションが様々。なぜそう描いたのか?リーダーに紐付くイメージについて対話を深めます。

最年少参加者21歳のリーダ像は「勝手にせんといて」と指図する人の絵が描かれていました。

大人のみなさん、重く受け止めましょう!!!😭

その後、このTED動画をみて、感想共有。さまざまなリーダー、リーダーシップの発揮の可能性、あり方について理解を深めました。

画伯・柏木さんのアンパンマンとユニコーンはSTUDENTS  Lab5Fにて展示中です。QUESTIONにお立ち寄りの際はぜひ見に来てください👀
Day3のゲストは、柏木さんです✨

大変お待たせしました!

柏木さんを迎えDay2に引き続き、参加者の問いや悩みをベースにこのプログラムは構成されています。双方向型で、キャッチボールしながら進んでいきました。

20代の時は、今の真逆だった😮

グローカルセンターの設立当時から見守ってくださっていたという柏木さん。学生の話、若者の声に耳を傾けグローカルセンター以外にも多岐にわたる活動をされ活発な方!という印象を、ご存じの方は誰もがおもちだと思います。

そんな柏木さんが、20代の頃は「京都を離れたくない」という一心で、京都企業のワコールに就職。なのに、東京に配属となりホームシックになり自分も周りも困惑していた(!?)という意外なエピソードを伺いました。

仕事については、ものづくりと営業を約20年担当されたといいます。柏木さん自身、入社当初から「自分は人事をやりたい」と申告していたそうです。満を辞して20年の時を経て、人事にキャリアシフト。
キャリアについてのセミナーを行ったり、大学で講義を行ったり、40代で社外での出会いを経験。

それらの経験を経て、会社以外にコミュニティを持つことの大切さ。地域・趣味以外のコミュニティをもつことの重要性に気づいたそうです。若い時は初めての人がいる場所は苦手で内弁慶だったといいます。こんな変化をした柏木さんだからこそ、いろんな方の気持ちに共感できるのだなと感じました。

誰かのために働くためのコミュニティ、それが自分にとってはグローカルだったといいます。

リーダー像の変化

人事会社で6年間社長を務められ、写真を見返すとほとんどが、集合写真の真ん中に。当時は、自らがみんなを率いるリーダーシップのあるリーダーが理想。それが、当時の自分の中のリーダー像だったそうです。

そこから、最近の写真は柏木さんは端っこに。どんな変化が起きたのでしょう?

健康と業績は別物と捉えられていた時代「残業してでも仕事を!」という価値観から、社員の健康ケア、健康経営がスタンダードの時代になるにつれリーダー像も自身のあり方も変化されたそうです。

社員が中心となり、従業員が健康に働ける、働きやすい会社づくりを目指す中で、リーダーが率いるチームから従業員の自主性を重んじ、ひとりひとりが自主的に行える環境づくり、サポートが最優先順位になったといいます。

アダプタビリティ(社会適合性)が弱かった自分

また、そうしたマインド・考え方の変化が成績に直結したエピソードもお話いただきました。

「営業がつよくなりたい!」という気持ちの時は、営業成績が伸びなかったそうです。ところが、自我を捨て、得意先のために仕事をし始めた頃から成績が伸び業績トップになったそうです。

こうした自身との葛藤や変化を経て、今まで環境の変化は苦手だったにもかかわらず、「つまらないな」と思い始めた自分に出会ったそうです。

自分を知らない人ばかりのところにいきたい!→移動
今まで築いてきた人間関係や経験値が使えない。新しく創る、という面白さに気づいたそうです。

そんな柏木さんは、昇進のスピードは緩やかだったそうです。課長試験に同期の中で1人だけ落ちたり、試験に招待されてすらいなかったなど悔しさをバネに進んだそうです。🐢

各グループをまわられる柏木さん

柏木さんの話を基に、自分の人生のターニングポイントについて振り返るグループワークへ。

すごく落ち込んだ時、すごく上がった時。
「なにがあったのか、誰が話を聞いてくれたのか?」などなど。
改めて、今に至る過程を見つめ直します。

社会貢献したいのならば、、、

改めて本題に立ち戻ると、サステナビリティ・SGDsに取り組んでいくなら尚更「社会に貢献する前に、自分の将来に貢献してほしい。その結果として、社会に貢献できる。」というメッセージをいただきました。

持続可能な「わたし」そして、社会。


ーこのままでは持続していかない。
2030年に向けて世界が合意したGOALSです。

https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/preamble/


「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」などの目標からそのターゲットまで触れて説明してくだり、社内の活動もご紹介いただきました。

WORK SHOPへ!こうなりたい自分。

大切なことを明確にするため、なりたくないの書き出しから
 

○手放す宣言(抜粋)
・やってみようで動ける自分になるためにくよくよ悩む自分を捨てる
・紳士的な自分になるために嫌なことを後回しにしない!
・今できないことができるようになる自分になるために自分の時間を手放す
・自分の子供の友達になれる自分になるために怒りやすい自分を捨てる

参加者から、なりたい自分のために手放すものの宣言タイム!"チームごとの軸が「自分」「世界」と違っているチームがあった。「世界」についても「自分がいる世界」という意識ができていてよかった。"という、柏木さんからのフィードバックを経てチェックアウトに⭐️

インナーサステナビリティ・インナーダイバーシティを育もう🌈

クロージングに、柏木さんからは下記のスライド共に参加者にメッセージをいただきました。

ー好きなこと、やりたいこと、大切にしていることはなにか、なりたい自分はなにか。

「行動しないとなにも変わらない」
新しいキャリアに挑戦できる世の中。

一歩会社の外を出てみると、会社の中の人間関係も整理されて見える。今日の研修のように、会社の外で会社の肩書きを外して話すことは難しくない。是非、社外のコミュニティにもっと気軽に参加してほしい。

会社での市場価値ではなく、社会での市場価値を高める。

社会に貢献する人材は、会社にも貢献できる。

「我が社は〇〇ができる」から、「私は〇〇ができる」へ。

チェックアウト

・みんなでやったワークショップ楽しかった。みんな違う「なりたい自分」がある。外に飛び出す、実践していきたい
・初めてチーム活動やった、楽しかった。発見できた。なりたい自分になるために捨てる、難しいけどやっていきたい
・すっきりしてる。今までの自分を振り返る、滅多にない機会、よかった。なりたい自分を言葉に出すって大事なことだなと感じた。周りの人にも発信していきたい。
・最初にSDGs難しくてよくわからないって言ってたけど、ちょっとわかってきた。なりたいじぶんを可視化できてよかった。
・自分が知らないことを知れて楽しかった。「キャリア」とは社内のものだと思ってた→社外にもあるんだと気づいた
・みなさんのなりたい姿を文字にして見せてもらって新鮮。SDGsをこじんにまで落としこんで捉えたらいいんだ!なりたい自分を決めたので少しずつ手放して生活していきたい。
・今の若い人の様子を見て「日本は大丈夫」と思った。自分の子供に今日でた質問を投げかけたい。
・グループワークに参加してみなさんの生の意見を聞けて新鮮。自分のことを振り返るきっかけになった。
・女性→ミクロ、男性→マクロの視点に比重があったように感じる。健康経営という言葉。最近寝不足だから自分自身の健康を経営していきたい。
・自分のターニングポイント、今まで気にしたことがなかった。なりたい自分を宣言したので実現できるように努力していきたい。

インターン生みぞの感想

 私は今日初めてグローカルが関わる研修に参加しました。普段は学生向けのイベントやワークに携わることが多いので「社会人の研修ってどんな感じなんだろう?」とドキドキしながらお手伝いをしていました。「研修」という言葉から「真面目で堅い感じ」を想像していたのですが、全然お堅い感じはなく、むしろグローカルらしい柔軟さ・柔らかさを感じるワークショップでした。参加者の方が無意識に持っている価値観のメガネ・ものさしの存在に気づいたり新しい価値観と出合ったりする様子は、学生向けワークショップの様子とも共通していて面白いなと思いました。また今日もグローカルや社会の新しい一面に触れることができて良かったです。

📝編集後記:(柏木さんより)

私も今回の研修で学んだ事があります 「私は承認欲求を手放し他者貢献を手に入れました。悔しさのバネを手放し、面白さのバネを手に入れました。個人主義を捨てチーム主義を手に入れました。 社内だけを捨て社外にも出ていきました。それらのアンラーニングを20、30、40代にして結果、変化を恐れる自分を捨て、変化を楽しむ自分を手に入れました。」 この学びは大きかったです。 みなさん、ありがとうございました。柏木

打ち合わせをしてくれたきのPもありがと~良い時間を過ごせました!
今回欠席の方も、次回からまた元気にお待ちしています♪

次は11/25(金)Zoomにて🌠


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?