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新規事業を任されたPOの入社エントリ

今回の記事は、新規事業であるGLOPLAチームを率いるプロダクトオーナーの入社エントリです。彼が感じ取った当社の雰囲気とは?

こんにちは!GLOPLAのPOの松尾です。コロナ真っただ中の2021年1月に入社しました。今回はグロービスに転職をした理由と、実際に入って感じたことをお話します。


グロービスへ転職した理由

グロービスは4社目で、前職の通信キャリアには17年在籍していました。

ちょうど40歳になったあたりで大きなプロジェクトから解放され、加えて自分のキャリアを見直すきっかけがあり、社会人人生の後半は自分のやりたいことで価値を出して行きたいと考えていました。

その後、ジョブポスティングでの異動や、社内起業に挑戦するなどしていた頃に、エージェントからグロービスを紹介されました。

転職を強く意識していた訳ではありませんが、IT通信業界から教育コンサル業界、従業員規模数万人から数百名、上場企業から非上場企業、など様々な違いのある環境への参画を決めた理由は3点あります。

1.シード期の事業開発に中心的な役割で携われる

実はグロービスというと大学院のイメージしかなく、なぜIT系の事業開発をしてきた自分に声がかかったのかというのが最初の印象でした。

しかしエージェントから、数年でエンジニア組織を立ち上げ、グロ放題というコンテンツ事業をスケールさせた実績があること、今回は同部門の新規事業として企業内育成のDXに取り組むデジタルプロダクトを開発していることを聞きました。

また、企業内育成のDXについては先行する他社がいる市場への後発参入という事もあり、事業開発の知見を持ってプロダクト開発をリードするメンバーを募集していることに興味を持ちました。

2.技術検証や社会実験ではなく世の中に価値を出していける

今回の事業については、既存のエグゼクティブ向けコンテンツ事業とはコンセプトが異なりました。まず、今回の事業は、企業の全従業員向けの業務系SaaS事業として位置付けられており、グロービスとしても新領域への挑戦になります。

また、事業開発の進め方がアジャイル型で、顧客と価値検証を継続的に進め事業を成長させていきます。

このような状況下では、前職でのSaaS開発や事業戦略の経験、HRBP部門で社員育成や組織開発に取り組んでいたことなどが活かせると考えました。

3.性善説、個人の自由と自己責任という企業文化への賛同

選考プロセスで中の人と話した際、グロービスが大切にしている事として、「1.個人、2.家族、3.仕事」という優先順や、規則やルールによる管理主義を排除しているという人事方針、何よりも働く人たちがバイタリティーに溢れ人柄がよかったことから、働き方と価値観に共感し、仕事を通じて更に成長できると感じました。

前職では、従業員が数千名の頃から数万人の規模になるまでの過程で様々な経験をしてきたこともあり、出来る事はやり切ったという感覚がありました。

今回のオファーは自分にとってコンフォートゾーンを抜け出しステップアップするチャンスと考え、転職することを決めました。

エージェントからお声がけいただいたのは2020年夏あたりでしたが、コロナ禍で春先からフルリモートになっていたことも、気持ち的に社外に目を向け易い状態だったのかもしれません。

グロービスのよかった点

既にグロービス入社から1年近くが経過しました。

現在は、メンバーの評価や採用活動にも携わり、新メンバーの受け入れもしているところですが、入ってみて分かったこと、これまでの仕事に対する考え方を大きく変えた部分などを3点ご紹介したいと思います。

1.若い組織で、組織力向上に向け挑戦を続けている

前職はコロナ禍を理由にフルリモートでしたが、グロービスはチームに地方在住者もいるためコロナ前からフルリモートでリアルで会ったことがないメンバーもいる状態でした。

このため、オンラインという制約への対策を、「人の話を遮らない被らない」「話してない人にも思いあり」、「原因の追究はしても責任の追及はしない」と言語化し運用していたり、バーチャルオフィスを導入したり、スラックをツイッターのように使うなどしたりしてコミュニケーションが活発に行われています。

わたしが所属しているデジタル部門は正社員が100人の壁を突破した状態で、派遣社員や業務委託を含めると約170名の所帯に急成長中です。

そのため、組織文化の醸成やエンゲージメントの向上など、組織力を高める活動を担う専門チームが新設されました。そこでもチームに対して当事者意識を持つというマインドが職位や職種、雇用形態に関わらず徹底されています。人の過ちを追及したり、人を出し抜こうとか、自分だけ認められたい、という雰囲気がなく成果に真摯に向き合い、互いにオープンマインドで協力し議論を進めています。このような努力もあり、心理的安全性の高い組織の実現に奏功しているところだと思います

2.中途採用が中心のため経験豊富で学ぶ意欲の高いメンバーが多い

1on1やWayなど組織開発に関するワークショップ、BackendやFrontendなど職能別の情報交換会、人材育成や他社研究、ドメイン知識の勉強会などに全社的に積極的に取り組んでいます。

学んだことを業務に取り入れるなど実践にも活かしているところは、さすが社会人の育成や学びを基幹事業に国内外で成長し続けてきた企業だと感心しましたし、わたしも自己成長のために業務の合間を縫って参加しています。

3.組織の人数が少ないため自分の影響が及ぶ範囲が大きい

わたしはスクラムチームのPO、プロダクト開発チームのリーダー、サービス基盤(受注~課金請求)の企画設計PJのPM、事業開発チームのPdMなど複数の役割を一部他のメンバーと補完し合いながら担当しています、この点は事業立ち上げ期で所帯が小さいと聞いていたので、ある程度業務が広がることは想定していたこともあり、新規事業を着実に育てていくために必要なタスクとして、経験を活かせる領域に日々楽しんで取り組んでいるところです。

まとめ

GLOPLA LMSは社内ベンチャーとしてグロービスの次の柱となる事業の初手にあたりますが、この先爆速で事業を成長させていくために、複数の周辺サービスを立ち上げていく計画です。

企業で人材育成に関わる方、エンジニアとしてB2BのSaaS事業に携わっている方、HR-TechやEd-Techの事業開発に携わっている方は、今後もGLOPLA LMSの動向を楽しみにしていてください!

グロービスでは一緒に働く仲間を募集中です!

グロービスでは、GLOPLA LMSを作り上げる仲間を探しています!
一緒に働きたいと感じたら、是非応募してください!

https://recruiting-tech.globis.co.jp/


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