子どもは見たものしか真似できないのだから…
私の英語教室は少人数制だったため、毎日子どもたちの全てを見ることが出来た。
どんなものを食べて、どんな遊びをして、どんなことに怒って、どんなことで怒られているのか。
英語を教えると言うよりも、子どもたちの話やリアクションを聞いたり見たりしながら、それぞれが持つ資質や価値観を感じ取り、子どもたちが成長するために、またこれから学んでいくために必要なモチベーションと自己肯定感を高めることを楽しんでいた気がする。
でも、常に保護者からのニーズとのギャップが存在していた。
保護者が欲しがるのは「結果と安心感」
私も母親だから、その気持ちはわかる
でも
そんな「結果」や「安心感」は親が信じて持っていなければどこに預けても得ることはできない。
理想を追い求め、「優秀」と言う定義を数字や評価を通じて追求し、周りの子どもたちの素行や、保護者達の考え方と比べて、自分の子どもたちをどう育てるべきか!と考え苦しむ…
でも、本当に見なければいけないのは
「自分」と「自分の子ども」…それだけ。
いわゆる
人は人
うちはうち…
でもそれがなんとも、意外と難しいのかも知れない。
でも、そんなお父さんやお母さんには、ぜひ、スマホやゲーム、ディズニーランドやUSJに頼らず、「これ以上楽しいことはない」と子どもが思えるような時間作りにチャレンジしてみてほしい。
めちゃ疲れますよ。
でも、それくらい親が「本気」になってもいいのではないだろうか。
いや、むしろそれくらい親が「本気」になるべきだろう。
「親は子どもより本気なんだ!」ということを見せてあげれば、子どもだって本気で取り組むことの楽しさを覚えていくに違いない。
だって、子どもは見たものしか真似できないのだから…。
まずは私たちが「本気」を楽しめることが大事。
私たちの「本気」を見せてあげましょうよ!
そんな親子での「本気」のぶつかり合いが生まれれば…
どんな子育てが正解なのかわかってくる。
自分の子どもの素晴らしさに気づくことができる。
そして子育ての楽しさに気づくことができる。
でしょ?
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