人と魚
私たち陸上で生活している動物たちは、「水中」では生きていけません。
ただ不思議なことに私たちのルーツは海の中の生物だった訳ですから、その頃はエラ呼吸ができて水の中でも呼吸ができた訳です。なんでその機能を「進化」は捨てたのでしょう?残していたら、海の中も生活環境としてみなして、より海を大切に使ったのではないかと思います。
また魚は逆に「陸上」では生活できません。肺呼吸の能力を持っていないからですが、彼らの進化はその選択をしなかったということなのでしょう。
つまり、進化には何らかの意志があり「選択」を行っているということです。
私たち「異文化コミュニケーション研究所(R)」では、『日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする』ことをミッションにして、優秀な留学生にターゲットを絞り日本企業に紹介したり、日本企業の《グローバル・ダイバーシティ対応》への環境改善のコンサルティングを行っております。
ある意味、日本企業の「水中」から「陸上」への進化のお手伝いをしているのですが、そのお手伝いの際には、企業さまに対して後戻りできない「選択」を求めます。両生類的に、エラを持ちながら肺呼吸をすることはできないからです。
「水中」が悪いとは言いません。ただ、「陸上」に上がった人類の方が猛烈な進化をしたことからもわかるように、《グローバル・ダイバーシティ対応》した方が間違いなく、さまざまな可能性を持てます。
想像してください。エラしか持っていなかった私たちの祖先が陸に上がったときの「苦しさ」を。その苦しさに比べれば、《グローバル・ダイバーシティ対応》は大したことはありません。でも、不退転の覚悟は必要です。
一方でお話をしてみると、やっぱり「水中」の方が合っているという企業があることも事実です。そのような企業には、もちろん《グローバル・ダイバーシティ対応》は勧めませんが、ほどんどの企業は、単に『覚悟がない』がなく、将来への展望への意識が乏しいだけです。
でもそんな消極的な企業に「覚悟をしてください!そうすれば未来が開けます!」と私たちが説教をしても仕方なく、そんな時は『ゲーム感覚でまずは楽しむ』ことからスタートすることを勧めています。
「水中」で生活をしていても、ときどき「陸上」にピクニックをしに行けば良いのです。
優秀な高度外国人財を一人雇って使ってみる。
とりあえずどこかの部署に配属させてみる。
ダメなら辞めてもらい、また別の外国人を雇う。
無責任に聞こえるかもしれませんが、恋愛同様です、そのときの愛は事実であっても将来は誰にも分かりません。
「水中」を否定はしませんが、是非「陸上」にピクニックに出ましょう。
私たちがガイドを致します。
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用
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