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[解説と設問を発表]世界遺産の3分の1の氷河が消滅【SDGs英語ニュースについて議論する】第40回 11/19(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第40回11/19(土)10時@オンラインで開催します。このワークショップの解説と設問を発表します。

今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」には含まれていませんが、氷河消滅の危機に関するVOAの記事「国連の研究: 2050年までに地球上の主要な氷河の3分の1が消滅するとの調査結果」について議論します。記事はVOAの「UN Study: One-Third of Planet’s Major Glaciers Will Be Gone by 2050」を利用します。この記事はSDGsの目標15陸の豊かさを守ろう」に対応しています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第40回「世界遺産の3分の1の氷河が消滅」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」です。

目標15「陸の豊かさを守ろう」

“陸の豊かさを守り、砂漠化を防いで、多様な生物が生きられるように大切に使おう”

以下は国連がまとめた国土の持続可能性と生物多様性についてのサイトです。

Goal 15: Sustainably manage forests, combat desertification, halt and reverse land degradation, halt biodiversity loss

ユネスコが11月に衝撃的な報告書を発表しました。氷河がある世界遺産は、世界で50か所ありますが、そのうちの3分の1の氷河が、2050年までに消滅の危機にあるというのです。それらの氷河の溶解は、世界の気温上昇を産業革命前との比較で1.5度までに抑える努力をしたとしても、避けられないという見解です。

ユネスコ報告書 「世界遺産の3分の1の氷河が消滅」と予測

そんななか、英国の新首相がこの秋のCOP27の欠席を表明する(後に撤回)など、気候変動に対する危機感を持っていない指導者もまだまだ多いようです。日本でも最近になって、ようやくESG&SDGsを推進しないと産業界で生き残れないという認識が上場企業の間には広まっています。しかし、日本政府のエネルギー対策はそれを反映しているとは、言い難い状況があります。政府と産業界に対して、気候変動に関する更なるアクションを促すためには何が必要か、一緒に考えてみませんか?ワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年11月19日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

UN Study: One-Third of Planet’s Major Glaciers Will Be Gone by 2050

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

世界遺産の3分の1の氷河が消滅【SDGsが英語ニュースについて議論する】第40回 11/19(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

世界遺産の3分の1の氷河が消滅【SDGs英語ニュースについて議論する】第40回 11/19(土)10時@オンライン|Global Agenda

解説

11月6日から、エジプト東部のリゾート、シャルムエルシェイクで国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が始まりました。今回は世界的な異常気象による干ばつや風水害などで大きな被害を受けた途上国から先進国に対して、「損失と損害」への資金支援を求める声が高まり、会議開催直前まで、アジェンダ策定を巡って激しい議論が戦わされました。

温暖化「損失と損害」巡り激論…途上国「我々は人災の犠牲者」、先進国は資金拠出に慎重 : 読売新聞オンライン

地球温暖化は先進国が経済成長の過程で大量の温室効果ガスを排出したからだ、と主張する途上国は、度重なる災害で大きな被害を受けており、その対策のために先進国に多額の資金の拠出を求めています。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

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