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[解説と設問を発表]脱炭素社会と建築【SDGs英語ニュースについて議論する】第24回 7/23(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第24回を7/23(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキストVOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門には含まれていませんが今後のまちづくり、気候変動に影響の大きい建築技術やデザインについて議論します。記事はVOAの「In Scandinavia, Wooden Buildings Reach New Heights」を利用します。この記事はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に対応しています。また記事はWebでも読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第24回「脱炭素社会と建築」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」です。

SDGs 11. 住み続けられるまちづくりを
“だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”

住宅・建築物を利用することによるCO2排出量は全排出量の約3分の1を占めています。くわえて、コンクリートの使用など、建設時に排出されるCO2も含めると、建築物にかかわるCO2排出量は全排出量の40%を占めるとという試算もあります。そんななか、この建築物に関する脱炭素化が注目を集めています。その一つが木造建築です。

高さ44メートル “国内で最も高い”木造高層ビル完成 横浜|

建築技術の進化により、各国で木造の高層建築物が次々建てられています。スウェーデンの木造の新高層ビルは記録を更新し、高さは75メートル、20階建てです。今後は、世界でますます木造建築が増えていきそうです。あなたはSDGs、まちづくり、建築デザインの可能性についてどう思いますか?一緒に考えてみましょう。このワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年7月23日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

In Scandinavia, Wooden Buildings Reach New Heights

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

脱炭素社会と建築【SDGs英語ニュースについて議論する】第24回 7/23(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

脱炭素社会と建築【SDGs英語ニュースについて議論する】第24回 7/23(土)10時@オンライン|

解説

近代化と建築技術の進歩の象徴と考えられてきた高層ビル建設にかかわるシステムが大きく変わりつつあります。「空にも届くように見えるほど高い」という意味のSkyscraper (超高層建築物)は、長らく米国の力強い資本主義のシンボルでもありました。大都市は高層タワーの高さを競い合い、ニューヨーク市の「ツイン・タワー」が9.11でテロ攻撃のターゲットになったのも、まさにこの二つの高層ビルが、世界中の富を集めたグローバル資本主義と旧植民地の経済的搾取を押し進めてきた新しい覇権型帝国主義を体現するものとみなされてきたからです。しかし、近年の脱炭素社会に向けた取り組みに対する社会的要請を受けて、建設及び不動産業界は建築技術やデザインの見直しを始めました。

一方、日本の大都市では共働き世帯の増加とともに、ますます、人口の都心回帰が進み、続々とタワーマンションが建設されています。結果として、現在では郊外の一戸建てより、都心の高層タワーマンションのほうが人気だったりします。しかし、その一方でかつてのニュータウンは衰退の道をたどっています。新たな都心の高層化はSDGsの目的に合っているのでしょうか。

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