榛村重人

日本生まれのカナダ育ち。 現在は藤田医科大学羽田クリニックの院長として世界を羽ばたくク…

榛村重人

日本生まれのカナダ育ち。 現在は藤田医科大学羽田クリニックの院長として世界を羽ばたくクリニシャン・サイエンティスト。             https://haneda.fujita-hu.ac.jp/

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  • 「早口言葉」で鍛える英会話(米会話)

    Tongue twister(早口言葉)には、英会話に必要なエッセンスが全て凝集されています。とくに重要な発音とリズムについて、Native Speakerも知らない裏技を紹介します!

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助動詞は何を助けているのか?

"How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?"という有名な早口言葉があります。 強いて訳すとなれば、「もしウッドチャック(リス科の動物…

榛村重人
6か月前

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2年間書き続けた英会話ブログを無料公開中です! (注意:実際の英会話にはあまり役立ちません) Sandwich伯爵の子孫は今もサンドウィッチ屋さん?Wrestlingの発音はなぜ…

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6か月前

英会話は発音よりリムズが大切!

英会話は、発音よりもリズムのほうが重要です! 発音がネイティブではなくても、リズムが良ければ聞きとりやすいです。 一方で、発音は綺麗でも、リズムが悪いと逆に聞き取…

榛村重人
6か月前

「早口言葉」で鍛える英会話

私は高校を卒業するまでの15年間を海外で過ごしました。 つまり、いわゆる「バイリンガル」ですが、今までさまざまな場面で英会話のスキルを教えてきました。 ここでは、5…

榛村重人
6か月前

レッスン5:早口言葉

英語では「早口言葉」を「tongue twister」と呼びます。 舌が絡んでしまうほど発音が難しいという意味です。 今回は「Betty Botter」という、最難関の早口言葉に挑戦しても…

榛村重人
6か月前

レッスン4:英語の「ラ行」

いよいよ、英会話(米会話)のもっとも知られざる秘密を教えます。 アメリカン・イングリッシュには日本語と同じ「ラ行」の発音があります! アメリカン・イングリッシュと…

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6か月前
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レッスン3:空白の子音

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6か月前
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レッスン2:「L」と「TH」の発音

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6か月前

レッスン1:「R」の発音

まず始めに「R」の発音方法を練習します。 アルファベットを使用する言語は、英語以外にもたくさんあります。 フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などが人気…

榛村重人
6か月前
助動詞は何を助けているのか?

助動詞は何を助けているのか?

"How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?"という有名な早口言葉があります。
強いて訳すとなれば、「もしウッドチャック(リス科の動物)が木片を投げることができるなら、どのくらいの数を投げられるだろう?」という意味です。

助動詞のcouldが何度も登場します。
これらと良く混乱すのが「Would」と

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(注意:実際の英会話にはあまり役立ちません)

Sandwich伯爵の子孫は今もサンドウィッチ屋さん?Wrestlingの発音はなぜレスリング?フランスの地名由来で英語に欠かせない単語とは?サッカーは英語で本当はSoccer? Football?高層マンションのPenthouseと虫垂炎(盲腸)July(7月)の由来と帝王切開紫色を意味するPurpl

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英会話は発音よりリムズが大切!

英会話は発音よりリムズが大切!

英会話は、発音よりもリズムのほうが重要です!
発音がネイティブではなくても、リズムが良ければ聞きとりやすいです。
一方で、発音は綺麗でも、リズムが悪いと逆に聞き取りにくいのです。

Would you like a piece of pie? (パイを一ついかが?)
(発音) ウッ / ジュライ / カピー / ソッパイ
(リズム)タン タタン  タタン タタン
(強調点)*   *    *  

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「早口言葉」で鍛える英会話

「早口言葉」で鍛える英会話

私は高校を卒業するまでの15年間を海外で過ごしました。
つまり、いわゆる「バイリンガル」ですが、今までさまざまな場面で英会話のスキルを教えてきました。
ここでは、5つのレッスンを通じてアメリカン・イングリッシュのネイティブに近い発音を身につけるお手伝いをいたします。
まず始める前に、いくつかの固定観念を払拭していただく必要があります。

固定観念その1:
単語のスペルがわかれば、発音できる。
そん

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レッスン5:早口言葉

レッスン5:早口言葉

英語では「早口言葉」を「tongue twister」と呼びます。
舌が絡んでしまうほど発音が難しいという意味です。
今回は「Betty Botter」という、最難関の早口言葉に挑戦してもらいます。
今まで勉強してきた「リズム」、「英語のラ行」、「R母音」、「空白の子音」が全て詰まっています。

最も重要なポイントは、一定のリズムで話すことです。
「早口」である必要はなく、発音のポイントに気をつけ

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レッスン4:英語の「ラ行」

レッスン4:英語の「ラ行」

いよいよ、英会話(米会話)のもっとも知られざる秘密を教えます。
アメリカン・イングリッシュには日本語と同じ「ラ行」の発音があります!
アメリカン・イングリッシュとクィーンズ・イングリッシュ(英国の英語)のひとつの大きな違いでもあります。

英語でラ行が登場するのは、R母音の発音と関係します。

レッスン1:「R」の発音

レッスン1:「R」の発音

まず始めに「R」の発音方法を練習します。

アルファベットを使用する言語は、英語以外にもたくさんあります。
フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などが人気ですね。
それぞれ母音の使い方は似たり寄ったりですが、面白いことにRの発音は全く違います。

「赤」という単語、たまたまどの言語でも「R」で始まります
英語:Red
フランス語:Rouge
スペイン語:Rojo
イタリア語:Rosso

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