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「言葉より行動」が全てってわけでもない、言葉も大事なの

恋愛でよく言われる、「言葉より行動」という言葉。

「好き」だの「愛している」だの「可愛い」だの、言葉だけ軽々しく言って行動が伴わない人、いますよね。

だからこういうことわざがあるんだと思うんだけど。

もちろん行動も大事だけど、「言葉より行動」が全てってわけでもない。

言葉も行動も、同じくらい大事だと私は思うの。


その行動も、言葉がなければ伝わらないことがある

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パートナーとギスギスしていた時期に相手からよく言われたことがある。

「俺はお前のことが大切だから、こういう行動をしていた。」
「俺はこういう気持ちで行動していたのに、伝わっていなかったのか。」

私のパートナーは昔、断固行動派の人間でした。

言葉で言わなくても、行動で伝わるでしょ?って思っているタイプの。

でもその行動は、私にとっては“私を大切に思ってこその行動”とは到底思えない行動だった。

例えば、私は言いたいことはハッキリ言って欲しいタイプの人間だ。

自分が傷付いても良いから、物事や気持ちをハッキリ伝えてほしい。だって言ってくれないとわからんし。

けど、パートナーはこういうのです。

「俺はお前に嫌な気持ちになってほしくないから、黙っていた。」

と。

それは紛れもなく相手の優しさである。

けれど私は、

「いや!!!!言ってくれた方が良かったし!!!!」

となる。

相手の優しさゆえの行動も、言葉がなかったから私には伝わらなかったのである。


言葉と行動が一致して初めてわかるもの

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自分が優しさだと思ってやっていた行動も、言葉がなければ相手に伝わらないことがある。

例えば、相手に「しつこいのは嫌かな?」と気を遣って連絡を控えていたとする。

自分はその人のことが好きで大切に思っているからこその行動なのに、相手はこう捉えてしまうかもしれない。

「連絡してこないってことは、対して私のこと好きじゃないんだな。」

自分の優しさ故の行動が、相手にとっては冷たい行動だと思われて終わるわけです。

そうやってすれ違いが生じていく。

考え方、感じ方、捉え方、それぞれ同じ人なんていないから、自分が思っていたこととは違う方向性で伝わってしまうこともある。

「自分の考え方・感じ方・捉え方が基準」ではないのです。

だからこそ、行動だけではなく、言葉で伝える必要もある。

その行動はどういう気持ち故の行動だったのか、言葉で示して初めて相手に伝わる。

言葉と行動が一致して初めてわかるのです。


「察する」なんてまず無理

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人との付き合いが長くなってくると、

「言わなくてもあなたならわかってくれるでしょ?」

完全にこうなる。

けれど、いくら付き合いが長くても、他人は他人。考えていることなんて、言わなきゃ本当にわからない。

自分の気持ちを“察してほしい”と思ってしまう気持ちもわかるが、人間は相手の心を読める魔法使いでもエスパーでもないのでそんなのは無理。

じゃあ、あなたは相手の気持ちをすべて察せるんですか?という話なのです。

「察して」を相手に求めてはダメ。


考え方、感じ方、捉え方、それぞれ同じ人なんていない

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上記で、“私はハッキリ言ってほしいタイプ”といいましたが、もちろんみんながみんなそういうわけじゃない。

中にはハッキリ言われるのは苦手って人もいる。

何度も言うけれど、

考え方、感じ方、捉え方、それぞれ同じ人なんていない

のです。

パートナーにこう言われたことがある。

「○○して!とか、○○はやめて!とか、逐一文句を言うのは嫌がるかなって思って言わなかった。」

だが私は、それを言われたところで文句とは思わない。

文句ではなく要望だと思うから、そう言われたところで「そっか!ごめんね!オッケー!」としかならない。だから、全部言ってほしいのだ。

けれど夫は、反対に私がそれを言うことで

「お前って本当に文句ばっかだな!」

と捉える派だから、感じ方や捉え方って本当に人それぞれなのです。

(多分私が人一倍うるさいからそう捉えちゃうんだろうけど、ゴメンね夫)

○○をして!○○はやめて!は私にとっては“要望”だけど、夫にとっては“文句”。

相手に気を遣って自分の言いたいことを我慢することは、夫にとっては“気遣い”だけど、私にとっては“無駄な気遣い”。

びっくりするほど感じ方が逆なのである。

逆にわかりやすいわな、コレ。

夫は気を遣って自分の気持ちを抑えて我慢できる人だからこそ、私がもっとこうしてよ!ということが文句だと感じてしまう。

けれど私は自分の感じた気持ちは後先考えずベラベラ喋ってしまう無神経な人間だから、夫の精一杯の気遣いを「無駄な気遣い!」と感じてしまう(最低)

だからこそ、感じ方や捉え方を自分基準にしてはいけない。



十人十色、相手に“寄り添う”ことの大切さ

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「私がこう感じるんだから、あなたも当然同じように感じるでしょ?」

じゃあない。

そりゃ生まれたところも育った環境も違えば、感じ方や捉え方だって違うわな。

んなのは当たり前のことだ。

大切に思う相手だからこそ、相手の感じ方や捉え方に“合わせる”じゃなくて、“寄り添って”生きていけばいいのだと思います。

寄り添うことに、行動や言葉って最適な方法だよね。

行動と言葉を使って相手に寄り添う。

これが、相手を尊重するということ。

それが、自分にとっても大切なこと。

#自分にとって大切なこと

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