灰色ギツネ

「#808080」の人間です。

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【4選】時間に追われるサラリーマンのためのていねいな破壊【Destroy】

ストレス、それは便利な言葉。 ありとあらゆる体調不良の原因を説明してしまう魔法の言葉。 ストレス、それは解消しなければならない心の膿。 しかし、そんな時間も気力もないのが”サラリーマン”というもの。 だから彼らはただ願う。 「――会社に隕石落ちないかな」 と。 Wish upon a star. だが、願うだけでは何にもならないのも、またこの世の摂理。 では、どうすればいいのか? 答えはそう、決まっている。 ――『破壊』だ。 全国6772万人の”サラリーマン”の

    • 灰かぶりならよかった

      空はどこから空なのか 一人の鳥には分からない 遠くに見えてはいるけれど 道路もマップもどこにもない 彼は今日も一人 意地の翼を広げてる 気分はきっとブラックスワン 逆張り異端の変わり者 でもでもホントは灰色で オーガニックにゃ程遠い ああ、いつか 夜鷹のようになりたいな 飛んで、落ちて、焦げて 星になれたら幸いです ――って、ちょっと気取り過ぎかもね キミ

      • 回想:才能至上主義

         注目の作品「学園アイドルマスター」がサービスを開始したため、私も早速プレイを始めた。二回程プロデュースを回して、気になっている方の雰囲気をチェック。久しぶりのアイマス、夢と青春の香りが心地よくて今後もしばらくはプレイさせて頂くことになりそうだなと思った。  ……と、このまま学マスの感想を垂れ流してもいいのだが、今日の本題はそちらではない。タイトルにつけた通り「才能」にまつわる思い出の話だ。  あれはそう、高専生時代の頃。当時の私はまさに「才能至上主義者」だった。ありとあらゆ

        • 眠れないので夢を想う

           最近また眠れない日が続いている。コーヒーの飲み過ぎか自律神経の問題か、はたまた空腹が原因か。よく分からないけれど、布団に横たわって一時間以上うだうだしていることがよくある。暇で仕方がない。だから、そういう時はいつも益体のない妄想ばかりしてしまう。そのせいでもっと眠れなくなっているのかもしれないけど。  昨日はポケモン世界の物流について考えた。危険生物が多数存在し、なおかつその地位が高いあの世界ではきっとトラックドライバーなんかは大変だろう。まともに舗装されていない道路も多そ

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          社会不適合者と工事

           最近、家の周りで工事をしている。どうやら、新しい家を建てているようだ。本来ならば「めでたい!」と言うべきなのかもしれないが、今日は正直に言おう。「うるせえ!」と。  いや、そんなことを言ってもしょうがないのは分かってるし、工事だって節度を持って昼間の短い時間で済ませてくれている。しかし、その昼間にというのが問題だ。  なぜならこっちは社会不適合者の引きこもり。昼間に眠り、夜活動、そして大体家にいる。みんながオフィスやら学校に行っている時間に平気で眠っている男なのだ。  おか

          社会不適合者と工事

          図書館ですら明るすぎる

           先日、知り合いから「家では勉強に集中できない」という相談を受けた。月並みな悩み、それには月並みな回答が相応しいという事で、私は「図書館とかでやったら?」というアドバイスをした。  もうこの世で何度繰り返されたかも分からない会話だろう。だが、よくよく考えてみるとおかしな話でもある。本来、本を読む場である図書館が勉強するための場として一番に上がってくるなんて。  そんなことを考えていたら、ふと大学時代のことを思いだした。当時の私はよく図書館の書庫に通っていた。理由はもちろん、貴

          図書館ですら明るすぎる

          頭の中にある謎の言葉

           本当に何故だが分からないのだが、家の中にひとりでいる時によく『A・O・Jカタストル』と言ってしまう癖が私にはある。  『A・O・Jカタストル』は遊戯王カードで私も昔はよく使っていたカードだ。だが、だからといって愛用という程好きなわけでもないし、特にこれにまつわる心温まるエピソードとかがあるわけでもない。  なのに何故か、今でも一日に三回程は思い出す。トイレの前後とか頭が空っぽになるとつい口に出してしまう。切実になんなんだ、と自分でも思う。  皆さんにはこういう事はないだろ

          頭の中にある謎の言葉

          尊敬と恋愛

           人間同士の感情において、【尊敬】に勝るものはないと、私は頑なに信じている。恋愛、家族愛、博愛、世の中で尊いとされる気持ちも色々あるが、どれも私にとっては95点でしかない。  この感覚がマイノリティーであるという自覚はある。もし学校の恩師と家族、両方が崖にぶら下がっていてどちらかしか助けられないとしたら、後者を選ぶのが一般的だろうしね。実際にその場面が来ることはまずないだろから正確には分からないけれど、たぶん私はその時が来たら尊敬できる恩師のような人を選んでしまうような気がす

          深夜の自販機前から得られる詩情

           深夜の街歩きが結構好きだ。終電も完全に終わっており、社会が眠りについたころ。ただの住宅地、あるいは何の変哲もない幹線道路沿い。そういう場所が特に良い。  まず、単純に人が少ない。昼間の様にガヤガヤしていなくて静かだ。だが、だからといって完璧な静寂という訳でもない。時折人とはすれ違うし、太い道路は大抵工事をしている。そもそもコンビニは24時間営業だしね。  深夜の街特有の、この一人だけど孤独じゃない感が好きだ。昼間と違って集団が優位じゃないから、気兼ねなくして動けるのがいい。

          深夜の自販機前から得られる詩情

          水銀燈と真紅、ローゼンメイデンと2024年の私

           子供の頃はローゼンメイデンで一番好きなキャラと言えば圧倒的に『水銀燈』だった。銀髪、ゴシック風のドレスに赤い眼。クールで孤高で厭世的な雰囲気にすっかり魅せられてしまったのだ。  当時の私は中学生、虚無主義と厨二病を拗らせ切った面倒なお年頃。そんな折に触れて、彼女の事を好きにならないわけがない。くっつきすぎず、離れすぎない共犯者とでも呼べる関係。夕焼けの教室、たった二人だけで人生と死についてのお洒落な話をする、そんな光景をよく夢想したものでした。  それから十数年が経ち、世界

          水銀燈と真紅、ローゼンメイデンと2024年の私

          最近読んだ本紹介【2024/04】

          ①東京の創発的アーバニズム 最近、街がどうやって出来るのかということに興味を持っている。当たり前だが、どんな街も最初は完全な無だった。それが、新宿や秋葉原のような大都会になるなんて冷静に考えると凄すぎるから。普段は当たり前過ぎて意識もしないですけどね。  こういう本を読んでみると、街にも色々な区画が設定されていて、その規制内容応じて街が設計されていることが分かる。住宅地の真ん中に店舗兼住宅のセブンやパン屋、銭湯はあるけれど、大型スーパーは存在しないのはこういう原理なのだ。  

          最近読んだ本紹介【2024/04】

          印象がない街『コトキタウン』

           突然ですが皆さん、『コトキタウン』という街をご存じでしょうか?  ポケットモンスタールビー/サファイア/エメラルドの舞台であるホウエン地方に登場し、ゲーム内ではミシロタウンに次いで二番目に通りがかる街です。  ゲームをやったことがある人なら「ああ、そんな所もあったな」という程度には記憶の片隅に残っていることでしょう。ですが、この街について何か印象が残っている人は一体何人ほどいらっしゃるでしょうか? 少なくとも私は、「左の草むらでアメタマを捕まえた」「ハルカ/ユウキを呼びに行

          印象がない街『コトキタウン』

          線路のゴミと可能性

           今日電車に乗ろうとして、ふと線路に沢山ゴミが落ちていることに気づいた。正確に言えば、ずっと前から知っていたが今日改めてそのことについて考えたというところだが。  ともかく、線路上には沢山のゴミが落ちている。ペットボトルに傘、はたまた靴まで多種多様なバリエーションだ。分かりやすく不用品が多いので、基本的にはいらない物をシンプルに投げ捨てているのだろう。  だが、靴などはどういう経緯でここに捨てられたのか全くよく分からない。良いとか悪いとか以前に謎だ。酔った勢いにしても、外で靴

          線路のゴミと可能性

          どうでもいい写真集

          1.南日本……?  中野坂上のマンションで発見。思いっきり東京のど真ん中なわけですが、どんな気持ちで”南日本”っていう名前をつけたのでしょうか。大家さんが過激派北海道民で、「本州は全部南日本や!」という思想の持主だったりするのか? 2.大人と子供とエレベーター  どこだったかは忘れましたが、どこかの施設の荷物搬入用エレベーターの写真。ちょっとしたバイトで伺った際に目についたので撮影。  見ての通り、街角の終わった壁ばりに落書きがされています。多分、一般の人は入れない内部

          どうでもいい写真集

          倦怠感

           身体の節々、あちこちがどことなく怠い。体調不良という程ではないし、痛いと叫ぶほどでもないが、少しだけ力が入らない感じ。  起きるとよくこうなっているから、私は寝るのが嫌いだ。体力回復のために眠っているのに、どうしてステータスが低下した状態で目覚めないといけないんだ。  多分、マットレスとかが悪いんだと思うけど、高いマットレスを買う気は全く起きない。大富豪にでもなったら話は別だけれども、睡眠にそんなに課金をしたくはない。掃除と同じで、マイナスをゼロに戻す行為に私は魅力を感じな

          憧れの人、島村卯月

           久しぶりにアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』第24話『Barefoot Girl.』を見ました。多分、もう100回近くこの話ばかり視聴し続けている訳ですが、何度見てもよい。  笑顔を失った主人公『島村卯月』のあまりにもリアルな焦燥感は心を打つし、それを支え見守ってくれる仲間たちは暖かくも羨ましい。演出面も非常に洒落が効いており、卯月の心に青信号が灯り、内にある星を思い出すシーンなどは9年経った今でもジーンと来るものがある。  やはり、島村卯月は……最高です。持たざ

          憧れの人、島村卯月