わが家の子育て …論。
僕には小学校1年生になる娘がいる。
もう、めちゃくちゃ可愛いです。(ホントすみません)
※上の写真は昨年の夏です。
昔の写真を見直すと「うわぁ~、こんなかわいい時あったんだ~」と、ハイハイだったり、ヨチヨチ歩きだったり、ちょっとした仕草がどれも愛おしすぎます。
3歳くらいの時に「もうこれ以上成長しないでくれ!」と言って、育児に大変だった奥さんにこっぴどく叱られた過去がありますw
でもでも、なんだかんだで「今が一番かわいいな~」とも思うわけです。
もう完全な親バカですね。
そんな娘が先日聞いてきました。
「ねぇ~ぇ~、パーパー?」
「自分の気持ちと、他の人の気持ち、どっちを大切にしたらいいの?」
・・・・問いが深いわ。w
おそらく「●●ちゃんの気持ちを大切しないとダメでしょ!」とママに叱られた後かな~と予測した。
で、「パパに聞いてごらん」って言われたのだろう、と。
僕はママの期待には一切こたえずに、こう言い切った。
「自分の気持ちが一番大切だよ」
「●●(僕の娘の名前)の気持ちが一番大事だから、他の人は関係ないよ」
娘は困った顔してママの方へ走っていって、こそこそ耳打ちしている。
「パパにこんな風に言われたんだけど、・・・・」って。(僕からはそんな風に映った)
たぶん娘だって友達の気持ちを大切にしなければならないことは分かっているのだ。(もう小学1年生だもの)
たまたま、その順番が入れ違ったり、交差したりすることはある。
大人でもあるのだからしょうがない。
そういえば、わが家の教育方針なるものを以前に作ったのを思い出した。小学校に入るために提出しなければならない必要書類の1つだった。
この手の事案は奥さんに全て任せてノータッチなのだが、
「文章書くの得意なんだからすぐ書けるでしょう」(全く得意ではない)
「少しくらい父親の務めを果たしたら」(はい。。。)
・・・・色々言われて仕方なく作成したのが以下の文章です。(ホント仕方なく作った)
質問に対して答える形式になっており、noteみたいにちょい緩い感じではなく、ガチな論文形式で書いた。
即興で書いたわりには「結構いいこと書いてあるな~」なんて読み返している。(えっへん)
以下、提出した教育方針。
質問1:子どもの自立についてどう思いますか
一般的な自立(例えば大人になる)という概念ではなく、子供(幼稚園から小学生まで)の期間での自立とは何か。そして、自立するために必要なこと述べたいと思う。
子どもの期間の自立とは「社会性を身につける」ことであると考える。
「社会化」とは社会に触れ、これに適応することであり、子どもが社会の一員となる相応しい特徴を身につけることだと思います。
当然、子どもの社会とは狭く限定されたものであるが、親と子どもだけの小さい家族という社会から、幼稚園や小学校へ上がるにつれ少しずつ大きな社会に触れていきます。その中で先生や友人との関係、先輩や後輩との関係などから学び、社会性を身につけていくのだと思います。
子どもが身につけるべき社会性で特に重要なものは以下の3つだと考える。
1. 人の話が聞ける 協調性
2. 人の痛みがわかる 感受性
3. 自分の意見が言える 主体性
1. 人の話が聞ける 協調性
社会との拡がりが出てくるということは、多くの人々と出会うということです。社会の中では自分自身は決して特別な存在ではなく、他者と同じ平等な存在だと学ぶことが必要です。
幼稚園や小学校や様々コミュニケティの中でも同じです。感情だけでコミュニケーションする幼少期に多くの子どもと触れ合い、時に泣かされながら他者との適切な距離感を学んでほしいと考えています。他者と適切な距離を保つには他者の話を聞く必要があります。
他者が何を望んでいるか、何を主張しているかを聞くスタンスを養うことで「協調性」を高めることができると考えています。
2. 人の痛みがわかる
人の痛みがわかる人に育ってほしいと思います。「人の痛み」がわかる効用は同情心が芽生えることではなく、正義感を育てることにあると考えています。
正義感を育てることは物事の「是非」の判断軸を磨くことにつながります。どうすれば「人の痛み」が分かる子どもに育つのかはわかりません。親が出来ることは子どもに愛情を注ぐことくらいでしょうか。根拠はありませんが、愛されているとの実感のある子どもは「人の痛み」がわかり、優しい子どもに育つような気がしています。
きっと全ての子どもが「愛されたい」と本能的に思っているはずです。故に親や周りの大人からの関心(愛情)にとても敏感なのだと思います。その敏感な時期に「愛されている」と感じることが「感受性」を高め「人の痛み」がわかることに繋がると考えています。
3. 自分の意見が言える
主張するには2つのステップが必要です。1.自分の意見を持つ、2.自分の意見を伝えるの2つです。自分の意見を持つことは素晴らしいことだと思っています。
正しいか正しくないか、良いか悪いかではなく、自分の意見を持っていること自体が価値なのだと考えています。自分の意見を持つには多くのことに関心を持ち、自分の頭で考え、意見としてまとめ、それを伝える訓練が必要です。
親ができることは問いを投げ、上記のプロセスを多く体験させることだと考えています。子どもの可能性を拡げる環境と機会を与え、自分の意見を伝える訓練を続けることで「主体性」が高まっていくと考えています。
質問2:お子さまをどんな時に褒めますか。また、どんな時に叱りますか。
かわいいとき。
パパは叱りません。
ママの仕事!
(以上)
と書いておきました。
このまま奥さんが提出したかどうかは不明です。(笑)
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今日も読んで頂きありがとうございます。
それではまた明日。
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