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放クラ in 明るい部屋

イベントシナリオ『明るい部屋』感想続き。今回は放クラメンバーをフォーカスを向けたい。


OPでアンティーカとの会話以降、それぞれ別のアイドル達と仲良く会話していた放クラメンバーが、EDで寮の部屋に集合する。ほとんどの片づけを終え、がらんとした部屋に、どことなく寂しい気持ちになる放クラ。智代子の「音もしまわれちゃった」という表現がなんとも不思議で、智代子らしさが出ていてとても素敵。どうしたらこういう表現が出てくるのだろうか。甘いものいっぱい食べてると出てくるのか。

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ケーキを用意しつつ、「ここってどんな人が住んでたんだろうな」と部屋に思いをはせる樹里。部屋に置かれてたものやその様子から、掻き立てられるままに想像をする5人。
自分たちが住む前には、誰かが住んでいた。そんな当たり前だけど、ふだん気に留めることのない話で盛り上がる。

『部屋が多ければ気持ちもたくさんになる』、恋鐘の言葉を思い出す凛世。なんとなく分かる良い言葉、で終わっちゃいそうな表現を、さらに解きほぐそうと試みる5人。

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空間、人、感情……それらが時間とともに過去から未来へと積み重なっていく。部屋という概念が広がって、寮からみんなの部屋に繋がっていく。それすなわち『世界』、というなんだか壮大な結論に。恋鐘もさすがにそこまで考えてはいないだろうが、たぶんそういうことなんだろう。
『アジェンダ283』でも『many screens』でもあったが、放クラは夏葉を中心に「話し合いの場」の形成が上手い。「議論できてこそ放クラ」は伊達じゃない。やはり放クラは非常に知的な集団なのでは?


「部屋」という一単位から家族の話、そして明るい未来の話にまで繋がった今回のシナリオイベントは家に家族が集まって祝うというクリスマスだからこそ素敵な輝きを放っていた。

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ED以外にも放クラ×アンティーカ勢ぞろいシーンとか、あさかほとかじゅりちゆとか、夏葉の腹式呼吸のガチ具合とかsSSRカード内のコミュのお宝騒動メンマも見どころしかない。本当に、素敵なシナリオだった。ありがとう。
短くなってしまったけれど、今回はここまでで。お正月のイベントコミュ、限定果穂に備えよう。

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