見出し画像

簡易企業分析(株式会社オーケージーカブト)

【目次】
1,対象企業の概要
2,簡易知財分析
3,アート思考/デザイン思考の有無

1,対象企業の概要
株式会社オージーケーカブト
(事業内容)
オートバイ・自転車用(幼児~大人用)・各種競技用ヘルメット及び周辺用品
(注目製品など)
『ジェットタイプヘルメット用のブレスガード』
下記特許発明参照

2,簡易知財分析
(特許)
JP7025004B
・課題の要約
ジェットタイプヘルメットのシールドにブレスガードを設ける技術なし
シールドの下部にチンガードアームを備えていてもブレスガードはなく、シールドの曇り防止を行うことが困難
・解決方法の要約
シールド自体に口鼻対向凹部を形成してブレスガードとすることにより、人息の流れを簡単かつ確実に規制できるようにした

tokkyoAiより


tokkyoAiより


(意匠)
出願・登録はされていたが、上記特許発明と同一の意匠は窺えなかった。
一方で、特許出願を取り下げて意匠で登録されているのもあることから、本企業の知財への意識が窺える
(商標)
なし
(考察)
 コロナ禍により「フェイスシールド」の開発が進められている。その技術分野の課題は「息苦しさ」「温度差による曇り」が主である。
 一方でその他の企業と比較すると、上記のような課題だけではなく、広義のシールドへの取り付け構造についての出願が見受けられる。
 このため、所謂withコロナにおいては技術の転用より「ヘルメットのフィット感(不快感の除去)」がまた主流となってくると考えられる

tokkyoAiより

3,アート思考/デザイン思考
どちらにもあたらないと考えられる
ユーザーの深層課題(安心、拘束感のなさ)を解決する新たな関係性構築のツール(デザイン)にも、技術表現などにもあたらないからである

企業ホームページより


以上





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?