諦めたらすごい人！

自分らしくある人って、どんな人だろう？

なんにも知らない勝手気ままなおバカさん？

なんでも知ってる計算高い秀才さん？

なんだか、二者択一的な気がするね

どちらの人も極端すぎる

それで問うには曖昧すぎる

じゃあ、自分を諦めた人はどうだろう？

自分とはこうだ、というのが一切なかったら

そしたらどうだろう？

その人は、なにも知らないわけじゃない

その人は、なんでも知ってるわけじゃない

つまり、自分がないのだ

自分とはなにか、なんて問いがどこにもない

捨ててしまっているのだ、自分なんて

もしそうなら、どうだろう？

なにも知らないからなにもできない

なにか知ってるけどそれしかできない

それを見事に回避してるのではないかな？

だって、その前提がないのだから

例えるなら、ゲームのプレイヤーはどうか？

その人は、ゲームのキャラを操れる

でも、その人はゲームのキャラではないのだ

いつも安全地帯に身を置いて、自分もなしに自由を享受するのだ

そんな存在

そんなずるい奴は、自由だろうか？

現実というゲームで自分キャラを操るプレイヤー

そんな人なら、なんでもできるだろうか？

あくまで理屈の話だ

現実的じゃない

馬鹿げてる

言えばいいさ

でも、本当にあり得ない話かな？

例えば、なにも信じない人はどうか？

逆になんでも考えられるのではないかな？

逆になんでも受け入れるのではないかな？

普段、自分だと思ってるものは、一体なにか

それは、絶対者かなにかに操られてないかな

そいつの自分探しに利用されてたりして

人間は、ゲームの駒だろうか？