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興味の味

最近、連想や空想に興味がある。

なぜそう思ったのか、考えたのか、

それ自体に、興味がある。

だから、連想したもの、空想したもの、

そういうのには、興味がない。

例えば、恋愛小説、バトルマンガ、

あー、そういう連想、空想をしたんだね?

で、終わり。

続くものがないのだ、なんにも。

どうせ、育てても、すぐに忘れられてしまう

熱帯雨林、ジャングル、アマゾン、

そんなもんで、内も外も、

なら、その根本に立ち帰るしかないのでは?

そんな気がする、

最近、舞城王太郎さんの新刊がでた

「短編七芒星」

空想、連想をテーマにした作品集だ。

この作品、実は、元々Twitterで呟かれていた

Twitterの呟きを、小説として出したのだ。

これ結構、スゴいことなんじゃないか?

以前、深夜百太郎でもやったけど、

物語と呟きの違いってなんだろう?

物語として完成されてるものってなに?

呟きとして吐き出されるものってなに?

根本は同じではないかな?

例えば、バズったツイートをまとめて本に、

そんな本だって、昨今は違和感がない。

まあ、あるだろうね、という感じ。

本は読まないくせに、Twitterはダラダラ見る

でもそれは、間違ってないのだ。

だって、同じなんだから。

140字小説とかもあるし、ね?

だから、小説、マンガ、と言われても、

ピンと来ないのだ、正直。

なら、Twitterで呟かれた小説なら?

そういうのなら、読むの?

「人には空想力があると思う?」

「頭に浮かぶ物事は単純なものにパターン化されてる」

湯水のように店頭に並ぶ本、

湯水のようにTwitterに流れる呟き、

「あれは、言わば人の恐怖の塊です」

小説=Twitterは、パターン化だろうか?

《いい彼女》ってなに?
そんなの定義したくない、気持ち悪い。

興味があればいい?

面白そうだったらいい?

情報ごとに判断が揺れる。

僕らはなにと戦ってるんだろう?

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