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(毎日5分news)右手に平和を、左手に正義を

Educate yourself, and Vote.Peace on the right/Justice on the left.

■概要
無抵抗の黒人が殺害され、アメリカで怒りの暴動が起こっている。彼の兄弟が暴動に対して行った呼びかけは、歴史に残るものだろう。

■何が起きた?
5月25日、オープンな都市として知られるアメリカ ミネアポリスで、アフリカ系アメリカ人ジョージフロイトが殺害された。多くの人が「息ができない」と何度も訴えているのを聞き、「助けてあげて」と警察官に訴えていた中、武器を持たない彼を警察官が膝で約9分間首を圧迫、失神しても継続し殺害。

■殺害なのか?
フロイトさんの遺族の要請で実施された当局から独立された検視では、首の圧迫が原因で死亡したと発表された。

■その後は?
この警察官は警察を解雇、第2級殺人(計画的ではない殺人)で起訴。有罪になるかどうかが今後の争点だ。繰り返される無抵抗な黒人の殺害に、アメリカ全土で略奪を含んだ暴動が起こっている。

■暴動への対応
略奪を含む怒りの暴動に、彼の兄弟は、最も悲しんでいる立場で暴動を治めるため、暴力を止め投票をと訴えかけた(彼を尊敬する)。略奪を阻止しようと立ちはだかるアフリカ系アメリカ人もいる。トランプ大統領は「軍を動かす、発砲が起きる」と示唆し、Twitterに警告された。

■glance
日本の人口の外国人の割合はわずか2%、あまり身近な問題ではないかもしれない。だが、差別意識は思わぬところで顔を出す。時には自分の差別意識さえ見逃すのだ。海外の労働力に頼ろうとしている我々は、差別を許さない文化を作り上げる義務を負っている。フロイトさんの兄弟が示したするべき行動、educate yourself,and vote.

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