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3月のグラグリッド 〜4つの共創スタイルでモリモリ活動中!〜

グラグリッドのオフィス周辺にある桜は満開を迎え、いよいよ春の到来を感じる季節となりました。

過ごしやすくなってきたこの季節、グラグリッドメンバーも元気に活動中!
今月も多様な共創スタイルで、実践していく多くの機会に恵まれました。

3月のお仕事紹介

・私立大学様 産学連携 ストーリーシュミレーション生成支援
・製薬会社様 患者様のインサイトを描き出すビジュアルファシリテーション
・大手家電メーカー様 未来洞察と共創のためのプラットフォーム構築
・大手IT企業様 技術研究討論会のグラフィックレコーディング
・システム開発会社様 新規事業開発の戦略パートナー提案
・システム開発会社様 クリエイティブ人材育成プログラムの計画立案
・大手飲料メーカー様 新規ビジネス創出会議のビジュアライズ
・大手飲料メーカー様 ひとりひとりの思いを可視化する座談会でのビジュアルファシリテーション
・大手飲料メーカー様 未来の生活者と創出する価値を描き出すビジュアライズ
・岩手県遠野市 施設のサービスコンセプト立案
・LINE 様 ニュース用グラフィックデザイン(動画制作)
・大手食品会社様 経営理念のサマライズムービー(動画制作)
・自主プロジェクト 寄居町(埼玉)でのコ・デザイン活動
・公立小学校 自律する子どもたちを育てる 創造性開発特別授業
・新宿区立落合第六小学校 ノート学「ノートグランプリ」

今月は、実践してきた共創のスタイルを4パターンに分けてご紹介します。

A.プロジェクトのディスカッションパートナー

今月実施した防災に関する大学の研究活動。想定外を想定できるような災害時のストーリーを設計するために、どのようなアプローチや観点が求められるか、その議論の論点出しの役割としてプロジェクトに参画しました。

もともと研究の構想として、作成した災害時のストーリー設計のプロセスを、他地域でも展開していくことが予定されていました。その展開に向けた課題を出すためのワークショップを開催。

実施風景2

ワークショップは、対象者の状況設定や時間軸や空間軸でのストーリー全体の設計方法など、UXデザインやサービスデザインで検討する観点を組み込んだオリジナルのキャンバスを考案し、それをたたき台に実施しました。

実施後のふりかえりから、災害時のストーリー設計に必要な検討項目やその粒度、どのようなアウトプットの形が適切か、などを関係者で議論を深めることができました。

この共創スタイルは、テーマに対してどうアプローチしてよいか分からない時、どこから手を付ければよいか見当がつかない時などに、顧客やデザインの立場から論点だしをするディスカッションパートナーとして、プロジェクトに参画するスタイルです。

B.新規事業開発の戦略パートナー

もともとは組織のクリエイティブ人材育成のための研修として、未来を洞察し、新事業のアイデアを創造するプログラムを、この1月〜2月にかけて実施したところから始まりました。

予定していたプログラムを終えると、その企業様から「研修から実践につながる可能性を見いだせた。ぜひ新規事業開発の実践としての全社的な取り組みとして、新たな枠組みで考えたい」とのお話をいただきました。

この共創スタイルは、新規事業開発の枠組み・プロセスから一緒に考える戦略パートナーとしてグラグリッドが参画するスタイルです。

企業様のビジネスや技術の強みと、クリエイティブの力を融合させることで、提供するサービスを再定義し、新たな意味を持つビジネスの展開に向けて構想が進んでいます。

C.プロジェクトのビジュアルファシリテーター

この共創スタイルは、新規ビジネスや未来の生活者の価値を見いだすプロジェクトにおいて、開催される会議にビジュアルファシリテーターとしてグラグリッドメンバーが参画。

プロジェクトメンバーの発想を広げたり、議論から生まれた概念の共有をしやすくするための役割として場に入りました。

プロジェクトごとに、ビジュアルファシリテーターに求められる役割が異なっていたため、ビジュアルの描きわけを計画した上での実施です。

※詳しい描きわけの考え方は、下記の記事をご参照ください。

D.プロジェクト全体のファシリテーション

昨年から実施してきた共創プラットフォームの構築や、観光施設のサービスコンセプト設計のプロジェクトが終結しました。

これらのプロジェクトでは、プロジェクトのテーマに対して、どのようなアプローチでゴールにたどり着けるかの提案から、実施の計画、進行管理、リサーチやワークショップ、ユーザビリティテストなどを進める際のファシリテーションやモデレーションなどの役割を担いました。

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この共創スタイルは、プロジェクトマネジメントとプロジェクトファシリテーションの役割を担い、関係者と情報状況の共有をしながら進めるスタイルと言えます。


今月は共創のスタイル別にまとめてみました。
最近は、ゴールやプロセスを一緒に探し出す探索的なプロジェクトのご相談が増えています。共創のアプローチで進めていきたい状況で、何か気になることがありましたら、お気軽にグラグリッドまでお問い合わせください。

また、グラグリッドのメンバーとして、共創プロジェクトに参画したいというデザインマネー/プロジェクトマネージャーの方を募集しております。
ご興味もたれた方は、ぜひ下記の採用のページをご覧ください。
(尾形)


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