【え＠セレクト】私の選ぶ神ゴリラ動画②～KAWAIIは世界を救う！ゴリラKAWAII祭り～
こんにちは。
ゴリラの魅力を伝えるという使命に燃えている え です。
ゴリラ動画ファンである私が、これまで見た動画の中から
【え＠セレクト】私の選ぶ神ゴリラ動画
と題しておすすめゴリラ動画をご紹介しています。
前回に続き、今日は第2回です。
動画観る暇ないよ～という方には、文章だけでもなんとなく伝わるようがんばります。
少しでもゴリラの魅力が伝わればうれしいです。
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前回に続き、今回も京都市動物園・モモタロウファミリーの動画です。
ゴリラKAWAII祭り！
ゴリラの赤ちゃんが可愛い動画かと思いきや、今日の主役はまさかのお父さんゴリラ・モモタロウです。
14分くらいの動画ですが、もう、どこから観ても全編KAWAII！KAWAII!
可愛いの金太郎飴動画です。
全部観ても絶対損はない動画ですが、あえておすすめするなら3：38～5：11くらいでしょうか。
動画は３、4年前、次男キンタロウが1歳くらいの頃です。
キンタロウが生まれてからというもの、愛情深いお母さんゴリラのゲンキは過保護なくらいに赤ちゃんを片時も離さず抱っこして過ごしていました。
しかしこのころになると、キンタロウはよちよちながら少しずつ自分で歩き回れるようになり、見るもの触るもの、すべてに興味津々です。
そんな可愛い赤ちゃんゴリラをじっと見つめる大きな影―――
そう、お父さんゴリラのモモタロウです。
モモタロウは小さなキンタロウと遊びたくてたまらないのですが、赤ちゃんにどう接していいのかわからず、なかなかうまく触れません。
それにキンタロウがモモタロウのそばに行くと、心配するお母さんゲンキがすぐに連れて行ってしまうのです。
勇気を出してちょこまかするキンタロウに触ろうとするも、スカッ…空振り（笑）
こっち来た……スカッ…また空振り（笑）
「べ、別に遊びたいわけじゃないんだからね！」
と木の枝をカジカジするモモタロウ（笑）
しかしチャンス到来です。
お母さん・ゲンキが夢中で食べてる間に、キンタロウと目線を合わせ大きな指でちょこん、ちょこん、とやさしく触ります。
キンタロウには若干引かれてますが、このモモタロウの幸せそうな顔といったら……。
キンタロウがあっちへ行ってしまうと、
「どう遊べばいいのかなぁ……」
と目の上をポリポリ。
そんな不器用なモモタロウパパが可愛くも愛おしくなり、エンドレスで観てしまいます。
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モモタロウが不器用なのには理由があります。
ゴリラは群れで暮らす生き物です。
群れの中で子供は兄弟や親とたくさん遊び、ゴリラ界のルールを覚えてりっぱな大人ゴリラになっていくのです。
モモタロウの父のビジュは繁殖の大きな期待を背負ってイギリスから上野動物園にやってきましたが、残念ながら道半ばで急死してしまいます。
しかし、メスゴリラのモモコがビジュの子を身籠っていたことで、日本のゴリラ界に一筋の光が差し込んだのです。
こうして誕生したモモタロウは大事に育てられましたが、父を知らず、ずっと母モモコと二人きり、群れの中で生活できなかったのはかわいそうなことでした。
そのモモコとも7歳くらいで離され、京都に来るまでモモタロウは一人で過ごしていたのです。
ですから、他のゴリラに自分のペースを乱されたり、好きな食べ物を一人でゆっくり食べることができないと、怒りんぼうになってしまうこともあります。
（上野動物園のハオコや東山動物園のシャバーニは群れの中で育っていますから、子供と遊ぶのがとても上手です。）
だからこそ。
そういった生い立ちのモモタロウが二児の父として、シルバーバックとして少しずつ成長する姿を見ていると、ちょっと涙が出そうになるのです。
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③に続きます。