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猫にも豚にも、あなたにも仏性は有ります。

仏性(ぶっしょう)とは何でしょうか。
私は良い心のことだと表現したこともありますが、
仏と同じ清浄で尊いもの、
それが誰の心の中にもあるということです。

山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)と言いますが、
山にも川にも、草木にも、
猫にも、
豚にも、
あなたにも仏性はあるという意味です。

ここで難しいのが、
そもそも仏とは何ぞということです。
ここをほじくると専門的で難しい話になってしまいますが、
至高の存在、または創造主、根源的なる”神”と同義で解釈するのが良いと思います。
多神教的な神ではなく、
宇宙の源(みなもと)としての神です。
すべての源なんですから猫も豚にも私たちにも仏性が流れているのは、
自ずから明らかなはずです。
全てが神様の子供なんだということです。

まずはそれを信じることが大切。

特に心を病んでいる人は、
唯物論的な人間観におちいったらもう救われないんですね。
人間っていうのは全て肉体という機械の様な存在だと考えちゃうと、
脳が壊れたらもう存在価値ないじゃんとなっちゃう。

本来仏性有りと考えた時に、
どれだけ自分の心が病んでしまったとしても、
その価値は決して減ったり増えたりするもんじゃなくなります。
そしてそれは必ずいつか健康を取り戻し、
それどころか無限の成長と進化を約束するものでもあります。

実感として仏性が自分にもあると感じられることが一番ですが、
それは簡単ではないと思います。
悟りを開くことと同義になってくるからです。
まずは信じること、そこからです。
それだけで心の病には良い影響を与えるはずです。

これが大前提です。


心が清くなければ雲には乗れないとか…



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