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下駄の歯を見れば達人かどうか分かる

股関節の痛みがとれない。
たぶん、原因は私の左右の筋力や可動域が違いすぎること。
座禅する時も片方の足ばかり上にして左の股関節を押しているし、
剣道をやっていたことも理由だと思う。(※今は道場には通っていない)
剣道はやったことある人なら分かると思うけど右斜めに構えます。
そして蹴り足に左足を使うのですが、
これが私は極端なんだと思います。
左足は踵を浮かせて膝裏を伸ばし、
スタートダッシュの様に飛び込みの力の7割を左足で行っています。
竹刀も左手で振るので、この前測ったら握力は左が45kg、右が38kgくらいでした。
可動域は肩から股関節まですべて左が良く動き、右は鈍い。
全てにおいて左優位なんです。
もちろん筋力も左が強いはずですが、
股関節の痛みも左です。

剣道やったから仕方ないよ…
職業病さ…

そんな思いが沸々と湧いてきます。
ここまで体が左中心になると矯正は簡単ではない。
でも足痛い(>_<)

…それで、
思い出したのですが、
確か剣道では下駄の歯が左右平等に減ってないと未熟だと、
そう十段の先生が仰ったと剣道日本に書いてあった様な…
ちなみについ最近断捨離で30年分の剣道日本捨ててしまいました(^_^;)
でも良いです、記憶には残ってますので。

剣道の様な一見左右差がある様に思えるものでも、
左右平等に力を加えることが大切なんですね。

ちなみにこれも思い出したことですが、
高校時代に某有名高校の剣道部監督が試合の合間に強豪選手だった生徒に
「お前、ちょっと構えてみい。」
と言って構えさせていました。
そこで構えた生徒を横から押すとすぐに生徒はバランスを崩してしまいました。
生徒としては早い動きをする為の構えだったと思うのですが重心が偏っていたのですね。
そこで監督も構えてみて、
「押してみい。」
と生徒に言って押させましたが全然崩れました。
「なっ。」
と生徒に言っていたのを、横から盗みしていたと兄弟から聞きました。

左右のバランス、重心が整っているから、
年をとっても健康を崩さないし、
強い。

自分もかくありたい…
そう思いました。


伝説の剣豪、中山博道先生の構え

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