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聖徳太子外交・遣隋使①
計算し尽くされた、したたかなる、ハッタリ外交
なぜ、
「聖徳太子」は、
数々のメリットが望める
当時の中華王朝・隋の
冊封体制に加わらず、
なぜ、
超大国・隋にあえて立ち向かい、
日本の独立と
悠久の歴史・伝統
を守ることができたのでしょうか?
結論から言いますと、
それこそが、
十七条の憲法であり、
![](https://assets.st-note.com/img/1673035327084-QM45mgfsSH.jpg?width=800)
冠位十二階でもあり、
![](https://assets.st-note.com/img/1673035480886-gluc4A5rZ2.png?width=800)
聖徳太子の代名詞
ともいうべき
遣隋使の派遣
![](https://assets.st-note.com/img/1673035617701-MOHxxroZUm.jpg?width=800)
であったのです。
聖徳太子は
外交の大天才
でした。
その外交は、
言うなれば、
計算し尽くされた
「ハッタリ外交」でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1673035798376-67kpKWGLeg.jpg?width=800)
ハッタリ?
あまり良い表現ではないのでは?
と感じる方も多いと思われます。
「ハッタリ」
を辞書で調べますと、
相手を威圧するために
大げさな言動をしたり
強気な態度をとったりすること。
と説明されております。
また、
大口をたたく、
尾ひれをつける、
虚勢を張る
などの類語もあるようで、
「ハッタリ」は
一歩間違えると「大ウソつき」
になってしまう危険性
も孕んだ言葉である
と言えるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673036076553-QlF99DzUhS.jpg)
しかし、
この「ハッタリ」、
現代では
勝負や
ビジネスシーンにおける交渉事
において、
自分を有利な立場に置くための
一つのテクニック
としても使われているようです。
「これは無理かもしれない・・・」
と思うような場面などの
起死回生の一手
としても使われているようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673036302909-avJ7ryZG2M.jpg)
商品の性能が良ければ良いほど、
得られる金額が大きければ大きいほど、
ビジネスマンとして
引くことができない・・・
という場面もあると思われます。
そんな時に生かされる技術こそが
「ハッタリ」です。
「ハッタリ」をうまくかます
ことができれば、
本来の自分の実力が8
だとしても、
実力以上の10にだって
見せることができきます。
自ずと、
相手の「イエス!」
を引き出せる可能性は
大きくなるはずです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673036598879-xmRIu7TeKO.jpg?width=800)
つまり、
ハッタリが、
ビジネスや恋の駆け引き
などを
大きく動かすことがある
ということです。
しかし、
ハッタリを使う際、
気をつけなければいけないこと
がございます。
それは、
自分の力量を十分理解する必要がある
ということです。
万が一、
自らの力量を上回るようなハッタリ
をかましてしまうと、
それはただの「嘘」
になってしまいます。
結果、
自分を追い込み、
相手方にも
周囲にも
大きな迷惑をかけること
になってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673036807294-LELzmIxYqb.jpg)
これがもし
「国家間」の交渉ごと
などの場合は尚更です。
最悪の場合、
戦争や断交
に繋がりかねない一大事
になることだってあり得ます。
ハッタリとは、
自分の実力「8」を、
「10」に見せるためのものである
と言いました。
「ハッタリ」と「嘘」は紙一重
です。
ハッタリを嘘にしないためには、
足りない2を
努力や行動、
そして
なんらかのスキル
で補う必要がございます。
ハッタリで成功するか?
はたまた
ハッタリが失敗に終わり
「嘘」になってしまうか?
は、
努力や行動、
スキルなど、
なんらかの+αの要素
が必要不可欠なのです。
多少前置きが長くなりましたが・・・、
実は、
この「ハッタリ」を
とてもしたたかに上手に使いこなし、
現代まで続く
日本の
国家としての真の独立の礎
を築いた人物こそが、
「聖徳太子」
であったのです!
![](https://assets.st-note.com/img/1673037115161-EODG9c8KqR.jpg?width=800)
そして、
そのしたたかなるハッタリによる
抜群の外交センス
を知ることができる外交政策こそ、
「遣隋使」の派遣
であったのです!
次回、
「なぜ遣隋使を派遣したのか?」
乞うご期待!
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