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聖徳太子外交・遣隋使①

計算し尽くされた、したたかなる、ハッタリ外交

なぜ、
「聖徳太子」は、
数々のメリットが望める
当時の中華王朝・隋の
冊封体制に加わらず、

なぜ、
超大国・隋にあえて立ち向かい、
日本の独立
悠久の歴史・伝統
を守ることができたのでしょうか?

結論から言いますと、

それこそが、
十七条の憲法であり、

和をもって・・・というやつです

冠位十二階でもあり、

紫が一番「高貴」

聖徳太子の代名詞
ともいうべき
遣隋使の派遣

妹子ー!

であったのです。

聖徳太子は
外交の大天才
でした。

その外交は、
言うなれば、
計算し尽くされた
ハッタリ外交」でした。

こんな本まであるくらい

ハッタリ?
あまり良い表現ではないのでは?
と感じる方も多いと思われます。

「ハッタリ」
を辞書で調べますと、
相手を威圧するために
大げさな言動をしたり
強気な態度をとったりすること。

と説明されております。

また、
大口をたたく、
尾ひれをつける、
虚勢を張る
などの類語もあるようで、

ハッタリ」は
一歩間違えると「大ウソつき」
になってしまう危険性
も孕んだ言葉である
と言えるようです。

いやですね〜

しかし、
この「ハッタリ」、
現代では
勝負や
ビジネスシーンにおける交渉事
において、
自分を有利な立場に置くための
一つのテクニック
としても使われているようです。

「これは無理かもしれない・・・」
と思うような場面などの
起死回生の一手
としても使われているようです。

ドロー!

商品の性能が良ければ良いほど、
得られる金額が大きければ大きいほど、
ビジネスマンとして
引くことができない・・・
という場面もあると思われます。

そんな時に生かされる技術こそが
ハッタリ」です。

「ハッタリ」をうまくかます
ことができれば、
本来の自分の実力が8
だとしても、
実力以上の10にだって
見せることができきます。

自ずと、
相手の「イエス!」
を引き出せる可能性は
大きくなるはずです。

つまり、

ハッタリが、
ビジネスや恋の駆け引き
などを
大きく動かすことがある
ということです。

しかし、

ハッタリを使う際、
気をつけなければいけないこと
がございます。

それは、
自分の力量を十分理解する必要がある
ということです。

万が一、

自らの力量を上回るようなハッタリ
をかましてしまうと、
それはただの「
になってしまいます。

結果、

自分を追い込み、
相手方にも
周囲にも
大きな迷惑をかけること
になってしまいます。

きいてみて

これがもし
「国家間」の交渉ごと
などの場合は尚更です。

最悪の場合、
戦争や断交
に繋がりかねない一大事
になることだってあり得ます。

ハッタリとは、
自分の実力「8」を、
「10」に見せるためのものである
と言いました。

「ハッタリ」と「嘘」は紙一重
です。

ハッタリを嘘にしないためには、
足りない2を
努力や行動、
そして
なんらかのスキル
で補う必要がございます。

ハッタリで成功するか?
はたまた
ハッタリが失敗に終わり
「嘘」になってしまうか?
は、
努力や行動、
スキルなど、
なんらかの+αの要素
が必要不可欠なのです。

多少前置きが長くなりましたが・・・、

実は、
この「ハッタリ」を
とてもしたたかに上手に使いこなし、
現代まで続く
日本の
国家としての真の独立の礎
を築いた人物こそが、
聖徳太子
であったのです!

太子様ー!

そして、

そのしたたかなるハッタリによる
抜群の外交センス
を知ることができる外交政策こそ、
「遣隋使」の派遣
であったのです!

次回、

「なぜ遣隋使を派遣したのか?」

乞うご期待!


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