【成果】ふくだ、グループ展に出るってよ【棚ぼた僥倖】
人生においてある3つの坂の話はよくしている
その最後が「まさか」というオチであるが、最近「まさか」が多くて私自身がついていっていない。
こんなまさか=予想外があったか?いやなかった(反語
そのまさかこそ、私が求めていたもの
そういうわけで人生2回目のグループ展、平面(絵や写真みたいな壁にかけられるやつ)では初めての作品を銀座のギャラリーで、という僥倖をいただきました。
引き寄せたのかもしらん。
作品の作り方がわからん
平面の作品をまともに作ったことが無い
2年前に家で画用紙に絵の具で描いたのが初
それから特に何もしていない
それまでも平面は何もしていない
しっかりと人の手に渡って良い状態の平面作品を作ったことが無いわけで
唯一のグループ展も大学時代に大学の建物を借りて、しかも映像だったので勝手が違いすぎるし、そのグループ展の展示方法もエッジが効いていたので参考にならない。
卒業制作展も映画だったし、またしても展示方法にエッジが効いていたので参考にならない。
しかもその2つはそもそもの展示スペースを作るのがめちゃくちゃ大変だった、、、
なんつー贅沢な場所にいたんだ、、、
とにかく「単純に平面作品を展示する」という経験がゼロ
うーん、どうしよう(呑気
しかし、作品の作り方はわかる
は?
絵は絵を描けばよくて、
コラージュならコラージュ、
写真なら写真、
グラフィックならグラフィック、
それ自体はいくらでもできるし、予備校時代から経験がある。
油絵、水彩画、日本画、描き方に決まりはあるけど結果的に描けて良い作品であればいいわけで、そこは気にしていない。
あとがっつりと絵は多分描かない。
グラフィックは仕事にしているので大丈夫だし、コラージュも写真もインスタでもよくやってるしなんてことない。
ただ、見せ方、実利的な展示方法がわからない、というかんじ。
でかく出力(印刷)した時にどうなるのか、みたいな経験値というか。
かくしてふくだはアーティストになる
させてもらえた、これに尽きる
しかも周りのみんな「お、ようやくか(手ぐすね」のような、なんなら私より肝が据わっている反応で戸惑っている
しかし中身が無いんだよな笑
HAHAHA
フリーランスになった時と一緒
周りがお膳立てしてくれて「はいここにどーぞあなたの場所です」みたいな、「え?そうなの?え?私が?私なんてものが???」が、この2年くらいは続いている気がする。
誰もができることではなく、
誰もがお膳立てしてもらえず、
誰もが求められるでもなく、
それは私自身がとてもよくわかっている
でもいざそうなってしまうと「え?え?」というNO現実感に囲まれてしまって、未だに「私がアーティスト?うそぉ」という感覚。
でも周りは「やっときたね」みたいな反応なので「え、私よりなんか見えてる?」とよく思う
みんな自分のことは一番よくわからない
一番よくわからないし、わからないままでも良い気もしている
やりたいことをやって、楽しく生きていれば、私ではなく、仲間が見つけてくれるのだろう
チャンスの神様は前髪しかない、とよく言うから、その差し伸べられた手を掴むタイミングはシビアだ
たくさん考えて言葉にできるのがデフォルトの私が、極である「楽しさ」を求め伝えることにシフトし始めた
ようやく私の中に他人が出来始めたのかもしれない
展示のお知らせは今度載せるのでご覧ください
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