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「会社の代表に会う必要性」を私は感じた

今日は、朝から土砂降りの雨が降っていたから濡れてもいいようにとマウンテンパーカーを着て登校したら、午後から晴れてマウンテンパーカーが邪魔になってしまいました… 晴れるのは嬉しいだけど、天気が180度変わるから身体が疲れてしまいました…><。。


さて、最近、決算書をずっと読んでいて、上場していたとしても株主に対して「会社の事を伝えて評価して欲しい!」と思っている代表と、そうでない代表がいる事に気づきました

株主に対して会社の事を伝える気力のない会社は、「俺たちの事、業界では有名なんだから知ってるでしょ?」と言わんばかりにIR資料が十分ではありません。

短信と有価証券報告書は義務なので勿論公開していますが、決算説明会資料は公開している/していないがありますし、そもそもスマホ対応していないHPも多く存在します(小さいスマホで、PCのみ対応のウェブサイトのリンクを押すのは一苦労です)。

そんな会社には投資なんてしたい!と私は全く思いませんが、これは就活生や転職希望者にも言えるのでは?と感じました。

会社は代表次第で大きく変わります。

代表が素晴らしいので復活した会社もあれば(日産みたく)、逆にダメになった会社(東芝・三菱自動車みたく)もあります。それくらい会社の代表の存在は大きく、大切です。

しかし、就職先や転職先を選ぶ時、「代表が〇〇と考えていて、自分の目指す先と同じだから」「代表と会って、この人と一緒に仕事をしたいと思ったから」「代表と会って、業績や将来性を聞いて、安心だし自分も貢献したいから」となることは、少ないように思います。

私自身もアルバイトを選ぶ際、元々は「有名な企業か」の基準で選んでいましたので偉い事は言えません。また、先輩で就活をしている方や就活を終えた方の話を聞く限り、OB/OG訪問で止まっていて、代表に会う事は無さそうでした。

ただ、今、決算書を読みまくっていて思うのは、「代表に会うべきだ」という事です。

もし希望する会社が未上場であればなおさらです。未上場の会社は、そもそも会社の業績を確認する手段がありません。官報も確かに大きい未上場会社であれば公開してますが、小さい所は公開していません。

また、HPや官報に記載している業績の数字も、「本当に正しいのか?」というと、簡単に誤魔化せてしまうので、何が真実か分かりません。

もちろん会計士がチェックはしてると思いますが、上場企業ほど独立性があり、チェックが厳しい訳ではありません。会計士も商売ですから、クライアントに嫌われて契約を切られると食べられなくなるので、なかなか独立性の担保は難しいでしょう。

つまり、「本当」の数字というのは表に出てきにくいと言っても良いと思います。

その前提で考えれば、信じられるのは自分の直感のみ。代表に直接話を聞くようにして、何を考えているのか・会社の業績はどうか・会社の将来性はどうか、を聞くべきだと考えるのです。

大企業の代表に会うのが難しいのは理解できます。ソフトバンク孫さん、ファーストリテイリング柳井さんに簡単に会えるなんて思っていません。

ただ、メールをしたり、手紙を送ったりするのはタダです。アクションを取れば、もしかしたら(特に就活生は)面白いやつだと会ってもらえる可能性はあると思います(約1300億円の時価総額、マネックス創業者の松本さんが高校生に会ったという話をブログに書いてあったので、行動次第だなと)。

もし会ってもらえないのであれば、そういう会社だと考えて決断するしかありません。

私の大学の就活説明会で、OB/OG訪問をしろ、企業研究をしろ、という話は出るのですが、「代表に会いに行け」という話を聞いたことは殆どないので書きたくなって書いてしまいました。

自分への将来のメモでもありますが、他の方の参考になれば幸いです。


おしまい

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