#20 自分を許容してあげたかった

最近悩んでいて、色々考え込んでしまっていた。

ある程度意思は固まっていたのに、なかなか言葉にできなかったんだけど…この記事を読んで、自分の中でストンと落ちるものがあったので、ここに書こうかなと思う。

今まさに仕事も、私生活も、やりたいことも、全てにさまよっている私がいて、最近久々に会った人には『雰囲気変わったね』と言われるほどには覇気がない。

この3ヶ月くらい、人生で一番のモヤモヤ期を向かえていて、ずっと考えているんだけど、このnoteを読んでそんな現状の答えを見つけた気がした。

すぐ役立つようなことばかりしていて、好奇心が痩せ細っていく感覚。誰かに相談することもできず、どうしたらいいかよく分からない焦りを抱えたまま過ごしていた。「〜した方がいい」「〜しないといけない」という言葉ばかり言うようになり、いつの間にか自分は何がしたいのかよく分からなくなっていた。

今まで好奇心でやってきたことを仕事にできていたり、仕事じゃなくてももっと上達したいという理由が『これからの人生役に立つから』になっていて、キャリア形成ばっかりの毎日。

そんな中、息の詰まるのような毎日を唐突に迎えた。
これまで８年間社会人をしてきて、こんなに息苦しくなったことはなかったから戸惑ったし、やる気が起きないのは自分の怠惰だと思った。

やりたいことを仕事や役に立つことにしようと思うからこそ、いっときも頑張っていない時間を作ってちゃダメなんだという思考になっていて…でも、頑張り方がわからなかったり周りと比べてしまって「自分なんて…」と勝手に落ち込んだりする。

使えない人間だと思われることが本当に嫌で、周りと自分をずっと比べていた。だから、生活をしている時間が正直もったいなかった。

これは昔からそうだった。
学校に通っていて、勉強は平均点でも何も思わなかったのに、バイト先で仕事ができないと思われるのは本気で嫌だった。

高卒で社会人になって、その思いはもっと強くなった。

大卒がなんだ、高卒だってやっていける。
大学に行けないだけで人生左右されてたまるか。

という負けん気の気持ちと

誰かに必要とされたい

という少し弱い私がこのプライドを作り上げていった。

現状を打破したいのに
逃げることが嫌で現状を打破できない

『向かない仕事もあるし、向かない趣味だってあるんだから、そんな状態になるくらいならもっと楽しく生きれることをしなよ』
って母や相談した友人は言ってくれるんだけど、それでもできない自分を許せない私がいる。

向かないなんて思いたくなくて…でも、どうしても頑張れなくて。
毎日涙がでる日々が続いて、流石に自分でもやばいなと思った。

プライドを守るより、自分の心を守らないと…
プライドは叩き割ってなんぼ、心は割れたら元には戻らない。
そこまで判断できる今のうちに、現状打破しようと決意して、2月には仕事を辞める。

次の仕事は決まっていない。
何をしたいかも、まだわからないから。

一見なんの意味もないような、でも意味のある時間を疎かにしていたんだなと今はちゃんと気づけたから、少しづつ、少しづつ自分を取り戻していこうと思います。

たくさん相談に乗ってくれたお母さんと、友達、同業種の仲間たち…
本当にありがとう。
次会うときはいつもの私で会えますように。