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岡本太郎 生誕110年に寄せて

私は、刺激的出会いのあるお店
「ヴィレッジバンガード」(本&雑貨)
へときどき行っていた。

一般の本屋さんでは見かけないような
面白い物が見つかるから。

ジブリジャズのCD、ファッション塗り絵、
岡本太郎の「自分の中に毒を持て!」
タイトルのインパクトに惹かれて手に
取ってみた。

ストレートで歯切れの良い文章が
すっと入ってきた。
そして、彼の創作物を理解するには
太郎さんの考え方を知らないと
十分理解することはできないと感じた。

それを機に数冊買って読んだ。
岡本太郎は画家であり彫刻家でありエッ
セイストであり、何よりも思想家であ
ったのだなと思った。
 
青山にある「岡本太郎記念館」に行くと
太郎さんのパワーが伝わってくる。
川崎の「岡本太郎美術館」は昔1度だけ
行ったが、連れられて行ったし未だ
よく理解していなかったのであまり
記憶には残っていない。

2021年の今年は、生誕110年だそうで
TVでも岡本太郎美術館が取り上げられて
いる。
行きたい♪

岡本太郎は明晰な思考の人でもあった。
だからこそ、「どんなに深い思想でも、
平たい言葉で明快に説明できる筈」と、
不遜にも言い放ったし、それを実践し
てみせた。深い思想をひらたい言葉で
あきらかに説明すること。

これは、できそうで簡単にはいかない。
どうしても長々と説明したくなるのが
一般的だから。
難しいことを難しいまま述べるなら
誰でもできる。
それを噛み砕いてさも簡単そうに言う
のは、分析力のある思想家だからでは?


大阪万博の時に創作した「太陽の塔」。
内部にある【生命の樹】を観てみたい
です。


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