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ダメなときほど「言葉」を磨こう/萩本欽一

(萩本欽一さんは、1941年生まれ。
『コント55号』というコンビ名で活躍した
コメディアン。故坂上二郎さんとのコンビで、70~80年代に
大活躍し【視聴率100%男】の異名を取りました。
2015年、74歳で駒澤大学仏教学部に入学。)

コント55号は、当時TVでいつも見かけていた気がします。
内容を考えるのは欽ちゃんで、二郎さんは体を張って
どつかれる役、時には激しく、、、。

私はなんとなく「年上の次郎さんばかり体を張っていて
大丈夫なのかな?」などと感じていました。

図書館で出会った表題の文庫本を借りて読みました。
当時の私が抱いていたもやっと感が、消えていきました。

以下に抜粋して目次をご紹介します。

*はじめに
僕はこれまでコメディアンとして沢山の舞台に立ち、
様々な番組をつくってきました。
良い時もあったし、なにをしてもダメなときもありました。
そんな中で、僕なりの「運」の法則を見つけたのです。
それはとてもシンプルな考え方で、
どん底のときには大きな運がたまり、反対に
絶頂のときは不運の種がまかれている

というものです。
それと同じくらい大事にしてきたもの、それが
「言葉」です。
人生は、言葉の積み重ねです。その都度、どんな
言葉を話すかで、終着点も大きく変わると思います。
○第一章
どんな逆境も言葉の力で切り抜けられる
○第二章
子育てこそ言葉が命
○第三章
辛い経験が優しい言葉を生む
○第四章
仕事が上手くいくかは言葉次第!
○第五章
言葉を大切にしない社会には大きな災いがやってくる
○第六章
言葉の選び方で人生の終着点は多きく変わる

言葉は、「刃」にもなりますよね。
若き日の私は、感じたままを言葉に出して
それで多くの方を傷つけてきたことでしょう。

人生経験が未熟な頃は、自分のことだけで精一杯の
自己中です。
でも今は、「言葉って本当に大切だな」と思います。

『言霊』という言葉があります。
声=音は波動、なので聞いた相手の〈体と心〉に影響します。

最近私は、以前はスルーしていた夫の何気なく言った
言葉に対して【今の言い方「マイナス言葉」だから
使わないで。】と伝えるようにしています。

互いに、嫌だなと感じる「言葉」は 使わないように
気をつけたいと思っています。
たった数ミリでも、積もり続けていくと
取り除きずらくなってしまいますから。

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